「札幌ラーメン」は誰から教わった?『生☆声優グランプリV』第四回終了後 上坂すみれインタビュー!

By, 2012年5月23日



下田麻美さんがパーソナリティを務め、毎回ゲストを招いてトークを繰り広げる月1バラエティ、『生☆声優グランプリV』。第四回は上坂すみれさんがゲストに登場!!

下田麻美さんをMCに月一でニコニコ生放送にて配信している「生☆声優グランプリV」。5月14日放送分では、アニメ『パパのいうことを聞きなさい!』小鳥遊 空役などで知られる上坂すみれさんがゲストに登場。ロシア、ミリタリー、ロリータファッションと多趣味な上坂さんに対して、初対面とは思えないほどトークも弾んで大盛り上がり。
趣味の話題だけではなく、お菓子の『たけのこの里』(下田さん)派と『きのこの山』(上坂さん)派とのバトルが繰り広げられる一幕も(笑)。
上坂さんは『声優グランプリ 6月号』からコラムの連載がスタート。その連載に関しても”モスクワさん”(新編集長の広島さん)が「面白かった!」と太鼓判を押すほどの内容となっている。

―本日の放送の感想をお聞かせ下さい。

下田麻美さん(以下、下田):初めてすみぺちゃんとお会いしました。いろんな方から噂を聞きつつうまく喋れるのかなとドキドキしていたのですが、数時間前の私に「ドキドキする必要はないんだよ」と今すぐ教えてあげたいぐらい、本当に楽しかったです。趣味が合っているわけではないのに、こんなに話が膨らんでたくさん喋ることができました。
デビューからまだ1年ということですが、生放送などの場数を踏んでいらっしゃるということもあって、リラックスして楽しんでいる様子も伝わってきましたし、心強く感じてどんどんいろんな話を聞けました。打ち合わせにはなかったことも結構投げかけたのですけど、全部臨機応変に対応されてて。今も放送中のテンションを維持しているような、高揚した気分になってます。

上坂すみれさん(以下、上坂):あさぽんさんの素晴らしい進行にまかせっきりになってしまったんですけど、いろんなことを聞いていただけましたし、しっちゃかめっちゃかな回答をしてしまうこともあったんですけど、流さずに全て答えてくださって、本当にありがとうございました。
あっという間に時間が過ぎてしまいましたけど、『きのこの山』VS『たけのこの里』論争もできましたし(笑)とても楽しかったです。

下田:時間が本当に足りないぐらいで…。こんなに面白い方だとは思ってなかったので、「すみぺちゃんに会いたい」って、毎月編集長に言います(笑)。

―番組では服装の話題が出ていましたけど、お互いに相手の服をコーディネートするとしたら、どんな服を着せてみたいですか?

上坂:(下田さんは)番組でもおっしゃられてましたけど、2週間だけ着ていたというゴシックの姿が見てみたかったです。

下田:ゴシック着ていたのは、ファンの方も知らないんじゃないかというぐらい短かったですね。

上坂:キリッとした目をしていらっしゃるので、黒がとてもよくお似合いだと思うんです。ロリータよりもゴシックのほうがお似合いだと思います。

下田:私は(上坂さんが)こういうラブリーなお洋服を着こなしているので、一番お似合いなのはこれ(ロリータファッション)だとは思います。
ただ、見てみたいということであれば、ボーイッシュやカジュアルな服装が見てみたいですね。ジーパンにTシャツとか、それぐらいシンプルな感じでも着こなせると思います。

上坂:ジーパンは履いた経験がないですね……。

下田:ジーパンはいくつになっても履けるからね。すみぺちゃんのような服を、昔もっと着ておけばよかったなと思うこともあります。

上坂:ロリータは全然遅くないですよ。着て楽しいと感じられればいつだっていいんです。絶対似合いますから大丈夫です!

下田:(取材陣に向かって)遅くないですか? 大丈夫ですか?(笑)。じゃ……また一緒になれる機会があるような気がするんです。すごく可能性を感じる日だったので、そのときは、私は黒担当、すみぺちゃんは白担当で一緒に着られるといいですね。

―本誌で連載が始まりましたけど、ロシアの話題ばかりかと思ったら最後に中国の話題も出てきて意外でした。

上坂:ロシアはいろんな国と陸続きなので、いろんな文化的な交流があるんです。ロシアから見た各国の文化や比較というのも面白いと思いますし、それだけでも論文2つ、3つぐらい書けそうなぐらいです。これから人生長いのでたくさん研究していきたいです。

―下田さんから見て、上坂さんの連載でこんなことをやってもらいたいと思うことはなんですか?

下田:すみぺちゃんにはすごくたくさんの引き出しがあると思うんですよ。その引き出しを普通のペースで開けていってもかなり時間がかかると思います。
今は持っている引き出しを迷わずドンドン開けていってほしいです。新しいことに対する意欲と観察眼もあるので、引き出しを開けながらも、空いたものに違うものが入っていくと思うので、こんなことをしてほしいというよりも、いろんなことにアンテナを張ってもらいつつ、みんなとはまた別のところに興味を持って得意分野を増やしてほしいですね。
ここまでコアな話ができる方ってそんなにいないと思いますし、今すみぺちゃんのファンの方はきっと「こんなにコアな話ができる娘を知ってるんだ」と喜んでいるんじゃないかなと。うらやましいぐらいにいろんなことに興味を持っているので、その道をまい進してほしいですね。

―番組の中で、ロシア語の巻き舌の練習に「『札幌ラーメン』と言う」と話されてましたが、あれはどなたから教わったことなんですか?

上坂:あれはロシア語演劇部の先輩からです。ロシア語で演劇をするという、すごくニッチなところをいくサークルがあって、所属しているんです。
きれいなロシア語を喋る練習に「札幌ラーメンと言う」とあったんです。札幌の「ろ」に「RRRRR」という感じで喋る練習をしていました。

―最後にみなさんへメッセージをお願いします。
下田:毎回来てくださるゲストさんによって、番組の雰囲気ががらっと変わるんだなと実感してます。今日は特に喋りすぎなぐらいお喋りできました。ファンの方もゲストさんを気にしてくださっているようで、「すみぺとあさぽんの絡みがめっちゃ気になる」というご意見もいただいていました。
ゲストさんとのトークでどんな雰囲気にしていこうかなと自分で考えるのも楽しいので、次回もたぶん今回とは違った雰囲気でみなさんに楽しんでいただけると思います。
この番組は、ご覧いただけるとゲストさんの違った一面が楽しめると同時に、得する情報がいっぱいありますので、本誌もそうですけど損することは絶対にないので、「俺は声優好き」と名乗る方は、この番組を見てないなんて許さないぜというぐらいの充実した内容を目指してがんばっていますので、ぜひ一度見に来てください。

上坂:6月号から連載が始まりました。私の趣味をひたすら語るコラムになっています。こんな場をいただけると思ってもいなかったので、ラジオでは好きなことを思うままにお話していますけど、客観的に紙面で見ると「ああ、ニッチなやつだな」って自分でも思ってしまいます(笑)。
でも、ひとりでも楽しみにしてくださる方がいらっしゃったら嬉しいです。コアなお話をしてしまいますけれども、私がお話をすることで知ってもらえて面白いと感じていただけたら幸せです。連載では語るものと体験するものを交互にやっていきますが、次回は「マトリョーシカ作り」に挑戦します。鮮やかな色をしたマトリョーシカとなっていますが、逃げないでお待ちください(笑)。

<Text/さとかず・Photo/ダンディ佐伯>

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