【プレゼントあり】『王立王子学園 vol.6 美女と野獣の王子様』森川智之・寺島拓篤・谷山紀章インタビュー

By, 2012年6月16日



左から、谷山紀章さん、森川智之さん、寺島拓篤さん

――収録の感想をお願いします。

森川さん:今まではお囃子程度な立場だったんですが、今回お当番回ということで、改めてキャラの設定を読み返して、しっかり守るべきところは守らないと、と思いながら演じました。たっぷりセリフがあったので、間違えないように、とちらないように頑張ってみました(笑)

谷山さん:僕は前回自分のお当番を終えていたので、今日は多少気持ち的には楽って言ったらあれなんですけどね(笑)。親友のリュウちゃんが恋に悩むのを友として支える部分で、友情を出せればいいなと思いながら収録に臨んでました。

寺島さん:僕は早々にお当番回を終えてしまっていたので、後はお二人の恋愛を見守るだけでした。今回はお当番のヤギューが恋愛に対してすごく抵抗があって、耐性がまったくない男だったのでどういう物語が繰り広げられるのかなと思っていたんですけど、とても素敵なお話になっていたと思います。

――自分に似ていると思う動物、人から似ていると言われる動物は?

谷山さん:森川さん、何年でしたっけ?
森川さん:亥年です。しし年のしし座。
寺島さん:(笑)
谷山さん:しし年ですから、柳生以上に中の人がライオンです。
寺島さん:化身みたいなものですよね。
森川さん:人の皮を被ったライオン。
寺島さん:人間界の獅子です。
谷山さん:どう考えたって獅子ですね。
森川さん:満場一致です。以上です。
寺島さん:(笑)

谷山さん:僕、あの……。
森川さん:悪魔です。
谷山さん:違います(笑)
寺島さん:どういう事ですか(笑)。動物ですよ。
森川さん:動物か(笑)
谷山さん:可愛いところ言わせて。猫! 猫辺り言わせてよ。
寺島さん:(笑)。聞くだけ聞きましょう。
谷山さん:猫かなー。森川さん程じゃないけど、同じ猫科であるというところは踏襲させていただきたいなと。顔はよくトカゲに似てるね、爬虫類系だねとか言われるんですけど(笑)
森川さん:(笑)
谷山さん:自分を動物に例えると……犬じゃないな。犬か猫かって言ったら猫よりかなと自分では思ってます。さあ、てらしー。なんだろうね。

寺島さん:森川さんみたいに「ライオン」って言える人珍しいですよね。
森川さん:そうなの?
寺島さん:大概犬か猫かという分かれ方を。
森川さん:ああ。
寺島さん:僕、なんでしょうね。やるキャラクターは犬っぽいって言われますけど、僕自身は猫っぽいって言われるんで。気分屋だってよく言われます。懐く人にはすっごい懐くけど、懐かない人には興味もまったくない。
谷山さん:そうだね。
寺島さん:そうだねって言われた(笑)
谷山さん:僕もそうなんだよな。
寺島さん:なので、猫らしいです。みんな猫科。

――ご自身がメインの時と、友人の立場の時で、演じ手として何か意識上の違いはありましたか?

森川さん:ありました。今回は主役なんで適当はまずいなと(笑)
谷山さん:(笑)
寺島さん:それはかなり語弊がありますね(笑)
森川さん:適当っていうのは、ちゃんと日本語を調べてもらうと。
谷山さん・寺島さん:そうですね。
森川さん:(前作は)適材適所で作品を盛り上げる形だったんですけど、今回はメインで、聴いている人が主人公なので、そこの部分で上手く噛み合えばいいなというような感じで。メインだと意気込みみたいな部分では違いますね。

谷山さん:やっぱり自分がメインの回は、どうしても聴き手側の皆さんに恋愛を感じさせなければいけないので、そこ意識しますが、そうじゃない今回みたいな場合、特に僕のキャラクターはツッコミですから、もうそれに徹するというかね。賑やかしみたいな。面白い会話のテンポとか、あくまでもストーリーが聴きやすいようにするという面で、(メインの回と)意識が違います。

寺島さん:先輩方の仰る通りなんですが、メインになると立ち位置が真ん中に来るので、それだけ表現しなきゃいけないことも増えてきます。心情の奥深いところまで皆さんにお見せしないといけないですし、そうしないと恋愛もできないので。ですが今回もそうですし、前回のナミーの時もそうだったんですけど、ノリも大事かなと思って、ナミーのツッコミを大事にしながら、柳生と静ちゃんののんびり且つ適当なノリをやらせていただきました。

  

――演じたキャラクターのお気に入りポイントは?

