彼女の活躍が歴史を変える!? アニメ『織田信奈の野望』アフレコレポート

By, 2012年6月8日



GA文庫で好評刊行中のライトノベル『織田信奈の野望』がアニメ化! 平凡な男子高校生、相良良晴が突然400年前の日本にタイムスリップ、そこで出会った織田信長ならぬ織田信奈と共に戦国乱世を駆け巡る戦国絵巻が描かれている。
主要キャストの皆さんに、本作の見どころや意気込みをお聞きしてきました!

―演じたキャラクターの紹介をお願いします。

織田信奈役・伊藤かな恵さん(以下、伊藤):信奈は「姫武将」と呼ばれていて、流行りものがとても好きで、気の強い女の子です。

相良良晴役・江口拓也さん(以下、江口):良晴は現代から戦国時代にやってきた男の子で、彼は以前から戦国ゲームや漫画にあこがれがありました。現代に帰る、ということを置いておいて、この時代で天下を取ることを決意するパワフルな少年です。

前田犬千代役・福圓美里さん(以下、福圓):犬千代は前田利家の同僚で、彼女も信奈同様に「姫武将」と呼ばれています。無表情になることが多く、良晴には動物扱いをされています(苦笑)。

柴田勝家役・生天目仁美さん(以下、生天目):勝家は織田家に仕えていて、とても巨乳です(笑)。

丹羽長秀役・松嵜 麗さん(以下、松嵜):長秀は何かと点数をつけたがる癖があるのですが、誰よりも頭が良く、しっかり者のお姉さんです。

蜂須賀五右衛門役・金田朋子さん(以下、金田):五右衛門は30文字以上話すのが苦手です。忍者で「ござる」という口癖があります。とても強いので、良晴をよく助けてあげています。

明智光秀役・矢作紗友里さん(以下、矢作):光秀は元々斎藤道三の小姓だったのですが、現在は信奈に仕えています。
「三日天下の武将」ということで、歴史的にはいいイメージはないかも知れませんが(苦笑)、彼女はとてもKYで、真面目なシーンでも一人で騒いだりしています。でも頭は非常にキレる子です。

竹中半兵衛役・小倉 唯さん(以下、小倉):私が演じさせて頂いている竹中半兵衛はもともと身体が弱かったり、人見知りだったりするんですが、軍師として活躍するときはすごい威力を発揮し、みんなをまとめています。
陰陽師としては、天候まで操ってしまうほどの実力を持っています。そういった所でギャップがあるキャラクターです。

―この作品を一言で表すと?

伊藤:かわいい女の子もたくさん登場しますが、カッコイイシーンもたくさん出てきます。

江口:「爽快」です!

福圓:「華」ですね。

生天目:「面白い」です。

松嵜:「本格時代劇」です!

金田:この時代は馬に乗っているので「足が4本」です!

矢作:歴史の勉強をしていたので、学生時代を思い出しますね。

小倉:一言で表すのは難しいですが、この作品では信長が天下統一を目指して、みんなで協力しながら頑張っていく姿、そして登場してくるキャラクターを含め「美」という文字が合うような気がしました。
特に信奈のもうもうとしている姿が素敵です。登場するキャラクターも美しく可愛い子がたくさんです。

―アフレコ現場の雰囲気を教えてください。

伊藤:女性キャラクターが多いように思われると思いますが、普段は男女のキャスト数は半々くらいで、年齢幅も広いです。

江口:今回のように和気あいあいとした雰囲気の中にも緊張感もあり、とてもメリハリがある現場です。

福圓:女性の武将もいれば男性の武将もいます。男性武将と女性武将が戦っているところを見ると、いじめのようにしか見えないです(笑)。

生天目:女性がメインかと思えば、男性キャラクターもいるということで、そこも本作の魅力なのではないかと思います。とてもいい緊張感のある現場です。

松嵜:もちろん緊張感がある中で演じさせていただいておりますが、五右衛門がセリフをかむたびに和みます(笑)。

金田:「~殿」という呼び方など、発音しにくい言葉が多いので、そんな中で皆さんとてもよく頑張っていると思いますっちゃいます!

矢作:作中に登場する言葉に関して下調べをして、現場ではそのことについて話しています。

小倉:色々な所で会話が飛び交っているような、明るく楽しい現場です。戦っているところのガヤを取るのに男性がたくさん参加するんですが、いつもすごい迫力なので、驚いてしまいます。
私はキャストの皆さんの中でも年下なのですが、いつも周りの方が話しかけてくださるので、緊張もほぐれて楽しく演じられています。

―最後に、ファンに一言お願いします。

矢作:戦っているのは女の子ですが、とても見ごたえがあると思います。学生は歴史の教科書片手に、成人の方はネットの辞書片手に(笑)、楽しんでください!

金田:色々な楽しみ方ができる作品だと思います。難しい言葉の言いにくさを共感していただけると嬉しいです! 作品内容を実際の歴史と比べてみるのも面白いかも知れません。

松嵜:この作品に出会うまでは長秀のことは知らなかったのですが、台本を読んでみて、面白さにハマってしまいました。皆さんもぜひお楽しみにしててください!

生天目:「信長がもし女性だったら?」という設定も面白いのですが、信奈が動くことによって歴史が変わっていくストーリーが面白いと思います。「信長が生きていたらこうなったのか」というストーリーをお楽しみください!

福圓:良晴の視点に立って、歴史上の人物に会いに行くという感覚で作品を観てみると面白いかも知れませんね。よろしくお願いします!

江口:信奈は決断力が潔く、一つひとつの物事が見ていて気持ちいいです。そして戦闘シーンも気持ち良く、歴史の流れに沿って楽しめると思いますので、毎回爽快感を味わって欲しいと思います。

伊藤:良晴が未来からタイムスリップしてくることにより、豊臣秀吉が亡くなってしまうのですが、そのようなことが切っかけで歴史が変わったり、信奈の性格も変わっていったりしますので、歴史を知っている人はもちろん、知らない人も「姫武将」たちの魅力を感じて欲しいです!

小倉:この作品は本当に見所がたくさんあります。信奈率いる仲間たちがみんなで協力して頑張っていく姿、そして時には笑えるシーンや感動する場面、ちょっとドキドキしちゃうようなシーンまでたくさん詰まっています。半兵衛も頑張って活躍するので、皆さん是非応援してくださいね!

<Text/ダンディ佐伯>

●アニメ公式サイト
http://odanobuna.com/

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