歌とダンスで魅せた、最初のステージ 「岬なこ 1st LIVE Nice to ME to YOU」レポート

By, 2023年11月20日



岬 なこの記念すべき1stライブが2023年11月11日(土)、埼玉・ソニックシティ 大ホールで開催された。

まずは、黄色と青のペンライトに照らされて「ソラトレイト」を披露。真っすぐに正面を見つめ、時折客席に手を振る仕草も見せた。そして「みんな、今日は来てくれてありがとう!」とお礼を言って歌唱したのは「morning morning」。ステップを踏みながらオーディエンスに歌声を届けた。

 

最初のMCでは「ものすごく緊張しています」と語った岬さん。しかし、彼女の大好きな黄色いものを着用したバンドメンバーの援護もあり、徐々にパフォーマンスをアップさせていく。

 

左右に揺れながら「ワタシFLAVOR」、さらに客席にクラップを促しながら「Light Me Up!」と続けると、ステージの左右に鎮座したミラーボールが回転。ピンク色のスポットライトを浴びながら「Dancing! Singing! Feeling!」を歌い上げた。

続いては「ダンスパフォーマンス」。バンドメンバーの渾身の演奏にあわせてキレのいいダンスを見せると、ステージを後にする岬さん。優しい演奏に乗せ、「みんながよろこびや悔しさを分かち合ってくれるから、迷わず進んでいくことを決めたんだ」と、彼女の想いが込められた朗読が場内に流れた。

 

黄色いドレスに着替え、ふたたびステージに降り立った岬さんは、「群青セツナ」を披露。さらに手を大きく広げながら「つぎはぎの世界」を歌唱した。
続けて「私自身が奮い立たされるような、背中を押してもらえる曲」と評した「HURRAY!」を披露した。

 

MCにてダンスパートをセットリストに組み込んだ理由について「ダンスは大好きなのでダンスパートはぜひやりたいと思っていたので、歌って踊るだけではなく、ダンスコーナーとしてダンスに100%集中できるパートをやりたかった」と説明する岬さん。MCが終わると、トピックスとなる初披露の新曲「いろづく」を歌唱した。
本曲は岬さん自身が作詞を担当。さらに今年7月に発売した1stアルバム『day to YOU』に収録されている「75_AM6:30」と「75_PM11:30」の2曲のメロディを組み合わせて作曲された、特別な曲となっている。オーディエンスに向け「今度歌詞が公開されたときは、ぜひ注目してみてください!」とお願いしていた。

続いては、現在好評放送中のTVアニメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』EDテーマ「スイートサイン」。歌詞に合わせたジェスチャーを見せ、ピンク色に染まった客席を盛り上げた。

応援してくれるファンに向けて感謝の気持ちをたっぷり込めた「あいらぶゅー」を歌唱したあとは、本編最後の楽曲「おやすみ」を披露。色とりどりの光に照らされ、心を込めて歌い上げた。

迎えたアンコールでは、クラップを促しながら「街角カレイドスコープ」を歌唱。歌い終えると「完璧なクラップじゃないか!」と客席に向けて満面の笑みを浮かべていた。
続くMCで「もしアンコールがなかったら、自分でアンコールを言おうと思っていました」と話し、ファンを笑わせた岬さん。客席をバックに記念撮影をすると「まだ歌っていない曲がありますよね? ここからさらに盛り上がっていきましょう!」と「恋のカウント1・2・3」、さらに「morning morning」をふたたび歌唱。ステージ上を飛び跳ねながら楽しそうに駆け回る岬さんに、オーディエンスからは自然とクラップがわきおこった。

すべての曲を歌い終えると、客席に向けて名残惜しそうに、丁寧にあいさつをして回る岬さん。来年3月20日(水・祝)には自身がパーソナリティを務める『岬なこのそんなこんなこラジオ!』のイベントが開催されることが発表された。2024年も岬さんの活躍から目が離せない!

 

<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

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