森川さん:強がっているところ。音で聴くととっても元気で、パワフルな感じなんですけど、バックボーンがとっても繊細で、そこのコントラストがいいなあと思っています。

谷山さん:ツッコミが的確なところですね。たぶんテレビバラエティの影響だと思うんですけど、昨今テクニカルになり過ぎて、例えツッコミみたいなのが多い中、ちゃんと王道のツッコミをする辺りがいいですよね。
寺島さん:すごいワイドになりましたね。テレビバラエティにまで言及する(笑)。
谷山さん:そうですね(笑)。僕はそういうの、わりとやっちゃう方なんですけど。そうじゃない的確なツッコミは、キャラクターとしてやりやすいですし、演じ手として味がつけやすいので気に入ってます。

寺島さん:マイペースなところですね。誰にも何も左右されない。自分のテリトリーを大事に守っている。こういう子はいつか大物になるよと思っています。

――友人キャラへのコメントをお願いします。

森川さん:高校時代の親友というのはとってもいいなと。静とナミーのような、本音で付き合える親友というのは、生涯で一人二人だと思うので、龍之介からすると生涯親友でいられる素敵な仲間です。

谷山さん:二人ともナミー目線で見るとツッコミ甲斐があって、本当に異星人みたいな、俗に言う天然の人達だなという風に思いますけどね。計算じゃないんだとしたら、相当すごい素材だと思います。
寺島さん:計算だとしたら嫌な奴ですよね。
谷山さん:やるせないね、計算だとしたら。随分アクロバティックなところから発せられるキャラなので、ナミーがいてこそバランスが保たれている人達なんだろうなと。いいトリオだと思います。

寺島さん:二人に関しては、ああいう気にしてないフリして、実はちゃんと気にしてくれているのが、すごくいいですよね。寧ろ気にしっぱなしの人よりずっと信頼が置ける、いい友達だと思います。

――ご自身が友人にするなら誰?

森川さん:お金の匂いがする人がいいですね。
――みんな王子なのでお金持ちです。
森川さん:みんなお金持ち? みんなと友達になりたいです(笑)
谷山さん・寺島さん:(笑)

谷山さん:ナミーは嫌ですね。キャラ被っちゃうんで。
寺島さん:(笑)
谷山さん:「うわー、こいつ俺と似てるな」「なんだよ、そこ俺が言いたかったのに」みたいな(笑)。友達にするなら、柳生。強いから、絡まれても大丈夫そうな感じですね。
森川さん:手術失敗しちゃうかもしれないけどね(笑)
谷山さん:(笑)
寺島さん:その可能性は……(笑)
谷山さん:絡まれても大丈夫です!

寺島さん:僕は逆に、友達にするならナミーです。ほっといても突っ込んでくれるから、一緒にいるとすごく楽です。やらなきゃいけないことは、「やれ」と言ってくれて、自分でなにも考えなくても、導いてくれそうなので気が楽です。

――リスナーさんへのメッセージ。

森川さん:これで一区切りということで、最後に龍之介がメインでした。龍之介のメインはどんなのかなって不安な方もいたと思いますが、とっても素敵なドラマになってますので、ぜひ楽しみに完成を待っていて下さい。

谷山さん:これでようやく三人のストーリーが出揃ったので、前の二作品を引っ張り出して、合わせて聴いていただけると、色んなキャラクターのコントラストが出て、より楽しめると思います。三作品出揃って、ほっとしています。今後も続くみたいなので、このシリーズを末永く応援していただければ嬉しいです。

寺島さん:この作品はキャラクター一人一人が順番に恋愛していくオムニバス形式になっているので、前作で同級生だった子達がこの三年生編にうっすら出ていて、きっと僕らも次の下級生編にちらっと影を見せるんだろうなと思うと、楽しみで仕方ないです。恋愛している時も、恋愛していない時も、キャラクターの色んな面を見て、何度も何度も楽しんでいただけると幸いです。とりあえず龍之介編を楽しく聴いて下さい。

<photo・text/添田由美>

【商品情報】
タイトル:王立王子学園 vol.6 美女と野獣の王子様
キャスト:
「美女と野獣の王子様」柳生龍之介役 森川智之/「いばら姫の王子様」荊木 静役 寺島拓篤
「人魚姫の王子様」浪川拓海役 谷山紀章
レーベル:R45°project
価格:税込2,625円(税抜2,500円)
発売日:2012年7月15日
品番:R45P-0008
JANコード:4560317787088
企画/発売:創作工房/ダイスクリエイティブ

『王立王子学園』公式サイト http://www.rpgakuen.com/


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【プレゼント】[showafter on=”2012-07-15 00:00″] ※プレゼントの応募期間が終了しました。ありがとうございました。[/showafter]

森川智之さん、寺島拓篤さん、谷山紀章さんの寄せ書きサイン色紙を抽選で3名の方にプレゼントします。

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応募締め切り:2012年7月14日(土)23:59必着