声優・歌手として活躍中の原田ひとみが待望の1stアルバム『glanzend(グレンツェント)』を2月4日(水)にリリース! 「Once」や「疾走論」、「Anicca」など、これまでに発表してきたシングルはもちろん、アルバムのために書き下ろされた新曲4曲も収録した、聴きごたえ抜群の1枚となっている。
―まずはアルバム発売が決まった時の、率直な気持ちをお願いします。
原田ひとみさん(以下、原田):シングルリリースを重ねるたびに、ファンの方からも「アルバムは出ないんですか?」との声をいただいていましたし、ようやく出せたかな、という気持ちが強いですね。
―セットリストはどのように決まったのでしょうか?
原田:プロデューサーさんのほうで「こういう順番でどう?」という話をいただいたのですが、言うことがなかったので「じゃあこれでいきましょう!」ということになりました。アルバムの表題曲が最初に来て、最後に1stシングルの「Once」が入る形がとてもきれいにまとめられていて良い感じです。
―「Once」はとりわけ思い入れの強い曲ということですね?
原田:はい、アニメ(『いつか天魔の黒ウサギ』)の主題歌ということもありますし、曲の持つ声や意志もあって、この曲がアルバムを締めるのに相応しいかな、と思います。
―今回は新曲も4曲収録されているとのことで、1曲ずつお聞きしていきたいと思います。まずは「ルシファーと言う名の翼」から。
原田:この曲は人間目線ではなく、自分が「神々の使い」のような存在で人間を見下ろしている、という視点で歌いました。
歌詞も神秘的で、一部オペラ調になっているところがあったりして。神々しさを出したいという気持ちがありましたので、新たな想いで、いろんなことを試させていただきながらレコーディングに臨ませていただきました。あざ笑うように歌う部分はとても気分良く歌わせていただきましたね(笑)。
―次に「Velvet Crow」です。
原田:この曲も「バンドロックサウンド」という新たな挑戦の曲でした。私は今まで、ここまでゴリゴリ感のある楽曲は歌ってこなかったので。この曲はコンペで選ばせていただいたのですが、すごく気に入りました。
―英語の歌詞もインパクトがありますね。
原田:はい、でも「共鳴のTrue Force」を歌った時はとてもテンポが速い中でも英語のイントネーションなどにかなり気を使って歌ったのですが、今回歌ったような、いわゆる「日本語英語」のような歌い方のほうが、日本人にとっては耳に入って来やすいのかな、と。それよりも符割りをその場で覚えながらの歌い方でしたので、そちらの方が苦労しました(苦笑)。
―では「Fly Away」はいかがですか?
原田:この曲は元々、私のことをイメージして作っていただいた曲で、ここまでハードな曲が続いてきた中でこの曲が入るのはとてもいいバランスになったと思います。昨年行われたアコースティックライブでも歌わせていただいたのですが、みんなに語りかけるように歌うのがすごく楽しいと言うか。メッセージ性も強い曲ですし。
―歌詞にも出てきますが、原田さんの小さい頃の夢は何でした?
原田:声優という職業を知ったころから、既に声優でしたね。アニメキャラクターを演じることがすごく夢で、テレビに出たい、という気持ちではなく「作品の一部になりたい」というか。私は昔トランペットをやっていて、そっちの道もあったのですが、「好き」と「上手い」は違うと思うんですね。
私自身は現実的な考え方をしてるところもあると思っているのですが、だからといって自分がやりたいこと、信念を曲げるのはしたくないんです。この曲はアコースティックライブが一番映えると思いますので、今度機会があればぜひまた披露したいと思います。
―では「Promessa」はいかがでしょう。
原田:この曲はゲーム『アルカナ・ファミリア2』のOP主題歌として作られたのですが、ちょうどレーベルが変わる直前に作られた曲でしたので「どうなるんだろう?」という感じでしたが、無事にアルバムに収録されました。ガーリーロック、という感じの曲で、とてもカッコよくて、歌っていてテンションが上がりました。
―今回はノンタイアップの新曲もありますし、ご自身の歌いたいように歌えた、と感じた部分はありますか?
