『王立王子学園 vol.4 いばら姫の王子様』寺島拓篤・谷山紀章・森川智之インタビュー

By, 2012年2月13日



第1シリーズ『シンデレラの王子様』『白雪姫の王子様』『親指姫の王子様』に続く、第2シリーズのリリースが決定した乙女系ドラマCD『王立王子学園』。
第2シリーズ1枚目となる『王立王子学園 vol.4 いばら姫の王子様』収録後に、「いばら姫の王子様」荊木 静役 寺島拓篤さん、「人魚姫の王子様」浪川拓海役 谷山紀章さん、「美女と野獣の王子様」柳生龍之介役 森川智之さんへインタビューを行いました。

  

――収録、演じられたキャラクターのご感想をお願いします。

寺島さん:荊木静役の寺島拓篤です。今回の作品は皆さんに語りかけるような内容にはなっているんですが、そんな中にナミーとヤギューとの友情関係があって、本当にその感じが楽しかったです。やっていて心が温かくなるのが作品から伝わってきたので、とてもいい気持ちでやらせていただきました。荊木静はすごくテンションが低くて、心が冷たいキャラなんですが、「実はそうでもないんじゃないかな?」というのが節々にあります。どうなるかは最後まで聴いていただければわかると思いますが、とっても良い子です!

森川さん:森川智之です。柳生をやらせていただきました。学園物で声優陣3人ということでチームワーク良く収録できました。なんかホワンと収録した感じで。
谷山さん:それはありますね。
森川さん:いい意味でリラックスして、自分の家のリビングで読み合わせをしているような感じで収録できたのがとっても良かったです。僕がやっている役は体育会系で、ちょっと俺様キャラで高圧的ではあるんですが、高校3年生としての若さの部分や、親友思いの雰囲気が出てたのではないかなと。浪川との凸凹コンビも素敵だと思いました。

谷山さん:浪川役の谷山紀章です。収録は男3人、勝手知ったると言うか全員同じ事務所なんでね(笑)
森川さん:そうですね。
谷山さん:(笑)
寺島さん:「そうですね」って社長が言っちゃいましたけど(笑)
谷山さん:嘘です(笑)。CDドラマでは滞りなくやれるというのが役者のメンタル的に重要で、それができたのがすごく良かったです。何せ学園物だし、1人1人のキャラが立ってるし、でも3人だからそれぞれの個性が絡み合う妙や面白さを出さなきゃいけないんですが、それが結構上手く行ったかなと思います。浪川拓海は、僕と真逆のキャラだったので、どう演じようかなと思っていたんですけど、いざやってみると結構やりやすかった(笑)
寺島さん:(笑)
谷山さん:こういうチャラいと言うかノリのいいキャラも、「俺けっこうできるんだ」という発見があって良かったなと。
森川さん:誰かに突っ込んで欲しいの?
一同:(笑)
谷山さん:突っ込み待ちなところはあります(笑)
森川さん:放置しておこう(笑)
谷山さん:森川さんがどっしり、てらしーが物静かな感じだったので、賑やかし担当というところを意識しました。でもまあ最終的には友達思いで、親友に美味しいところを譲れる優しさを兼ね備えたキャラだったので、ユーザーの諸君は、ほっこりと心温まるような物語にちょっと身を浸して、一緒に面白がってくれれば嬉しいです。

――王子様と言えば?

