2012年9月15日発売の『王立王子学園 vol.7 アラジンと魔法のランプの王子様』から、「アラジンと魔法のランプの王子様」月城仁役の緑川光さん、「白鳥の湖の王子様」白鳥奏役の石田彰さん、「カエルの王子様」神崎薫役の鈴村健一さんのインタビューをお届けします!
緑川さん:セリフが読みやすかったです。普段台本チェックしていると、このセリフはどこで切ったらいいのかな? と相性の悪いものもあるので。今色々抱えていたんですが、(『王立王子学園』の)台本をいただいてチェックしていた時、すごく読みやすいって思ったのが一番印象的でしたね。実際に声を出してみてもやりやすかったし、とても助かりました。
石田さん:『王立王子学園~アラジンと魔法のランプの王子様』ということで、もっと王子様っぽいキャラクターが全面に押し出されるのかなと思っていたら、普通の学生ものの方にかなり振ってありました。今回は緑川くんが演じている月城仁がメインになって、先輩との恋をどう展開させていくかというお話でした。僕の演じる役は、憎まれ口も叩くけど、クラスメイトだし多少は気にしているというポジションで、丁度良い感じに喋らせていただきました。この先自分の番が回ってくるのかな、その時どうしよう、とちょっと考えましたけど、それはまだ先のことなので今日のところは考えずおこうと思って収録に望みました。
鈴村さん:この間聞いたんですけど、緑川さんみたいな声の人をグリリバ声って言うんですよね? そのグリリバ声の緑川さん、元祖グリリバ声の緑川さんと一緒に収録できなくてすごく残念ではありましたけれど、思いは届いているはずです。過去何度も聴いてきたグリリバ声と、ストーン……ストーン、田んぼってなんだろうねえ? 石田さんの声を頭の中で想像しながらやったので、きっと僕の思いがお二人に届いていると思います。
――「月城仁」というキャラクターについてのご感想
緑川さん:ものすごいスピードで色々悟ってしまったが故に、あんな感じになってしまいましたが、逆に可哀想だなという気もします。傍にいる女性陣は大人っぽくてかっこいいって思うかもしれないけど、それは本人的にあくまでもポーズであって、実際にこうなりたかったということでもないので、ちょっと哀愁漂ってる感じはしますね。でも、そういう背伸びしてるのがかっこよく見えたりするんじゃないですか? これぐらいの時って。
石田さん:最初は、学園の純白のマドンナを自分色に染めてやったら面白かろうという、高校生にあるまじきとんでもないプレイボーイっぷりを発揮しようとしてくれて、「なんたる不埒な」とちょっと思いましたね。「高校生だろ、お前は」と。今時の高校生はこんなものなんですかね……。自分が高校生だったのはかなり昔なので、時代もだいぶ変わっているでしょうし、高校生の現状をよくわからないんですけど、すごいなって思いました。「付き合う女を俺色に染めてやるぜ!」なんていうのは、けしからんというより、そういう発想自体(学生時代は)してなかったと思いますよ。こういう考えをする人自体が稀というか、なんかとんがった人でしょう? すごいですよね。
鈴村さん:皆さんの期待を一手に受けた、決してぶれることのないドSキャラクターです。いいと思います、ドS。これも初めて教えてもらったんですけど、「壁ドン」という言葉があるらしく、どうやらドSの人は「壁ドン」をやると伺ったので、グリリバ声は「壁ドン」が似合うんだろうな、と想像していました。これからも壁をドンドンやってですね、建て壊しの建築物とかをどんどん壊してもらいたい、そんな仁でいて欲しいなと思っています。
緑川さん:自分が恋愛感情を抱く相手は同級生です。あんまり年上の人や年下の人とは、なかったですね。年上の人だとそんなに交流がないからかも知れないですけど。ただ、憧れとして年上の人をいいなって思うことはあります。僕は長男なので、お姉さんとかお兄さんがいたら色々面倒見てもらったり、甘えたいなって意識はすごくあるんですよね。「お兄さんだからしっかりしなさい」って言われて育ってきたので。だから、お兄ちゃんもいたらいいと思うけど、お姉ちゃんは下の子を面倒見てくれて、プラス異性だから甘えられそうかなと思います。「ほんとダメねえ」みたいな感じで(笑)。そういうのはやっぱりいいなって思ったりしますけど、恋愛は一回もないかも知れないですね、年上の人。憧れてるのにチャンスに恵まれず(笑)
