15分に7回死ねる!?『いつか天魔の黒ウサギ』ARレポ

By, 2011年6月29日



2011年7月新アニメ『いつか天魔の黒ウサギ』キャストインタビュー

富士見書房・富士見ファンタジア文庫刊、鏡 貴也原作の学園リバース・ファンタジー『いつか天魔の黒ウサギ』が2011年7月に待望のアニメ化決定!! 恋あり、戦いありの大注目作品だ。今回は主要キャストの皆さんにインタビューをしてきました!

―ご自身の演じたキャラクターの紹介と、役が決まった時の感想をお聞かせください。

鉄 大兎役・立花慎之介さん(以下、立花):大兎は、自分のことを平凡な人間だと思っている高校生です。そんな彼が、サイトヒメアとの9年前の出来事を思い出すことにより、いろんな事件に巻き込まれてゆき、傍観的な気持ちを持っていた彼の心が成長していきます。
心のうちで悔しさをぶちまけたりするような熱い部分もある、自分にとっては珍しい役なので、新鮮ではありますが、そのぶん一生懸命演じなくては、と思いました。

サイトヒメア役・高本めぐみさん(以下、高本):サイトヒメアはヴァンパイアで、大きな力と謎を抱えた女の子です。でも好きな大兎を想う気持ちは、恋に一生懸命な普通の女の子と同じです。
詳しくは言えないんですけど、オーディションの段階でヒメアの謎の部分が出ている大変な原稿をいただきました。そんなオーディションを経て、合格した時は素直に嬉しかったですが、同時に「えらいことになった」と想いました(笑)。覚悟とやる気が一度に沸き起こりましたね。

紅 月光役・中村悠一さん(以下、中村):月光は自分勝手な生徒会長です。一年生なのに生徒会長になってしまうというのは、周囲からは、人を引っ張っていける力を持っているように見られているキャラクターです。でも、1話の印象では非常に威圧的なので、どうしてこんなに人気があるのかをこれから探りながらやっていきたいと思います(笑)。
オーディションの時は、キャラクターの見た目をあまり気にせず、設定資料通り上から目線のオレ様な感じを意識して演じました。

安藤美雷(アンドゥのミライ)役・野水伊織さん(以下、野水):美雷は、男子生徒にとても人気があるような、すごくかわいい女の子です。ですが中身は単純で、興味がコロコロ変わる、とても無邪気なおバカキャラです。
今回のように、考えなしに「わーい」って突っ込んでいってしまうキャラクターって、実は初めてでしたので嬉しかったですが、そのかわいらしさをどうすればうまく出せるのか、原作を読んでしっかりと勉強しようと思います。

時雨 遥役・美名さん(以下、美名):遥は大兎の幼なじみで、優しくてかわいい女の子です。
ボーイッシュなキャラクターを演じることが今までは多かったので、今回のようなかわいい女の子を演じられて嬉しいです。また、実は大きな秘密を抱えているというキャラクターというところも、とてもやりがいがあると感じています。

碧水 泉役・堀川千華さん(以下、堀川):泉は見た目は不良少女です。ヴァンパイアや悪魔などがいるなかで、普通の女の子として大兎に接していきます。ちょっと素直じゃない部分隠された素直な部分をどうやって演じていくかが課題です。
オーディションでは声の調子があまり良くありませんでした。それでも精一杯演じて受かることができましたので、泉と一緒に大兎や生徒会メンバーとしっかり関わっていきたいです。

数冴紗英子役・合田 彩さん(以下、合田):紗英子は《軍》と呼ばれる組織に所属する女性です。はじめは仕事のできる大人な女性に見えますが、だんだんとキャラが崩れてくるらしいです(笑)。
改めて原作を読み返しても、年下の月光に命令をされると尻込みをしてしまう一面を持ったキャラクターでした(笑)。大人ながらも、押しに弱い感じもしっかり出せるように頑張ります。

―演じるにあたり、意識している点は?

立花:学校生活の「普通感」を出そうと意識しています。フランクで楽しく、あっけらかんとした、今どきの普通の高校生らしさを意識しようと。ただ、ヒメアと出会って物語が進むにつれ、生活も色々と変化があります。それに合わせて、大兎も非日常の世界の中で成長していくので、その変化をうまく表現できればと思います。頑張って叫ぶセリフをやりたいと思います!

