祝・20周年! 豪華パーソナリティが集結した『A&G ALL☆STAR 2011』レポート

By, 2011年10月18日



「文化放送A&Gゾーン」の番組が大集合!『A&G ALL☆STAR 2011』開催!

文化放送でオンエアされている声優やアイドル・アニソンアーティストがパーソナリティを務めるアニメ・ゲーム関連のラジオ番組が集結する「文化放送A&Gゾーン」。現在こちらで活躍中のパーソナリティが一堂に会した豪華なイベントが9月25日(日)、東京・C.C.Lemonホールにて開催。各番組の人気コーナーが今回のイベント限定の特別版で登場。他の番組パーソナリティが、各番組にお互いゲストとしてお邪魔するというスタイルで行われた。

 
最初のプログラムは『井口裕香のむ~~~ん⊂( ^ω^)⊃』。「トップバッターは大事です。頑張りますので
皆さんも一緒に頑張りましょう!」という井口の挨拶から始まった。「ゆかちのちょっと気になるぅ~!」コーナーには阿澄佳奈と高橋美佳子がゲストで登場。今回のコーナーの主旨は「井口が興味を持てそうなものを紹介し、どちらがより興味を持ってもらえるか?」、というものなのだが、阿澄からは「どうせ結局食いつかないのに何故このコーナーをやっているのか分からない」という辛辣な言葉が(笑)。

ともあれ対決スタート! 阿澄が紹介したのは本人もハマっているという「ホットヨガ」。ホットヨガ歴5年の高橋(ちなみに阿澄は半年)の協力も受けて井口に手本を見せる。続いて高橋が紹介したのは全国チェーンのラーメン屋『天下一品』。その美味しさを伝える為、阿澄と高橋が実際にラーメンを試食して感想を井口に伝えた。ヨガも試食も観ていただけで大変不満そうな井口が選んだのは『天下一品』。理由は「『天下一品』を選べばもらえるラーメンセットは家で食べられるから」とのこと(笑)。

 
続いては『井上麻里奈・下田麻美のIT革命!』。ゲストに浅野真澄を迎え「めざせ! ITマスター」コーナーに挑戦。「毎回登場するお題のIT用語の意味を当てる」というもの。自らを「ITの生き字引」と称し、自信たっぷりの浅野だったが、コーナー前のトークで少しずつボロが出ていく(笑)。

お題の「WMA」という言葉の意味を井上は「世界の麻里奈を愛してる」、浅野は「世界のマネーを扱える」、そして下田は「私はマスミ・アサノ」と回答。全員不正解だったが、その珍回答に場内は大爆笑だった。ちなみに正解は「Windows Media Audio」の略。

 
『高橋美佳子のの~ぷらんでいこう』では杉田智和、岡本信彦、井口祐香の3人がゲストで登場。
ここでは「みったんの方程式」コーナーに挑戦。「高橋美佳子+○○=△△」という形で△△の部分を一人ひとり発表していき、高橋が一番気に入ったものを実践する、というもの。「○○:豚のクッション」というお題には、井口が考えた「この豚ヤロウ!!」という叫びとともにクッションを会場に投げつけるポーズを披露。「東京スカイツリー(の巨大貯金箱)」では、杉田の「断空砲」(『超獣機神ダンクーガ』に出てくる武器)が採用、バズーカのように肩に置いたスカイツリーを会場に向けて発射するアクションを見せ、オーディエンスから大きな拍手を受けた。

 
『高垣彩陽のあしたも晴レルヤ』はゲストに井上麻里奈と下田麻美が登場。「あ~よかった」コーナーでは井上と下田が「巨大な魚肉ソーセージに見立てた風船に付けられたテープを上手にめくる」というテーマに挑戦。一歩間違えると破裂してしまうという緊張感の中、見事成功! 高垣は「ボウリング一投でストライクを出す」に挑戦。倒れなかったピンに対する井上のナイスアシスト(?)もあり、こちらも見事に成功! 最後は高垣が「二人がゲストに来てくれたこと自体が『あ~よかった!』でした!」とキレイに締めた。

