サンドリオンの3年半の想いを込め、新曲含むオリジナル曲をすべて披露! 「サンドリオン FAN FUNみーてぃんぐっ!」「サンドリオン記念日 ~センキュー!よろしくっ☆~」オフィシャルレポートが到着!!

By, 2020年10月26日



スターダストプロモーション声優部所属の新人声優、黒木ほの香、小峯愛未、小山百代、汐入あすか、成海瑠奈によるユニット“サンドリオン”が、2020年10月9日(金)にファンミーティング「サンドリオン FAN FUNみーてぃんぐっ!」と3周年ライブ「サンドリオン記念日 ~センキュー!よろしくっ☆~」をKT Zepp Yokohamaにて開催した。

新型コロナウイルス感染拡大を受けて開催自粛していた両公演の振替として、十分な感染症対策を施した上で行われた今回。今できる最大限の楽しみを届けたいとの気持ちを実現すべく、ライブではこれまで発表してきた全オリジナル曲に加えて新曲も初披露。まさにサンドリオンの3年半の歴史と想いがすべて詰まったものとなった。

【「サンドリオン FAN FUNみーてぃんぐっ!」オフィシャルレポート】

 

リアルイベントとしては今年2月以来、約8ヶ月ぶりの開催となったファンミーティング。タイトルコールに続いて登場した5人は、こうしてドリオンズ(サンドリオンのファン)たちと直接会えたことに嬉しさをにじませる。

そんな5人がお届けする最初の企画は、それぞれが思っていることや物申したいことをテーマにトークする『サンドリオンから騒ぎ』。ドリオンズたちに言いたいことやTwitterでのメンバー同士の返信事情、自身のクセのことなどテーマは多岐にわたり、笑いたっぷりのやり取りが展開されていった。

驚きが大きかったのは、黒木が「今だから言える話」として披露した、中学時代に父親のPCを使い“歌ってみた動画”を投稿してみようと思ったエピソード。後日談もあり、娘が歌唱しているとは知らずに父親が流していたのを知って、こっそり削除したのだとか。さらに、成海からは「サンドリオンのここが好き!!」として、メンバーがお互いの嫌いなものを食べてくれるという仲の良さが伝わる話も披露された。

2つ目の企画『サンドリオン3周年クイズ』では、自粛期間中に「サンドリ・オン・STAYHOME〜ドリオンズとお家で過ごそう〜」としてサンドリオン公式YouTubeチャンネルにアップされたオフショット映像からクイズを出題。

空手らしきものを披露した成海に対して小山が発した言葉や、台湾での汐入と小山のやりとり、メンバーの間で流行ったGoogle翻訳に関すること、さらには小峯が即興で披露した「ペンギンの歌」の続きを実際に歌うといった難問に、みんな頭を悩ませる。そんな中、見事な記憶力を発揮したのは汐入。自身の発言以外もかなり覚えており、なんと7問中5問正解の好成績で優勝、ご褒美の「うまい棒1年分」をゲットした。

 

メンバーによる対決企画では、『巨大ジェンガ』と『全力あっち向いてホイ』で雌雄を決することに。ジェンガは全員得意だと公言していたものの、巨大なジェンガになると勝手が違うらしく、3人目の黒木がいきなりミスして勝負あり。全力あっち向いてホイは、事前の心理戦やキャラクターになりきっての寸劇対決になる場面など、その芸達者ぶりでもみんなを楽しませていた。

最後はライブパート。今年2月にファンミーティングに向けて実施した「ミニライブ選曲アンケート」より10位〜4位をまず発表し、上位3曲は生ライブでの披露となった。
4位 がむしゃらリテイク
5位 メグル・オモイ・メグル
6位 肯定的思考Time
7位 Go!Action
8位 無重力ランデヴー
9位 僕らのSailing!!
10位 Zodiac Sign

3位には2019年12月23日開催「聖☆ドリオンパーティ2019」で販売された会場限定シングルより「キラーチューン」が、2位にはサンドリオン1stミニアルバム『わ』より「タイムトラベル」がランクイン。新旧の名曲たちを、華麗なダンスパフォーマンスと感情のこもった歌声で魅せていく。

そして、見事1位に輝いたのは「Never give upをもう一度」(2ndミニアルバム『WANDERLAND』に収録)。曲後に小山が「ライブが出来るってこんなに楽しいんだと思いました。8ヶ月待ってくれた、みんなの熱が伝わってきたから夜のライブも楽しみです」と語っていたように、5人の顔には嬉しさいっぱいの笑みが浮かび、ドリオンズたちと一緒になってステージを楽しんでいた。

終演後にはプレミアムシートで参加した方を対象としたグッズお渡し会を実施。こちらも飛沫感染防止用のシートを設置し、密にならないようにも気をつけながら、ドリオンズたちとの交流を行ってファンミーティングは終了となった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【「サンドリオン記念日 ~センキュー!よろしくっ☆~」オフィシャルレポート】

 

オンラインでの生配信も同時に行われた3周年ライブ。待望のovertureである「Ouverture」に乗せたオープニングムービーから、2ndミニアルバム『WANDERLAND』の衣装を着た5人が登場。挨拶代わりの「Familiar base」で会場の熱気を一気にあげる。個人としても全体としても力強さが格段にアップしており、息の合ったダンスとともに、歌詞にある“大好きなこの場所”を全身で堪能していく。

2曲目「恋フルシルシ(Re-arrange ver.)」は、3周年記念CD第2弾『SOUND OF BEST』用にリアレンジされたバージョンで披露。ときおり優しい微笑みも浮かべながら、暖かな歌声が会場を包み込んでいった。