高本:ヒメアの「大兎至上主義」の部分を遠慮なく突き詰めていけるように意識しています。そして、他の登場人物との関わることで彼女に生じる変化も大事に、繊細に演じていきたいと思います。

中村:役柄的に、キツい印象を与える演技を基本的には心がけていますが、月光には、ある目的があるので、そこに関わる台詞に対しては違ったニュアンスを入れ込めるように意識してやらせていただいてます。弟・日向との兄弟同士のやりとりで、月光の本音が出てくるところは、普段とのギャップを楽しんで演じたいと思います。

野水:かわいくて元気で、発言のテンションがとても高いので、そのテンションを落とさないで、むしろどんどん上げていくくらいの気持ちで頑張っています。月光に対しては「ご主人様にシッポを振りながらくっついていく飼い犬」のかわいらしさをイメージして、演じています。

美名:遥と大兎のやりとりは、バトルシーンではなく日常の部分が多いので、優しさや温かみを意識して演じたいです。

堀川:すれたキャラの中でも持っている繊細な部分と、クラスで一人浮いていた彼女の心の変化をうまく演じられれば、と思います。

合田:女子高校生にはない大人の雰囲気を出すことを意識しています。

―自身が演じたキャラクターと似ている点は?

立花:平穏な生活が好きな部分は似ているのかなと思います。それと、一人の女性を好きになるとずっと好きになり続ける一途なところです。

高本:何かにハマッた時、興味の対象に集中して周りが見えなくなってしまうことです。

中村:そうですね…コーラが好きなところです(笑)。

野水:「仲良くなったー!」となったら、その人に犬のように懐いてしまうところですかね(笑)。

美名:これから演じていくなかで、見つけていければいいなと思います。ただ、立花さんと同じになってしまいますが、一途なところは似ているかも知れません(笑)。

堀川:似ているのは、すれているところです(笑)。泉は意外と頭がいいのですが、逆に、私は算数までしか分からないくらいなので、彼女を見習いたいですね(笑)。

合田:電話で相手と話すと自分の立場が弱くなってしまうところです(笑)。

―最後に、ファンに一言お願いします。

立花:初めて観る方はもちろん、原作ファンの方でも楽しめる演出やシナリオ構成もあり、全ての人に楽しんでいただける内容になっていると思います。応援して下さい!

高本:登場人物のそれぞれが、真っ直ぐでも歪んでいたとしても、強く誰かを想う気持ちを持っていることが作品の魅力だと思います。私もそれを伝えたいです。

中村:未完の原作をどう紡いでいくのか? と気になりますが、続きが非常に気になるような、引きの強い作品になっています。1話を見たら2話、2話を見たら3話と毎週見たくなるはずですので、できれば1話からずっと見続けて欲しいと思います。

野水:バトルシーンも魅力である一方、原作を読んでいると、美麗な風景を思い浮かべられるので、それがアニメになるとこうなるんだ、というビジュアル面にも注目して欲しいです。

美名:とてもテンポ感があって、どんどん呑み込まれていくストーリー展開です。どのキャラクターも悩みを抱えているのですが、彼らがどうそれを乗り越えていくかにも注目して下さい!

堀川:原作ファンもアニメからのファンも両方楽しめる作品になっていると思います。余すところなく観て欲しいです!

合田:幻想的な映像描写も魅力ですし、一人ひとりのキャラクターたちの想いがどんな形でまとまっていくのか? そこを是非観て下さい!

<Text/ダンディ佐伯>

<インフォメーション>
アニメ『いつか天魔の黒ウサギ』
2011年7月8日(金)テレビ埼玉 他・放送開始!!

<キャスト>
鉄 大兎:立花慎之介
サイトヒメア:高本めぐみ
紅 月光:中村悠一
安藤美雷(アンドゥのミライ):野水伊織
紅 日向:福山 潤
時雨 遥:美名
蒼水 泉:堀川千華
数冴紗英子:合田 彩
ほか

<スタッフ>
原作:鏡 貴也
原作イラスト:榎宮 裕
監督:山本天志
シリーズ構成:森田 繁
脚本:あみやまさはる/吉村清子/大知慶一郎
絵コンテ:川崎逸朗/宮崎なぎさ/新田靖成/藤沢紗々
キャラクターデザイン:磯野 智
総作画監督:磯野 智/桜井正明
アニメーション制作:ゼクシズ
音楽制作:フロンティアワークス
製作:宮阪高校生徒会

●アニメ公式サイト
http://kadokawa-anime.jp/itsu-ten