女性声優ユニット・ワンリルキスが朗読劇に挑戦! リーディングライブ 第二回公演『realize!!』公開ゲネプロレポート

By, 2014年12月28日



古木のぞみ、藤村 鼓乃美、三上 遥香、森 千早都による声優ユニット・ワンリルキスが主演を務めるリーディングライブの第二弾が2014年12月25日、26日の両日、東京・AMGホールで行われる。24日には公開ゲネプロが行われ、キャスト陣が熱演を見せた。ゲネプロを終えたメインキャストにお話をうかがってきました!

アルル役・藤村鼓乃美さん(以下、藤村):一人で「LOVE涙色」を歌うパートがあり戸惑いながらも楽しくやれました。ここまでハイテンションなキャラクターを演じる機会はあまりなかったですし、そこに向けて練習を重ねてきました。エルルとの掛け合いもとても楽しかったです!

遠藤美穂役・森千早都さん(以下、森):公開ゲネプロは初めてだったのですが、見てくださっている方からの手ごたえもありましたし、本番に向けてのいいステップになったと思います。人に説教をする役もはじめてでしたので、ビシバシ言えて楽しかったです!

エルル役・古木のぞみさん(以下、古木):私にとっても初めての公開ゲネプロだったので、変な緊張感に包まれていました。アルルといっしょで、途中でひとりで「ロマンティック浮かれモード」を歌うシーンもあってさらに緊張しました。色々とキャラクターを考えながら臨ませていただきました。

矢追美香役・三上遥香さん(以下、三上):今回の公演は「realize!!」は私たちのT-Palette Recordsからリリースした2枚目のシングル「realize!!」をモチーフにしています。私が演じた美香という役は、親と衝突しながらも成長していくキャラクターで、私は普段穏やかなキャラクターの役が多いので、喜怒哀楽がハッキリ出る役は演じていて楽しかったです。

安田清美役・長谷川歩さん(以下、長谷川):番が行われるこのステージで最初から最後まで通す、というのが今回初めてでしたので、お客さんの前で、というよりは最後まで演じ切れるのかどうかが不安でした。でも練習の時よりもお客さんの前に立った時の方が意外にできるのが分かって、それが収穫でした。ゲネプロでは演じていて楽しかったので、本番ではさらに思いっきりできれば、と思っています。

後藤光一役・小田敏充さん(以下、小田):自分は出演と、演出も担当させていただきました。今回はクスリと笑えるようなシーンもありつつ、お客さんには物語をじっくりとご清聴いただけたかな、と思います。でもまさか、古木さんがコケたシーンで一番笑いが来るとは思いませんでした。本番でもやってもらいますからね(笑)。

古木:わ、わかりました……(苦笑)。

小田:でもみんな、さすがの演技だなと思いました。本番でも楽しむ気持ちを忘れずに演じてもらいたいですね。

―では年末ということで、来年の抱負をお願いします。

藤村:もっともっと仕事を増やして、声優として出世したいです! 今年は重永亮介さんと『アルパカモリス』というユニットでも活動していて、CDも発売でしました。今後も色々なことに挑戦していきたいと思っていますのでよろしくお願いします!

:ワンリルキスとしてシングルやアルバムなど、たくさんリリースできればいいな、と思っています。まだまだ行ったことがない場所もたくさんありますし、色んなところでライブをやりたいです! また、『にゃ~めん』というアニメに出演させていただいたことを通じて、ラーメンも少しずつ詳しくなってきましたので、こちらも追究していきたいと思っています(笑)!

古木:ワンリルキスとして、CDのリリースやライブを行ってゆくこともちろんですが、、声優ユニットとして行う、歌ありLIVEありというリーディングライブは、あまりない試みだと思いますので、今後も続けていきたいと思っています。
夏に出演させていただいた『ばらかもん』という作品では自分の地元である長崎の五島列島の、キャストへの方言指導などもやらせていただいてよい経験になりました。声優としてももっとレベルアップしてあわよくば「五島列島親善大使」も狙っていきたいと思います!(笑)、頑張ります!

三上:先日、タワーレコードの嶺脇育夫社長から「ワンリルキスは素晴らしい楽曲がたくさんあるからもっとたくさんの人に知ってもらいたい」とおっしゃっていただきまして。シングルやアルバムもそうなのですが、もっと次のステージへ駆け上がっていきたい、という気持ちが強くあります。

藤村:アルパカモリスでは有線インディーズランキングで7位をもらったから……。

三上:じゃあオリコンランキングで6位以内を目指します!

古木:言ったね(笑)?

長谷川:私は2014年に声優としてデビューさせていただきました。今後はこのようなリーディングライブも頑張りたいですし、舞台もやらせていただいてますので、そちらも力を入れつつ、声優としてもレベルアップしていきたいと思っています! 具体的には剣や魔法が出てくる「非日常系アニメ」の主役や、婦人警官の役なんかをやってみたいです!

小田:毎年抱負のようなものは決めていないのですが、僕の役者人生では、毎年思いも寄らないようなことがたくさん起こるんです。ワンリルキスと一緒にこうしてリーディングライブをやったりするのも、年初では全く想像できなかったことですし。ですから、もしかしたらアメリカの大統領と仕事をする機会がもしかしたらあるかもしれないので、英語がペラペラになるように勉強したいと思います(笑)

古木:形は違えど、みんなライバルですね。来年も頑張ります!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●ワンリルキス 公式サイト
http://onelittlekiss.net/