【プレゼント有】『王立王子学園 vol.9 かえるの王子様』鈴村健一、緑川光、石田彰インタビュー

By, 2012年12月7日



2人っきりもみんなと一緒にも両方聞けるデュアル乙女CD『王立王子学園』シリーズの最終巻となる『王立王子学園 vol.9 かえるの王子様』の収録インタビュー公開!


――収録のご感想

かえるの王子様【神崎薫】役 鈴村さん:ついに回ってきたお当番回ということで、台本をいただいた時にやっぱり喋るよな~と思い、かなりの分量で面食らいましたが、なんとか無事終わってよかったです。

アラジンと魔法のランプの王子様【月城仁】役 緑川さん:CD巻末のフリートークでも言ったんですが、『アラジンと魔法のランプの王子様』で仁が主人公と恋人になった経緯があったから、今回の主人公の仲間的なポジションは、ちょっと寂しくて、軽くしょんぼりしながらやらせていただきました(笑)。自分のお当番の回はあったんですけれど、それもだいぶ前だな……と思うと、『白鳥の湖の王子様』の時よりは減っているものの、正直寂しかったです。

白鳥の湖の王子様【白鳥奏】役 石田さん:他のお二方が素晴らしいので、すごくテンポ良く終わりました(笑)。この『王立王子学園』のシリーズで、友達3人それぞれのメイン回が出揃ったということで、「お、やっとこれでみんな対等になったな」と思いました。

――神崎薫というキャラクターについてのご感想

鈴村さん:非常に若々しくていいんじゃないでしょうか(笑)。子供はこうあって欲しい、という感じの子供っぽさ。先輩との恋愛でしたから、幼くて可愛らしいのも、先輩が姉さん女房ぶれていいんじゃないでしょうか。演じている僕は38歳ですけど(笑)

緑川さん:個人的には、前の2人より好きですね。わかりやすいじゃないですか。他の2人はちょっと面倒くさいんで(笑)。年齢的に面倒くさいキャラクターと一緒にいるのはしんどいなと思うようになってきたので、彼はちょっといじるだけでも結構面白い反応をしそうなので、3人の中では一番好印象ですね。

石田さん:賑やかでいい子じゃないかと思います。ちょっと子供っぽいと言えば子供っぽいんでしょうけれど、クラス何十人といれば色んな人がいますからね。その彼と奏が友達だというのがちょっと不思議な感じはしますけれど、いいキャラクターだと思います。

 

――神崎薫・月城仁・白鳥奏の中で、実際に友達にするなら誰がいいですか?

鈴村さん:え~、どれもクセが強すぎるな(笑)。(――月城役の緑川さん、白鳥役の石田さんは、薫を選びました)マジで? 一番いやだな(笑)。すごいバカなんだもん。僕が友達になれるかどうかの基準は、酒が一緒にのめるかなんで、キャラクターは皆さんまだ若いから、いずれ大人になったら一緒に飲めそうな子は……いる? 女子は好きかも知れないけど、男子はあまり好きじゃないんじゃないかな、あの子達(笑)。女性のファンタジーで描かれているので、たぶん近くにいたらあんまり仲良くなれないですね、3人とも。女の子にもてない人生だったので、もてる人には何かがあって、その彼らと相容れないなにかが僕の中にあるんですよ(笑)。もてる人達が悪いんじゃなくて、僕が悪い(笑)。単純に言えばたぶん妬みなんでしょうね、「もててうらやましいな」って。一緒に酒は飲めないと思うので、「いいな、あいつら」って言いながら端っこの席で焼酎でも飲んでます(笑)

緑川さん:実際となると、薫も嫌です(笑)。嘘が顔に出やすいから。楽しそうなのかと思いきや、「顔に出てるよ」ってなると、ちょっと気まずくなることもありそうですよね。でも、誰か選ばなきゃいけないんだったら薫にします(笑)。

石田さん:薫君ですかね。他の2人はちょっと、なんか問題が多そうなので(笑)。ただ自分がやったからというわけではないですが、白鳥奏も本質がわかっていれば、付き合いやすいと思います。

――思い出・印象に残っている昔話や童話はありますか?

鈴村さん:『あかたろう』ですね。みんな、知らないでしょう。「昔々おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんはあまり風呂に入らないおじいさんでした。おばあさんが風呂に入れと言いまして、仕方なく風呂に入りました。そしたらなんということでしょう。おじいさんの体から取れた垢達が、一つに集まって人の形になったじゃないですか。そいつが子供のいないおじいさんおばあさん、たいそう気に入りまして、あかたろうという名前を付けて育てました。」というとんでもない昔話があるんですけど、僕はこの話がすごい好きだった覚えがありますね、子供の時。垢もムダにしない、勿体ない精神の日本ならではの作品だと思っているので、これからも推奨していきたいと思います。『あかたろう』もシリーズに出てきたらどうでしょう? 「あいつ、臭い」みたいな(笑)。ぜひ新キャラで出してあげて下さい。

緑川さん:『一寸法師』。「うちでのこづち」が欲しかったです。あれ、別に身体を大きくするだけじゃないですよね? なんでも叶うんじゃかなったですっけ? え、おっきくするだけ? そんな偏った? なんか願いが叶えられるなら、じゃあ一寸法師が「大きくして」って言うんじゃなくて? この時点で僕は「うちでのこづち」はなんでも願いを叶えてくれるんじゃないかなと思っているので、『一寸法師』(笑)。実際は違ったらごめんなさい。

石田さん:特に好きなおとぎ話というんじゃないですけど、代表的なところで『かぐや姫』です。最初に接したのがいつかとか、最初に聞いた時の印象はもう残ってないですが、ぱっと頭に浮かぶタイトルの順位としては高い方で、『浦島太郎』なんかよりは断然早く思い出しますね。

――リスナーさんへのメッセージ

鈴村さん:今まで出てきたキャラクターが、いよいよ3人共メイン回を迎えることになって、僕も達成感を感じているところです。皆さんもぜひまとめて3本聴いていただければと思います。今後の展開ですが、『あかたろう』が出てくることが決まりましたので、『垢の王子様』がたぶん出てくると思います(笑)。ここから先は次のシリーズに委ねます。次の『垢の王子様』を演じる方、頑張って下さい。皆さんも『垢の王子様』が出られるように、応援してあげて下さい。それでは、さようなら。

緑川さん:こういった持ち回りで自分がやっているキャラクターの、ヒロインに対するポジションが変わる作品も珍しかったので、とても興味深くやらせていただきました。普通だったら友達にならなそうな3人なんですが、意外と深いところで繋がっているのは、見ていて楽しかったです。出来たら1作品だけじゃなくてみんな聴いていただけると、より自分のお気に入りのキャラクターが、こういう面も持っているんだというのがわかって楽しいと思いますので、全て聴いていただけると嬉しいです。

石田さん:これで3人出揃いますので、ぜひお聴き下さい。『かえるの王子様』、絶賛発売になります。よろしくお願いします。

<photo・text/添田由美>

【商品情報】

タイトル:王立王子学園 vol.9 かえるの王子様
キャスト:
「かえるの王子様」神崎薫役 鈴村健一
「アラジンと魔法のランプの王子様」月城仁役 緑川光
「白鳥の湖の王子様」白鳥奏役 石田彰
レーベル:R45°project
価格:税込2,625円(税抜2,500円)
発売日:2013年1月15日
品番:R45P-0013
JANコード:4560317787132
企画/発売:創作工房/ダイスエンターテイメント

『王立王子学園』公式サイト http://www.rpgakuen.com/


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