歌い終わり「お待たせ!」と声をあげる5人。会場に来てくれたドリオンズ、配信で見てくれているドリオンズ全員に感謝を述べつつ、いつもの挨拶では声ではなく動きを使ってコール&レスポンス。続く「Go!Action」でも手や体を使ったコール&レスポンスに変更するなど、声出し禁止の中で出来る楽しさは逆にこのご時世だからこその新鮮な体験となった。

そして、おしゃれなハーモニーを響かせた「ブランコリック」から、新曲「Imitate Fiction」を初披露。激しさと格好良さに振り切った圧巻のステージは、個々の成長も相まって彼女たちの新たな魅力全開だ。サンドリオン史上最高と話すダンスでもみんなの目を釘付けにしていた。

幕間には、小峯がチャレンジした「全力階段」や「サンドリオン3周年座談会」を上映。座談会では、結成当時の正直な気持ちやメンバーの第一印象、これからの目標などさまざまな想いが語られていった。

サンドリオンとして初めて作った懐かしの衣装にチェンジして再登場すると、今度は「肯定的思考Time」「illuminations」「無重力ランデヴー(PSB Remix)」「ひとり ひとつ」「Sun!Sun!dream on!」と、ハヤシベトモノリ(Plus-Tech Squeeze Box)のミックスによるメドレーを披露。曲によってさまざまな雰囲気や演出で楽しませてくれるのも、彼女たちの大きな魅力だろう。

ライブ中盤には、サンドリオンのライブでお馴染みの“サンド オブ チキン”が登場。カバー曲だけで世界を飛び回ってきた彼らは、「READY STEADY GO」で自分たちのワールドへ観客を誘う。と、これで終わりではなく、禁断の秘密兵器ともいえる初のオリジナル曲「タワマンのうた」を熱唱。成り上がりたい気持ち、タワマンへの憧れが魂の叫びとなって熱く熱く迸り、ちょっとコミカルさもある最高のステージを見せてくれた。

幕間映像を挟み、続いては映像以外で着るのは初となる新衣装に着替えたサンドリオンが、「未来地図」「キラーチューン」と趣の違うパフォーマンスで魅了していく。さらに、スタンドマイクを使って披露したのは、新曲「告白星」。頭上からのスポットライトに照らされ、時に切なく響かせる歌声は胸が締め付けられるようだった。

ライブ後半戦は、リアレンジで激しさが増し、ダンスのフォーメーションも変えた「メグル・オモイ・メグル(Re-arrange ver.)」、気合全開の「Zodiac Sign」と怒涛の展開だ。「Never give upをもう一度」では、客席の通路に降りて歌う嬉しいパフォーマンスをみせ、しっかり距離は保ちつつ可能な限りみんなの近くで楽しみたいとの想いが溢れていた。

そして、「Wander Future」を爽やかなハーモニーで歌い上げると、本編ラストは「タイムトラベル」。過去から未来へさらに進んでいくように晴れ晴れとした表情を浮かべ、ライブを出来る喜びを噛み締めながら扉のように開いたセットの奥へと歩んでいった。

3周年の想いや今後の意気込みを語る映像が流れ、会場にはアンコールを求める手拍子が広がる。すると客電が灯り、なんと今度はメンバー全員が2階席に登場。昔から応援してくれる人も最近知ってくれた人もみんなに楽しんで欲しくて演出を考えたそうで、「僕らのSailing!!」での新たな船出となった。

改めてステージに戻ると、自粛期間があったからこそより幸せを感じたこと、座談会の中で目標として語った「メジャーデビュー」、オリジナル曲がメドレーになるほど増えたこと、何よりこうしてみんなが来てくれた喜びと感謝を口にする5人。

そんな気持ちをすべて込めて、オリジナル曲でまだ歌っていなかった最後のピース「がむしゃらリテイク(Re-arrange ver.)」を披露。1stミニアルバム『わ』の1曲目に収録され、ずっと歌い続けてきたこの曲。3周年のためにリアレンジされた新鮮なメロディが会場に響き、最後の最後までみんなが一体となって盛り上がった。

初めて自分たちの口で語った「メジャーデビュー」という目標。これまでの歩み、進化、未来……すべてを感じさせてくれる、サンドリオンの3年間とこれからを詰め込んだライブは、こうして大盛況の中で幕を閉じた。

【「サンドリオン記念日 ~センキュー!よろしくっ☆~」】
<セットリスト>

M0. Ouverture
M1. Familiar base
M2. 恋フルシルシ(Re-arrange ver.)
M3. Go!Action
M4. ブランコリック
M5. Imitate Fiction
M6. 肯定的思考Time ~ illuminations ~ 無重力ランデヴー(PSB Remix) ~ ひとり ひとつ ~ Sun!Sun!dream on!
Medley Mix by ハヤシベトモノリ(Plus-Tech Squeeze Box)
M7. READY STEADY GO
M8. タワマンのうた
M9. 未来地図
M10. キラーチューン
M11. 告白星
M12. メグル・オモイ・メグル(Re-arrange ver.)
M13. Zodiac Sign
M14. Never give upをもう一度
M15. Wander Future
M16. タイムトラベル

<ENCORE>
EN1. 僕らのSailing!!
EN2. がむしゃらリテイク(Re-arrange ver.)

【書籍概要】
■サンドリオン1st写真集「SoundOrion」
発売日:2020年10月23日(金)

価格:ゲーマーズ限定版5,480円(税込)、通常版3,500円(税込)、主婦の友インフォス限定版4,000円(税込)
発行・発売:主婦の友インフォス
※ゲーマーズ全店・主婦の友インフォス オンラインショップにて発売

●サンドリオン公式サイト
http://www.soundorion.com/
●サンドリオン公式Twitter
https://twitter.com/SoundOrion0310
●サンドリオン公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC1nIWCHg4VmRXMVZ22TESwA