【プレゼントあり】持つのは「夢」でなく「目標」。 ラジオに魅せられた16歳・奥森皐月 インタビュー(第3回)

By, 2020年11月6日



現在、Eテレ『にほんごであそぼ』や『すイエんサー』にレギュラー出演中、タレント・女優として活躍している奥森皐月。
現役の高校生にして多くの趣味を持ち、特にお笑いは彼女の生活に強く影響を与えているそうだ。
また、無類のラジオ好きとしても知られ、彼女がWEBサイト「クイック・ジャパンウェブ」に寄稿したラジオに関するコラムでは、深夜ラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』をフィーチャー。実際にパーソナリティの伊集院光が番組内のフリートークでコラムのことを紹介するなどし、反響を得た。

今回はまだまだ知るところの多い奥森さんを直撃。濃密な16年間を掘り下げつつ、「いまもっともやりたいこと」についても語っていただいた。今回は第3回の模様をお届けしよう。

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―ところで最近、新しい形でラジオを聴かれているみたいですね。

奥森皐月さん(以下、奥森):はい。コテコテの深夜ラジオを聴きながら、インスタグラムで流行りの服やコスメを見たりしています。

―それは、かなり奇抜な楽しみ方ですね……(笑)。

奥森:表現が難しいですが、深夜ラジオの濃さを、流行りで「中和」させている……というイメージでしょうか? 「ちゃんと年相応の文化を取り入れてるんだ」という自己肯定をしながら、自分を保ちつつ、アップデートをしている感じですね。
とくに女の子らしいことに興味がないわけではないのですが、積極的に流行を取り入れよう、という意識はあまりないんですよね……(笑)。

―自分は、主に深夜ラジオで流れる「今週の推薦曲」みたいなコーナーで、流行曲を知ることが多くて、重宝しています。

奥森:私も音楽がとても好きなので、ラジオからの新曲情報はありがたいです!

―最近では普通になってきた感もありますが、深夜番組の合間にアニメソングのリリースCMが流れてくることがあり、驚くことも多かったです。

奥森:私も最近、声優・降幡愛さんの曲がかかって「おおっ!」となった経験があります(笑)。

―昔は「深夜のお笑いラジオ」と「アニソン」はほぼ結びつかなかったのですが、最近はそのあたりもボーダーレスになってきた感があって面白いですよね。

奥森:確かに、独特の文化を持つ媒体ですよね。

―そう言えば奥森さんは、お笑いもお好きだそうですが。

奥森:空気階段さんはラジオ番組『空気階段の踊り場』を聴いていることもあって大好きな芸人さんなのですが、この前の『キングオブコント2020』でも大活躍をされてよかったです。

―たしか『爆笑問題の日曜サンデー』で空気階段のふたりがゲストでいらっしゃったときに、太田光さんと田中裕二さんが「水川かたまりさんのメイクが可愛すぎて、ネタが頭に入ってこなかった」とコメントされていました。

奥森:私が思うに、(空気階段の)鈴木もぐらさんのオッサンキャラクターに、インパクトのある女装キャラクターをぶつけてしまうと、コントのよさが消えてしまうんじゃないかと。なので、あの路線のメイクで正解だったと思います!

―さすが、しっかりとした見解をお持ちですね(笑)。大きな賞レースは、大体押さえているんですか?

奥森:そうですね。両親がお笑い大好きなので、「このネタはよかったね」と、ワイワイやりながら家族で観ています。お正月って、お笑い番組がすごく多いじゃないですか。「ずっとお正月でいい!」と本気で思っています(笑)。

―昔流行したバラエティ、お笑い番組は、ご覧になったことはありますか?

奥森:『笑っていいとも!』や『とんねるずのみなさんのおかげでした』、『SMAP×SMAP』とか、何とかリアルタイムで観ていた記憶があります。もう少し生まれるのが遅かったら観られなかった番組も多いですからね。ギリギリ楽しめて、本当によかったです。

―奥森さんの、今後の具体的なビジョンを教えてください。

奥森:まずはテレビに出て、タレントとして活動すること、そしてもちろんラジオパーソナリティも大きな目標ですね。私がずっと楽しく聴かせていただいてきた番組の時間帯を受け持つのが夢です。ゆくゆくは私のようなラジオ好きの若い子がたくさん出てきてもらえるような番組にしたいです!
そして、文章を書くような仕事もしたいです。

―書く仕事と言えば、「クイック・ジャパン ウェブ」さんでコラムが始まりましたね。

奥森:先ほど「テレビに出たい、ラジオのパーソナリティをやりたい」と話しましたが、正直、一生テレビやラジオに出られるとは思っていないんです。趣味の部分とは別として「書く仕事」を伸ばしていきたいな、というのがありまして。

―ちなみに、学校の国語の成績は?

奥森:自分で言うのもなんですが、国語「だけ」は、かなりいいです(笑)。国語が好きだから文章が好きになったのか、その逆なのかはわかりませんが……。
作文もおかしな量を書いていましたね。原稿用紙2枚でいいと言われたのに7枚描くとか。
負けず嫌いなところがあるので、「2枚と言われたら、それ以上書かないと」という燃えてしまって(笑)。

―コラム以外に書いてみたいジャンルはありますか?

奥森:ちょっと似ているかもしれませんが、エッセイも書いていきたいです。あとはニュースが好きなので、批評家……と言ってしまえばおこがましいですが「ニュースを切っていきたい」、という願望はありますね。
趣味でやってきたものが、媒体さんを通して少しずつ見ていただけるようになってきて、ますます楽しくなってきました!

―コラム用の文章は、普段どのようなシチュエーションで書いてらっしゃいますか?

奥森:自宅で音楽を聴きながら書くことが多いのですが、たまに喫茶店で書いているとまた違った気持ちになれるんですよね。「この時間がいつまでも続けばいいのに」と思ってしまいます。
「週に何本も連載がある」みたいな状況でも全然構わないですし、いつか1冊の本として、世の中に出せればいいな、という目標もあります。
まだまだほかにも「野望」はありますが、まずはこの3本を確立させていければと思っています!

―目標にしているコラムニストやエッセイストはいますか?

奥森:参考にしている……というわけではないのですが、芸人さんが書かれるブログは面白いモノが多いので、よく読んでいます。Aマッソの加納愛子さんが書かれる文章が本当に好きで、心の底から尊敬しているんです。
学校の授業で「尊敬する有名人」を言っていく機会があったのですが、周りが「織田信長」や「ウォルト・ディズニー」を挙げるなか、私は加納さんの名前を出しました。
「何言うてんねん」というエッセイを連載されているのですが、本当に面白いんです。近々書籍化されるということで、すごく楽しみです!

―ご自身も、いまの連載をまとめた本を出せる日がくればいいですね。

奥森:はい! どんな小さな枠でもいいので、色々な場所で色々なことを書きたいですね。随時お待ちしています!!

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

●クイック・ジャパンWEB 奥森皐月コラム(月一回更新予定。次回は11月15日(日)掲載!)
https://qjweb.jp/contributor/37956/

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