ブシロードが2024年4月20日(土)に発売する新カードゲーム『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー』。日本のプロ野球チーム「NPB」に所属する人気選手のカードを使い、1対1で対戦するTCG(トレーディングカードゲーム)だ。発売に先駆け、本作のメディア向け先行体験会が4月5日(金)に開催された。
本作では、「投手(ピッチャー)」と「打者(バッター)」の真剣勝負を楽しむことができ、カードに書かれたAP(アタックポイント)とDP(ディフェンスポイント)の大きさで勝敗が決まる。
打者のAPが投手のDPを上回れば、打者のバットにボールが当たったことになり、2つのサイコロを振って一定以上の目が出れば「ヒット」「長打(2ベース、ホームラン)」を打つことができる。
逆に下回った場合は投手の勝ちということで「打者アウト」となり、実際のプロ野球のルールどおり、3アウトでチェンジ(攻守交替)となる。
なお、打者は対決前に「ミート(ヒットになりやすいが、長打が出にくい)」と「強振(ヒットになりにくいが、バットに当たると長打になりやすい)」の2種類の打ち方から選ぶことが可能。
さらに、お互いに「サポートカード」を使用し、その内容によって「AP」「DP」が変動するなど、その都度駆け引きを楽しむことができる。
また、野球を観たことのある人にはわかると思うが、「3割ヒットを打てれば一流打者」と言われるとおり、バットに当たっても凡打(アウト)になることが、ままある。
つまり、打者がどれだけバットに当てることができても、サイコロ運次第ではまったく出塁ができない……という可能性も十分にあるということ。プロ野球のリアルさをうかがえるルールになっている。
勝敗の決め方だが、基本は、3イニング(1回表~3回ウラ)までに、より得点が多く入ったほうの勝ちとなる。
なお、じっくりとプレイしたい場合は、実際のプロ野球のルールどおり、1イニング刻みで9イニングまでプレイすることも可能となっている。
実際にプレイした感想だが、各選手のスキルを覚えたり、サポートする側、される側のカードが同じ場合に発動するスキルなど、覚えるのに多少時間がかかる部分はあるものの、「数字が大きい方が勝ち」というシンプルなルールで、「野球は好きだけど、カードゲームはちょっと……」というTCG初心者にも入りやすい印象を感じた。
全国のカードショップで「ティーチングツアー」が開催予定なので、本作に興味を持った人はぜひ参加してみてほしい。
今回の体験会では「セ・リーグ」「パ・リーグ」のオールスター構成で作られた特製デッキを使用したのだが、4月20日(土)には12球団分の「スタートデッキ」、と「セ・リーグ ブースターパック 2024 Vol.1」「パ・リーグ ブースターパック 2024 Vol.1」が同時発売予定。ひいきのチームでオーダーを組み、仲間との対戦を楽しんでほしい。
詳しいルールは公式サイト、および公式YouTubeチャンネルの「あそびかた動画」をチェックしてほしい。
【公式】9分でわかる!プロ野球カードゲーム ドリームオーダー あそびかた動画
https://www.youtube.com/watch?v=1eQrgSGCLag
<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
【TCG概要】
『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー』
2024年4月20日(土)発売
●『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー』公式サイト
https://dreamorder.com/