作品の魅力をキャストとともに再発見!「サンライズフェスティバル2012 颯爽『機動武闘伝Gガンダム』」レポート

By, 2012年8月19日



サンライズとテアトル新宿がタッグを組んで毎年夏に開催されている「サンライズフェスティバル」が今年も開催! 8月11日(土)は『機動武闘伝Gガンダム』をフィーチャーして行われた。

アニメライター小林治氏が司会のもとで行われ、ゲストはジョルジュ・ド・サンド役の山崎たくみさん。
まずは事前に配られた「ガンダムファイト国際条約7ヵ条」に基づき、今回のイベントが壇上、客席とわず、ガンダムファイトであると説明された。


そしていよいよイベントスタート! 作品でおなじみの掛け声をもじって「ガンダムトーク レディー・ゴー!」という掛け声とともにイベントがスタート!……と思いきや、ここで乱入者が!

名ゼリフを叫びながら関智一さんが颯爽と登場! ここから三人で、事前に来場者に配られた「ガンダムファイター登録票」(質問状)を元にトークを展開していくことに。


トークに先立ち、「二人にとってのベストバウトは?」と聞かれると、山崎さんは「実はジョルジュは一度も勝ってないんです」と「Gガンダムトリビア」を披露。

関さんは「当時(Gガンダムの)アフレコ中に演技に力が入った稲葉(実)さんのメガネが飛んでしまったのを見て笑ってしまったのに、その芝居がそのまま使われてしまった」という裏話を披露。
ここで小林氏がこの日のために作品を咀嚼して発見した「Gガンダムが壊した(これまでの)ガンダムの常識7ヵ条」を紹介。「ガンダム同士のド突き合い」「コロニー同盟による支配」「モビル・トレース・システム」「訓練ではなく修行」「二十代の主人公」などを挙げ、集まったファンをうならせた。

また関さんと山崎さんがそれぞれ搭乗した「ゴッドガンダム」や「ローズガンダム」のガンプラを買った人に挙手してもらい、来場者との交流も楽しんだ。
ファンが選んだベストバウトの中の「師匠との最終対決」という答えについて「最終的に総合的な部分で越えるのがすごいです」と関さん。
さらに途中から、当時、設定制作のを担当していた河口佳高さん(現 サンライズ執行役員)が加わり、当時の裏話を語った。

最後は豪華なプレゼントが当たる抽選会。
登壇されたお二人のサイン入りポスターや島本和彦先生の直筆イラストが入った『超級! 機動武闘伝Gガンダム 』(角川書店にて連載中)のコミックスなどが当たるジャンケン大会が行われた。

山崎さん:18年前の作品をこうして応援していただける方がたくさんいて嬉しいです。

関さん:主役をやらせてもらい、今でも色々なところで関わりがあり、自分の中にも根強く残っている作品です。朝まで楽しんで下さい!

最後に関さんと山崎さんの音頭によって、ドモンと(秋元羊介さん演じる)東方不敗マスターアジアが拳を交える時の掛け声を会場全員で叫び、トークイベントは終了。「ガンダムファイト」のごとくアツいステージとなった。

<Text/ダンディ佐伯>

●作品公式サイト
http://www.g-gundam.net/