週刊少年マガジンで大人気連載中の本格サッカー漫画『エリアの騎士』が待望のアニメ化! 名門・鎌倉学館中等部サッカー部のマネージャー、逢沢 駆(あいざわ・かける)とキャプテンでU-15 日本代表の司令塔としても活躍する兄・傑(すぐる)、そして同じくサッカーをプレーする幼馴染の美島奈々(みしま・なな)を中心に、サッカーに情熱を注ぐ若者たちを深く描いたストーリーだ。
このたび、主要キャストである逢沢 駆役の三瓶由布子さん、逢沢 傑役の福山 潤さん、美島奈々役の伊藤 静さんの3人に、本作の見どころを語っていただいた。
―演じる上で気を付けたことをお聞かせ下さい。
三瓶由布子さん(以下、三瓶):駆の中学生らしい葛藤をうまく演じたいと思いました。日本サッカー界の至宝である兄のことになると重圧もあり、暗い部分が出てしまいがちなので、暗くなり過ぎないように気を付けました。
福山 潤さん(以下、福山):日本サッカー界の置かれている状況や、弟のことを考えながら日々生きている傑は、駆に対してすごく厳しい部分を持っているように思えるかも知れませんが、それは弟のことを想ってのことですので、その気持ちをうまく表現できれば、と思いながら演じました。
伊藤 静さん(以下、伊藤):私自身、奈々が試合中に使っている言葉がほとんど分からないくらい、サッカーのルールもよく知らなかったので(笑)、まずそこを何とかしていくのが第一の課題でした。彼女は駆のことをものすごく気にかけているので、エールを送りながらサポートしていきたい、という気持ちで演じました。
―本作の見どころを教えて下さい。
三瓶:私も伊藤さんと同じくサッカーがあまり詳しくないのですが、このアニメをきっかけに、実際に試合を見る時に「こんな高度な戦略を考えながらやっているんだ」というのを知りました。まだあまり試合のシーンは出てきていないのですが、緊張感を感じながら演じていますので注目してください。
福山:昔は、すごいシュートを撃つ選手が活躍するような作品が多かったですが、今作では登場キャラクターによるドラマがあったり、試合中に奥深い戦略を楽しめる部分があったりと、色々な部分で楽しむことができる作品だと思います。
伊藤:男子プレイヤーたちの葛藤もありますが、奈々を演じる身としては、現在盛り上がっている女子サッカーのプレイを見せることができるんじゃないかと期待しています。私のように普段あまりサッカーを観ない人も楽しんでもらえるきっかけになるんじゃないかな、と思います。
―これまでで印象的なシーンを教えてください。
三瓶:鎌倉学館中等部のサッカー部には個性的なメンバーが多いな、と思いました。また、傑はサッカー選手としてはすごいのですが、駆とケンカをする時は普通の兄弟のように見えます。人と人との関わりの部分を頑張って演じていきたいと思います。
福山:傑の視点から考えますと、サッカーをしている時は彼はとてもシビアにプレーをしているのですが、家に帰ってきて家族と話している時に、ちょっとゆるんだ部分も見せてくれたりしますので、そのシーンの仕上がりが個人的に楽しみです。
伊藤:駆、傑のそれぞれの意志がぶつかりあうシーンでしょうか?それと三瓶さんも言っていますが、貫禄のあるキャプテンなど、チームメイトに楽しい人が多いですね。その個性を傑がうまくまとめていて、見ていて楽しいので、その部分に注目して欲しいと思います。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
<インフォメーション>
アニメ『エリアの騎士』
2012年1月7日よりテレビ朝日で毎週(土)あさ6:00~放送開始
【メインキャスト】
逢沢 駆:三瓶由布子
逢沢 傑:福山 潤
美島奈々:伊藤 静
【スタッフ】
原作:伊賀大晃/漫画:月山可也『エリアの騎士』(講談社『週刊少年マガジン』連載中
監督:小倉宏文
キャラクターデザイン:鶴田仁美
プロデューサー:松久智治(テレビ朝日)/荒木元道(シンエイ動画)
制作:テレビ朝日/シンエイ動画
●アニメ公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/knight/
(C)伊賀大晃・月山可也・講談社/テレビ朝日・シンエイ動画