 
『阿澄佳奈 星空ひなたぼっこ」のゲストは高垣彩陽と鷲崎 健。「星組 阿澄先生」に幼稚園児の恰好で登場した二人が「キリンの首は何で長いの?」、「ギャップ萌えって何?」、「大人になって『あ~よかった!』と思うことは?」など、園児らしからぬ質問も含め、次々に阿澄先生に対して質問をぶつけていく。阿澄本人は「ちゃんと答えられてなくてごめんなさい」と謝罪したものの、そのやりとりに会場は爆笑の渦に巻き込まれた。

今回イベントに参加できなかった、実に25番組のパーソナリティによるビデオメッセージが流された後は、イベントもいよいよ後半戦。

 
『杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン』と『RADIO 4Gamer』の合同コーナーでは杉田智和と岡本信彦、ゲーム系サイト『4Gamer.net』ライターのマフィア梶田の4人が登場し、梶田の部屋を再現したステージ上で『バーコードバトラー』で対戦をしたり、バッティングマシン形式でピンポン玉が飛び出す『ロボピッチャー』を使用して客席にボールを飛ばしたりとフリーダムな世界が展開した。

 
ラストは『A&G 超RADIO SHOW~アニスパ!~』。本日ステージを盛り上げた出演者が全員登場し、鷲崎 健と浅野真澄が司会のもと「A&Gオールスター意識調査」コーナーが行われた。企画の内容は鷲崎以外の10人にボタンを渡し、質問に「YES」の場合はボタンを押す、というもの。

「番組内で『正直この企画何?』ということをやらされたことがある」「正直殴りたいと思ったスタッフがいる」など、匿名でないと中々答えられない質問もある中「ラジオをやっていて良かったと思う瞬間がある」という質問には10人全員が「YES」と回答。

高垣は「お話しする相手によって引き出してもらえる部分が変わるので、自分が広がっていくのを感じます」、井上は「私たちは、普段はキャラクターを通してでしか皆さんに知っていただけないのですが、ラジオだと私たち個人の言葉でしゃべることができますので、ファンの方とのコミュニケーションの広がりが持てる」とコメント。その言葉からラジオ番組のパーソナリティを務めることへの誇りを感じ取ることができた。

最後は出演者から会場のファンに向けてメッセージが送られた。

阿澄佳奈:始まる前まではどんなイベントになるか分かりませんでしたが、とても楽しかったです。

井口裕香:まだ聴いたことのない番組もありましたので、その番組に興味が持てました。今度是非聴いてみたいです。

井上麻里奈:各番組がどんな内容なのかが分かりました。是非番組に出てみたいし、こちらの番組に遊びに来ていただきたいな、と思います。

下田麻美:どの番組にゲストでお邪魔するかによって内容も変わってくると思いますので、次回があれば、今回行けなかった番組にもお邪魔してみたいです!

高垣彩陽:普段は一人でパーソナリティを務めているのですが、今回はたくさんの「A&Gファミリー」と一緒に盛り上がれて楽しかったです。ラジオは無限の可能性があると思いますので、パーソナリティをこれからも頑張っていきたいです。

高橋美佳子:文化放送は子供のころから聴いていましたので、こうしてイベントに出演できて夢のようでした。ありがとうございました。

杉田智和:人生、「背水の陣」という気持ちで生きていますが、その水の波に乗って行きたいと思います。え、それは「悪ノリ」だって? ありがとうございました(笑)。

岡本信彦:どんなステージになるか不安でしたが、楽しくやれて良かったです。

マフィア梶田:自分がなぜこの場にいるのか分かりませんが(笑)、これからもパーソナリティを頑張っていきたいと思います!

浅野真澄:『A&G 超RADIO SHOW~アニスパ!~』のパーソナリティを7年半やっていますが、このように番組のパーソナリティが一堂に会することはあまりないので新鮮でした。

鷲崎 健:今回の出演者たちは『アニスパ!』のパーソナリティをやっていたから会えたメンバーかも知れません。皆さんの応援次第でまたこのような機会が設けられるかもしれませんので、よろしくお願いします!

<Text/ダンディ佐伯>

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