高山一実・結川あさき・木全翔也・篠原正寛監督がオーディションの“裏話”を語る 映画『トラペジウム』プレミア試写会 レポート

By, 2024年4月26日



2024年5月10日(金)より全国ロードショーの映画『トラペジウム』のプレミア試写会が4月25日(木)、東京・新宿バルト9で開催された。
上映前のトークパートには原作者・高山一実、主人公・東 ゆう役・結川あさき、工藤真司役・木全翔也(JO1)、そして篠原正寛監督が登壇した。

高山さんは「6年前に発表させていただきましたが、執筆していたのはもう少し前。こんなに大きなことになるとは思いませんでした。映画の制作にも携わらせていただきました。
原作と映画では少し内容が違うものになっていますが、どちらの東も魅力的に描かれていると思います。ぜひご覧になった感想をください!」とコメント。

篠原監督は「原作には高山さんのいろんなものが詰まっていたので、そこは大事にしようと。小説でもっと描きたかったことがあると思うので、意見交換しつつ進めていった」そうで、コロナ禍で何度も打ち合わせを重ね、完成したとのこと。

結川さんは「初めての映画出演で、しかも初主演。責任の重みを感じて緊張しましたが、選んでいただけたことがとてもうれしかったです。
当時はアフレコの経験も少なく、拙いところも多々あったと思いますが、高山さんに『(東)ゆうっぽい』と言っていただいたのが励みになりました」とコメント。また「ゆうは泥臭く頑張る子で、彼女の“夢をかなえたい”という気持ちにハッとさせられまして。演技につなげました」と語った。

木全さんは「声の仕事は2度目ですが、映画出演は初めてなので、オファーがきたときはビックリしました。自分の人生と重なるシーンもあったので、完成したものを観てとても泣けました。真司に出会えて本当によかったです」と語った。

ちなみにオーディションには高山さんと篠原監督、ともに立ち会ったそうで、篠原監督は「テープオーディションで結川さんの声を聴いた瞬間、『ゆうっぽい』と思った」とのこと。高山さんと無言でうなずきあったそうだ。

ここで伊丹秀一役・内村光良からのビデオメッセージが紹介された。「6か国語を話す通訳の役なのですが、オール日本語のアフレコでした(笑)
『もっとおじいちゃんっぽく』というレクチャーを受けたのが印象的でした」とユーモアたっぷりに語った。

 

なお、5月11日(土)には高山さん、篠原監督、メインキャストが登壇予定の「公開記念舞台挨拶」の開催が決定している。
詳細は公式サイトおよび公式「X」をチェックしよう。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【劇場版概要】
『トラペジウム』
2024年5月10日(金)より全国ロードショー

東西南北の美少女を集めて
アイドルを目指す東ゆう。

しかし、夢への階段を登り続けていく中で、
<大きな問題>に直面することに――?

【舞台挨拶概要】
「『トラペジウム』公開記念舞台挨拶」
【日程】2024年5月11日(土)

【東京】新宿バルト9
【時間】13:30の回上映後/16:20の回上映前
【チケット料金】全席指定2,200円

【登壇者(予定)】
高山一実
結川あさき
羊宮妃那
上田麗奈
相川遥花
木全翔也(JO1)
篠原正寛 監督
※予告なく変更となる場合がございます。

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