原田:タイアップ曲に関しては「この歌詞は作品でどういうことを言いたいんだろう?」というのを考えてしまいます。もちろんメロディもそれと同じくらい重要で、どちらか一方だけだと成立しないと思うんですね。それはノンタイアップの曲でも同じだと思いまして、その曲その曲のテーマに合った歌い方をするように心がけています。
―では、ジャケット撮影に関するエピソードを教えて下さい。
原田:1日使ってスタジオで撮影させていただいたのですが、とても楽な気持ちで挑みました。カメラマンさんが私自身を作品として見ていただいていて、空気感が伝わる写真になっているな、と思いました。この方に任せておけば大丈夫だな、というのもあって、気負わずに撮影させていただきました。
―真っ黒なドレスがとても映えますね。
原田:今回撮影する衣装に際して、スタッフさんから「原田さんは黒だよね」と間髪入れずに言われまして(笑)。「Velvet Crow」のイメージにも合いますし、見事にハマッた感じですね。しかし実は、初回限定盤のDVDに収録されているメイキング映像を、よくご覧になっていただくと、ヌーブラが見えてしまっているんです(苦笑)。
でも私としましては「似合っていればどうでもいい」というスタンスでおりますので、そこまで気にはしていないです(笑)。すごくいいPVにしていただきましたし、曲のイメージ的にもとても良い出来になったと思いますので、ご期待ください。
―2月7日~28日まで、東京と大阪で発売記念のインストアイベントが行われます。
原田:今回は全ての会場でトーク、ライブ、お渡し会が実施されます。とても内容の濃いイベントになると思いますので、お誘い合わせの上、ぜひお越しください!
―最後に、メッセージをお願いします。
原田:原田ひとみ初のアルバムが発売されます。1stにしてベスト、と言えるような内容になっていると思います。全ての曲が自信作ですので、たくさん聴いていただいて、皆さんの中での物語を紡いでいただけますと幸いです。よろしくお願いします!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
【CD概要】
『glanzend(グレンツェント)』
2015年2月4日(水)発売
【イベント概要】
原田ひとみ1stアルバム「glanzend」発売記念イベント
≪2015年2月7日(土)≫
●タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
【内容】トークショー&ミニライブ&特典お渡し会
・集合場所:7Fエレベーター横階段(イベント開始30分前にご集合ください。)
・開演:12:00~
【参加方法】
ご予約者優先で、タワーレコード新宿店にて<対象商品>をご購入された方に先着で
整理番号付イベント入場券を差し上げます。
(※整理番号はランダムで発行させて頂きます。)
【特典内容】原田ひとみ直筆サイン入り初回限定盤ブックレット
≪2015年2月14日(土)≫
●アキバ☆ソフマップ1号店
【内容】トークショー&ミニライブ&特典お渡し会
・開場:11:30~
・開演:12:00~
・終了:13:00(予定)
【参加方法】
参加券配布方法に関しては後日お知らせします。
【特典内容】原田ひとみ直筆サイン入り初回限定盤ブックレット
≪2015年2月14日(土)≫
●AKIHABARAゲーマーズ本店
【内容】トークショー&ミニライブ&特典お渡し会
・開場:16:00~
・開演:16:30~
・終了:17:30(予定)
【参加方法】
参加券配布対象のゲーマーズにて<対象商品>をご予約(全額内金)・ご購入下さいましたお客様に、
先着でイベント参加券をお渡しいたします。
【特典内容】原田ひとみ直筆サイン入り通常盤ブックレット
≪2015年2月28日(土)≫
●ゲーマーズなんば店
【内容】トークショー&ミニライブ&特典お渡し会
・開場:12:30~
・開演:13:00~
・終了:14:00(予定)
【参加方法】
参加券配布対象のゲーマーズにて<対象商品>をご予約(全額内金)・ご購入下さいましたお客様に、先着でイベント参加券をお渡しいたします。
【特典内容】原田ひとみ直筆サイン入り通常盤ブックレット
●原田ひとみ 公式サイト
http://haradahitomi.com/