豪華キャスト陣がそろい踏み!「『機動戦士ガンダムUC』episode 4 初日舞台挨拶」レポート

By, 2011年11月21日



「宇宙世紀」を舞台とした物語で多くのガンダムファンの支持を集めている『機動戦士ガンダムUC』のepisode 4『重力の井戸の底で』が、2011年11月12日より全国の劇場12館にて2週間限定で上映が開始された。episode 4『重力の井戸の底で』は主人公バナージと少女ロニを巡る物語を軸に、地球連邦軍・ジオン軍の新旧モビルスーツの激戦が描かれる、シリーズのターニングポイントとなっている。
公開初日には新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が行なわれ、主人公・バナージ役の内山昂輝さん、ロニ・ガーベイ役の伊瀬茉莉也さん、リディ・マーセナス役の浪川大輔さん、ブライト・ノア役の成田剣さん、そしてストーリーを担当する福井晴敏氏が登壇。episode 4に掛けた思いや収録時のエピソードなどを語った。

この日司会を担当したのはリディ・マーセナス役の浪川さん。1話から主人公・バナージを演じてきた内山さんは「バナージ自身も僕自身もああいった大変な収録をやってきて、変わらざるを得ませんでした」とこの1年半を振り返った。また、『episode 4』から登場したロニ役の伊瀬さんは上映を客席から観賞していたそうで、「壮絶な宿命を背負って戦ってきたロニを見て、うるうるしてしまいました」とのこと。演じる際は裸足になって髪を振り乱しながら収録したこともあったそうだ。
そしてブライト・ノア役に抜擢された成田さんは、鈴置さんの後を継いだことについて「プレッシャーもありましたし、大変緊張しました」と正直な感想を漏らした。そんな成田さんの演技に関して福井さんは「バシッとはまる成田さんが来てくれて、本当に『UC』にとって大きな財産になりました」と絶賛していた。そしてリディを演じた司会の浪川さんは「UCは本当に体力を使い切る作品なんです。ヘロヘロになるまで収録しました」とアフレコ時を振り返ってコメント。キャスト陣が魂を込めて作品に臨んでいることがうかがえた。

『episode 5』は来年5月に公開が予定されており、PS3用ゲームソフトも来春に発売が予定されている。ゲームのシナリオは本編のエピソードに沿っているそうで、キャスト陣も既に音声を収録したとか。グラフィック、シナリオ共にクオリティの高いゲームに仕上がっているようで、ファンも発売を待ち望んでいるようだ。

最後は全員が一言ずつ挨拶。浪川さんは「これからもリディが魅力的になるように演じていきたいと思います」、伊瀬さんは「ガンダムという作品に出演するのが夢の一つでした。今回ロニという役でガンダムに出演できて夢が叶いました。これからも皆さんの記憶に残るようなロニを演じていけるよう頑張ります」とそれぞれがファンへ意気込みを語った。
また、成田さんは「とても尊敬している鈴置さんの代表作を受け継ぐことができて光栄です。今後も自分なりのブライトを演じていきたいと思います」とのこと。内山さんも「毎回『UC』は収録が大変ですが、完成品を観るとその苦労も吹っ飛ぶんです。これからも映像の力に負けないような丁寧な演技を心がけていきたいと思います」と語った。
そして福井さんは「みなさん『終わるのか?』と疑問を抱かれていると思いますが、いいラストを考えておりますので、楽しみにしていてください」とファンの期待を膨らませる発言をし、舞台挨拶は終了した。

『機動戦士ガンダムUC』episode 4『重力の井戸の底で』は11月25日(金)まで全国12の劇場で上映中。また、上映劇場での限定版Blu-rayの先行発売、PlayStation®Store・J:COMオンデマンドほかでの有料配信と、様々なメディアでの展開も行なっている。

<Text・Photo/福島槙子

●作品公式サイト
http://www.gundam-unicorn.net/

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