石田さん:他の学年の人と接触する機会がなかったから、クラスメイトですね。『王立王子学園』みたいに、学年によって校舎が分かれているなんてことはないんですけど、教室の階が一つ違うだけで、そんなに知らないですし。学校に女生徒が一人だけだったら、そりゃあ目立ってみんなの注目を集めるでしょうけど、普通に教室の中に女の子がいましたから。
鈴村さん:昔から言ってるんですけど、学生時代に興味があったのが『ストリー○ファイターⅡ』しかなかったので、春麗ですね。春麗はインターポールの刑事ですから、先輩だと思います。あの時の僕は春麗が好きでした。
――リスナーさんへのメッセージ
緑川さん:どういう風に捉えていただけるのかわからないんですけど、こういう少し冷たい感じで接してもらえるのが堪らないという人には、きっと喜んでもらえるかなと思います。ただ冷たいだけじゃなく、後ろに抱えた問題とかもあって、母性本能がキュンキュンするんじゃないかなって、母性本能は持っていないけど想像で言ってみました(笑)
石田さん:皆さん、今回の主人公、月城仁は「付き合ったら俺好みの女になれ」というタイプです。で、自分好みの女にする為に、ただ「なれ」って言うだけじゃなくて、こうしろああしろと言う人なので、恋愛というのはご奉公である、滅私奉公こそが恋愛の真髄だと思っている人にはすごくお仕えし甲斐のあるキャラクターだと思います。そういうタイプの貴方にうってつけのお話だと思いますので、是非お聴き逃しのないようにして下さい。よろしくお願いします。
鈴村さん:先程からちょいちょい言っているかも知れませんが、これは「グリリバCD」ですから。僕はもう添え物として、添え物なりに輝いています。ハンバーグで言うとニンジンなんですけど、ニンジンにだって照りはあるんですよね。その、神崎薫の照り感みたいなものを感じつつも、やっぱりメインであるハンバーグことグリリバ声の緑川さんを、仁を楽しんでいただきたいなと思っております。アデュー!
<photo・text/添田由美>
【商品情報】
タイトル:王立王子学園 vol.7 アラジンと魔法のランプの王子様
キャスト:
「アラジンと魔法のランプの王子様」月城仁役 緑川光/「白鳥の湖の王子様」白鳥奏役 石田彰
「カエルの王子様」神崎薫役 鈴村健一
レーベル:R45°project
価格:税込2,625円(税抜2,500円)
発売日:2012年9月15日
品番:R45P-0010
JANコード:4560317787101
企画/発売:創作工房/ダイスクリエイティブ
『王立王子学園』公式サイト http://www.rpgakuen.com/
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【プレゼント】 ※受付は終了しました。
緑川光さん、石田彰さん、鈴村健一さんの寄せ書きサイン色紙を抽選で3名の方にプレゼントします。 ご希望の方は、「アラジン」(他のプレゼントも同様の募集方法をしているため、ご希望プレゼントを判別させていただきます)の後に1. お名前、2. 郵便番号・ご住所、3. お電話番号、4. 性別、5. 年齢、6. ご応募の理由を『れポたま!』公式ツイッター@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローしていただいた上でDM(ダイレクトメール。お互いにフォローしている場合に使用可能な機能)にてお送りください。 ※サイン色紙には、表面に当選者のお名前、裏面にお名前、ご住所、お電話番号を記載させていただきます。予めご了承下さい。 応募締め切り:2012年9月14日(金)23:59必着 |