これが高校生の常識?非常識!?『男子高校生の日常』アフレコレポート

By, 2011年11月17日



『ガンガンONLINE』(スクウェア・エニックス刊)で好評連載中のWEBコミック『男子高校生の日常』(原作:山内泰延)がアニメ化! 『ニコニコ動画』などで配信されたプロモーション映像も話題騒然、『銀魂』などでおなじみの高松信司を監督に迎え、アニメーション制作をサンライズが担当した豪華なタイトルとなっている。アフレコを終えたキャスト陣に意気込みを伺ってきた。

―演じたキャラクターの紹介、演じた感想をお願いします。

ヒデノリ役・杉田智和さん(以下、杉田):男子高校生だった頃を思い出しながら、近くて遠い存在を誠実に演じられれば、と思います。

タダクニ役・入野自由さん(以下、入野):タダクニはごく普通の高校生です。

ヨシタケ役・鈴村健一さん(以下、鈴村):タダクニも普通なら、僕の演じたヨシタケももっと普通のキャラクターです。

モトハル役・浪川大輔さん(以下、浪川):モトハルは不良っぽいキャラクターですが、魅力的に演じられるように頑張ります。

唐沢役・小野友樹さん(以下、小野):唐沢は常識がある方、という紹介をされるのですが、「普通じゃなさ」をうまく演じられれば、と思います。

タダクニ妹役・高垣彩陽さん(以下、高垣):表情が見えないキャラクターなのですが、とても力が強いので妹の威厳を出していきたいです(笑)。

生島役・斎藤千和さん(以下、斎藤):ヤナギンについていけるよう、身体を張って演じました(笑)。今後も、とても楽しい現場になると思います。

羽原役・ゆかなさん(以下、ゆかな):羽原は今のところは普通ですが、おいおい別の一面が見えてくるらしく楽しみです。

ヤナギン役・小林ゆうさん(以下、小林):パワフルで暴力的な部分などヤナギンさんの個性を全力で演じていきたいと思います。

―お気に入りのキャラクター・シーンは?

杉田:ヒデノリは恋愛フラグのようなものがよく立ちます。今後の展開が楽しみですが、恐らくうまくはいかないでしょうね。

入野:タダクニは、原作者の山内先生がとても「使いづらい」と公言されていますので(笑)、アニメを観て「もっと出番を増やそうかな」と思っていただけるよう頑張ります(笑)。

鈴村:タダクニも応援したいですが、ヨシタケも応援していきたいです。それと女子たちにはあまり出て欲しくないです、美味しいところを全部持っていってしまいますので(笑)。

浪川:ジャック(※原作第6話目に登場、ヒデノリが演じる架空の人物)ですね。あのクオリティは中々出せないと思います。アニメでしか出せないんじゃないでしょうか?

小野:唐沢は帽子を取るとどうなるのか気になっていたのですが、それが取れるシーンが気になります。

高垣:兄の出番の少なさが妹として心配です(笑)。アニメならではの間と、ハイテンションさとローテンションさのなんとも言えないケミストリーが起こりますので、そこを注目していただきたいです。個人的には、妹が告白される話や、兄弟が集まって話をするエピソードがアニメでも観たいです。

斎藤:どんなキャラなのか?これ以上はっちゃけるのか?と不安です(笑)。バスケ男子、というキャラクターがとてもかっこよくてお気に入りです。

ゆかな:バスケ男子は、カッコ良すぎでした(笑)。
そしてヒデノリとヤナギンがこれからどうなっていくのか? とても気になります。役者さんお二方の感性が秀逸なので楽しみです。

小林:羽原さんが実はすごく強い、ということを聞いておりますので、とても気になります。生島さんとのやりとりも楽しみです。

―本作の魅力はどこにあると思いますか?

杉田:考えたことがないですね。

入野:「男子高校生ってこうだ」というのが共感できます。

鈴村:テストが返却される時のようにすごく不安な気持ちになるくらい、独特の間で収録しておりまして。間のとり方が難しく、その部分がきっとオンエアにも乗っていると思いますので、皆さんも不安になってみてください(笑)。

浪川:投げっぱなしで着地点が見当たらないところでしょうか? パートごとの最後にロゴが出てホッとする、というか(笑)。

小野:杉田さんがおっしゃったように、何も考える必要がなく力まず観られる作品、というところが魅力だと思います。

高垣:一話一話は短いのですが、オムニバスで一話にたくさんのエピソードが入っていますので、何度も面白く、何倍も楽しんでいただけると思います。短さ、シュールさがクセになる作品です。いい意味で失笑していただけると思いますので、無防備のままで感じていただきたいです。

斎藤:キャストの持っている間が、キャラクターたちの間にそのまま投影されているように感じます。「原作に声がついたらこうなるんだよ」という魅力を皆さんに届けたいと思います。

ゆかな:ゆかな:自分の中で共感できる「あるある」や、こんな人いたな、という「あるある」など、色々感じていただけるんじゃないかと思います。斎藤さんも仰ってましたが、キャスティングの妙も楽しんでいただけたらと思います。

小林:生島さんと羽原さんとヤナギンの女子3人のやりとりはテストの時から一体感を感じて思いきり爆発をさせていただきました。原作ファンの方も、今回初めて知ってくださった方も、是非アニメの中の世界観を楽しんでいただけたらと思います。

TVアニメは2012年1月9日(月)深夜2時よりテレビ東京ほかにて放送開始。

●TVアニメ公式サイト
http://www.danshinichijyo.net
●ガンガンONLINE
http://www.ganganonline.com

(c)山内泰延/スクウェアエニックス・「男子高校生の日常」製作委員会

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