森川さん:タイツかな……。
谷山さん:タイツ(笑)。確かに。
寺島さん:後はカボチャぱんつ。
森川さん:白タイツ。
谷山さん:バカ王子って感じですね(笑)
寺島さん:でもそっちが浮かんじゃいますよね、やっぱり。
谷山さん:一時期「なんとか王子」って流行りましたよね。
森川さん寺島さん:あったあった。
森川さん:ハンカチ王子。
谷山さん:ハニカミ王子とか。それに掛けて声優界でよく(セリフを)噛む人がいるので「カミカミ王子」というのが。
森川さん:ああ。
寺島さん:けっこう「カミカミ王子」を見かけますね(笑)
森川さん:俺の友達に「おうじこうじ」っていう本名の人がいるんですけど。
一同:(笑)
寺島さん:すごい名前ですね。「U字工○」みたい。
谷山さん:完全にコンビじゃないですか。
森川さん:いやいやいや(笑)。苗字が「おうじ」で名前が「こうじ」です。
寺島さん:親の悪ふざけですよ(笑)
谷山さん:ちょっと韻踏んじゃってますね。
一同:(笑)
谷山さん:王子と言うと色んなイメージがありますが、タイツですね!
寺島さん:白タイツです。満場一致でした。

――お気に入りのお昼寝スポットや、眠るのにオススメの場所はありますか?

寺島さん:電車の中で寝るのが好きです。
森川さん:いいよね。
寺島さん:奇跡の睡眠効果です。

森川さん:僕はスタジオですね。
一同:(笑)
――ロビーとブース、どちらですか?
森川さん:ブースの中です。
谷山さん:何スタジオが一番寝やすいですか?
森川さん:一番うとうとしちゃうのがね、○×△。
谷山・寺島さん:(笑)
森川さん:○×△ではよく、本番中「森川さん、森川さん」と起こされる。
谷山さん:ディレクターによるんですよね。あのディレクターかな、寝ちゃうの(笑)
森川さん:スタジオの緊張感で眠くなってしまう。
寺島さん:すごいですね。
谷山さん:大物なんですよ。根っから。
森川さん:緊張しすぎると眠くなるじゃない?
寺島さん:逃げ道みたいな?
谷山さん:根っから大物感が漂っているんです、森川さん。

谷山さん:東横線沿線に住んでいた時、渋谷から綱島まで乗っていて、ぱっと目が覚めたら田園調布ぐらいだったんですよ、まだ。で、「まだだな~」って思っていたら、風景が逆に流れてて、「あ、1回桜木町まで行って折り返したんだ。誰か起こしてくれよ」。
寺島さん:(笑)
森川さん:あれ、30分くらいだもんね。
谷山さん:そうなんですよ。電車は爆睡と言うか深い眠りにつけるなと思いつつ。
森川さん:ちなみに東横線の車内音はね、結構寝れる音。
寺島さん:危険ですね(笑)
森川さん:「ふぅ~~~っ」って走るですよ。音が。
谷山さん:本当にそうでしたね(笑)
森川さん:寝ちゃうんですよ、東横線。
谷山さん:すっげえ眠りやすい。東横線が一番眠りやすい。東横線がやばいです。

――リスナーさんへのメッセージをお願いします。

寺島さん:今回登場するのは、いばら姫の王子でございます。いばらがどういう風に絡みついて、どういう物語が紡がれているのか、皆さんのお耳で確かめていただきたいです。とてもキュンキュンしつつ、3人の絡みにほっこりする部分もありつつ、色んな意味で胸が温かくなる作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていて下さい。

森川さん:(寺島さんと)重なりますが、本当にほんわかして、ちょっと心温まって、少し気持ちが豊かになったり余裕が出てくる、そんな友情があります。人を思う気持ちが今回のドラマCDのテーマとして入っていると思いますので、その辺を楽しんで下さい。

谷山さん:主人公は君だ! 「君も物語の主役になってみないかい」です。

  

<photo・text/添田由美>

【商品情報】
タイトル:王立王子学園 vol.4 いばら姫の王子様
キャスト:
「いばら姫の王子様」荊木 静役 寺島拓篤/「人魚姫の王子様」浪川拓海役 谷山紀章
「美女と野獣の王子様」柳生龍之介役 森川智之
レーベル:R45°project
価格:税込2,625円(税抜2,500円)
発売日:2012年3月15日
品番:R45P-0006
JANコード:4560317787064

『王立王子学園』公式サイト http://www.rpgakuen.com/

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