【プレゼントあり】『王立王子学園 vol.5 人魚姫の王子様』谷山紀章・寺島拓篤・森川智之インタビュー

By, 2012年4月13日



乙女系ドラマCD『王立王子学園』、第2シリーズ2枚目の『王立王子学園 vol.5 人魚姫の王子様』から、谷山紀章さん、寺島拓篤さん、森川智之さんにコメントをいただきました。


――収録のご感想をお願いします

谷山さん:谷山です。ほぼ僕が喋ってました。このシリーズはセリフ量がかなり極端に振り分けされていて、お当番の人には、物語そのものがとことんまで圧し掛かってくるので、非常にプレッシャーを感じる中、僕はテンポと持ち前のガッツで……(笑)
寺島さん:ガッツ!? 持ち前のガッツ!?(笑)
谷山さん:拓海君とリンクすることもできましてね、ちゃんと演じきることができて、非常に健やかで爽やかな気分に包まれています。これが率直な感想ですね。

寺島さん:寺島でございます。そんな爽やかで健やかな谷山さんの姿を、すごいなと思いながらずっと見ていました。僕もこれをやったんだなと思うと、次は森川さんが楽しみな気持ちが(笑)
谷山さん:そうだね。(セリフを)噛み倒せば面白いね(笑)
寺島さん:今回静の時とはモチーフにしている物語が違うので、全然違うテイスト、キャラクター性で楽しめるんじゃないかなと思います。
谷山さん:うん。良いこと言った。

森川さん:お茶を飲む暇もなく終わってしまいました(笑)。収録の感想は、今回はそこそこな出番だったので、拓海のあたふた振りを聴きつつ楽しく収録できました。

――もしご自身が童話『人魚姫』の人魚姫だったら?

谷山さん:え~? ババアに……。
寺島さん:ババアって言わない(笑)
谷山さん:「人間にしてあげる代わりに泡になってしまうんだよ~」って言われて薬を渡される。だからそれを飲まなければずっと人魚のまま王子様と会うことができた。
寺島さん:そういうことでしょうね。ただそれで幸せになれるかどうか。
谷山さん:切ない、儚い。だったらオレ、人魚界でイケメン探す。
寺島さん:まあそうなりますよね。
谷山さん:諦めるよ、そんなの。「オレにはオレの人生があるんだ」って言って。
寺島さん:そうそう。「遠くのバラより近くのタンポポ」って。
谷山さん:遠距離恋愛の絶対上手く行かない説を説く、寺島正に説く、みたいな(笑)
寺島さん:(笑)
谷山さん:俺は人魚界でよろしくやってますよ。てらしーはどうですか?

寺島さん:浸っちゃうんじゃないかな、そのドラマ性に。
谷山さん:(笑)。ナルシシズムみたいな?
寺島さん:そう。「悲劇のヒロインじゃない、私?」って。
谷山さん:ヒロイズム。いいね。
寺島さん:で、たぶん通説通りの物語になると思います。抗えない。
谷山さん:ぱっくり分かれましたね。

森川さん:寺島は理に適った答えをしてますね。僕は谷山寄りなんで、いい男を海で見つけます。貴方は魚になりたいですか? 人間がいいですよね。たぶん魚も魚がいいと思うんです。魚は人間にはなりたくないと思うので、種の保存のため、別の種にはならないようにします(笑)

――これまでに読んだ童話や絵本で、印象に残っているものは?

谷山さん:ペロー作『長靴をはいた猫』。あれはいいですね。すっごい好きです。あの猫すごい好き。20年くらい前にアニメの『グリム名作劇場』で『長靴をはいた猫』があって、猫の声を永井一郎さんが当てていらっしゃたんですよ。その『長靴をはいた猫』だけ明らかにクオリティが違うんですよ、画の。
寺島さん:へ~。
谷山さん:そういうのもあって、「うわ~いいな」ってすごい焼きついてて。好きな童話はいっぱいありますけど、『長靴をはいた猫』が印象に残ってます。猫の強かで最終的に貧乏な三男のご主人様を王子様にまで仕立て上げる、詐欺師的な手法!
寺島さん:すごいですよね。
谷山さん:なんて素晴らしいんだろうと、心に深く刻まれています。

寺島さん:僕は『泣いた赤鬼』が。童話の世界において、普段は悪者である鬼を良いものとして捉える衝撃。
谷山さん:なるほど。発想の転換ね。
寺島さん:そうなんですよ。ものの見方の違いというのをまざまざと見せつけられたのが『泣いた赤鬼』で、「ああ、人それぞれなんだな」「相手側にも立場があるんだな」というのが子供心にじーんときました。
谷山さん:「真面目か」って突っ込んでいいですか。
寺島さん:(笑)
谷山さん:すごくコントラスト分かれる。オレは詐欺師的な手法がとか言ってるし。
寺島さん:全然違いましたね。

森川さん:子供の頃の一番好きだったのが、『赤ずきん』。家にあったんですよ。で、事あるごとに読んでました。そういえば百科事典みたいな童話全集が家にいっぱいありました。今思えばちゃんと読んでおけば良かった。字が多くてちょっと大人っぽい感じだったんで(笑)。やっぱり挿絵で楽しい方が(笑)

――プールや海に関する想い出は?

谷山さん:子供の頃プールに行ったら、プールの脇で女の子がお母さんに着替えさせてもらっている時に、局部を見てしまったんですよ。
寺島さん:あら(笑)
谷山さん:その時ものすごい、何か例えようのない熱いものが込み上げてくるのを感じて、それが忘れられないです。
寺島さん:(笑)。それは最早目覚めじゃないですか(笑)
谷山さん:目覚めだったのかも知れないですね。「すっげー」みたいな。よくわかってないんだけれど、そう思いました。後は、ガキの頃はよく保護者と一緒に着替えるじゃないですか、男子は。更衣室みたいなところで脱ぐんだけれど、他の家のお父ちゃんは腰にタオルを巻いて、見えないようにして着替えるんだけれど、うちのお父ちゃんは隠さずに着替えていたというのが恥ずかしくて。でもその当時は誇らしかったですね、「うちの父ちゃんすげー!」みたいな(笑)
寺島さん:「みんな隠してるのに、出すぜ!」(笑)
谷山さん:「見て! この思い切りの良さ!」(笑)
寺島さん:「見て見て、みんな」みたいな。
谷山さん:誇らしかったんですけど、今となっては恥ずかしい。
寺島さん:(笑)
谷山さん:どっちもシモに纏わる話で恐縮なんですけどね。

寺島さん:僕はですね、スクール水着って密着するじゃないですか。
谷山さん:うん。
寺島さん:なぜかわからないんですけど、女子が胸のところに空気を入れて、ぷーって膨らませて。
谷山さん:やってたね。
寺島さん:あれを見て、「うわ、うわわっ」と思って(笑)。目覚めでしたね。
谷山さん:やっぱり目覚めだ。プールはね、男子にとっては目覚めの場なんですよ。目覚めの社交場と言ってもいい!
寺島さん:(爆笑)

森川さん:僕、プールの監視員のバイトしてたんですよ。黄色い帽子被って、日焼けで真っ黒でした。だからプールはバイトの場所、海は遊びに行くという感じですね。シーズンオフになったプールの、切ない感じが大好きです。夏はあんなに輝いていたのに、なんか緑色の藻が生えてきたり、アメンボがスイスイ泳いでいたり。シーズンオフのプール見た時、「汚い、こんなところで夏に泳いでたんだ」と思うと、汚い感じがするけれど、でも切ない感じがして、とっても好きなんですよね。

――リスナーさんへのメッセージ

谷山さん:主人公にリスナーの女性を想定した聴かせものだと思うので、ちょっとだけ浸っていたいて、拓海という役を可愛げがあるなとか思っていただければ。擬似恋愛もそうですけれど、いろんな楽しみ方ができるので、面白がっていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

寺島さん:人魚姫がモチーフということで悲しくも儚い物語が本家ではございますが、今回ナミーはユーザーの皆様と一緒に幸せになることができました。ぜひぜひこの幸せな気持ちを、何度も何度も楽しんでいただいて、次の王子様を待っていただければなと思います。

森川さん:今回はナミーが主役なので、龍之介はちょっと冷やかしな感じで出ていますが、いつも通りの龍之介なので、期待を裏切らないドラマになっていると思います。たっぷりと笑ってあげて下さい。よろしくお願いします。


<photo・text/添田由美>

【商品情報】
タイトル:王立王子学園 vol.5 人魚姫の王子様
キャスト:
「人魚姫の王子様」浪川拓海役 谷山紀章/「いばら姫の王子様」荊木 静役 寺島拓篤
「美女と野獣の王子様」柳生龍之介役 森川智之
レーベル:R45°project
価格:税込2,625円(税抜2,500円)
発売日:2012年5月15日
品番:R45P-0007
JANコード:4560317787071
企画/発売:創作工房/ダイスクリエイティブ

『王立王子学園』公式サイト http://www.rpgakuen.com/

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【プレゼント】[showafter on=”2012-05-15 00:00″]プレゼントの応募期間が終了しました。ありがとうございました。[/showafter]

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応募締め切り:2012年5月14日(月)23:59必着