1月21日(日)、武蔵野芸能劇場にて「武蔵野芸能劇場でお昼にヤル会」が行われ、声優・天野心愛(あまのここあ)が若手枠として落語を初披露した。天野は「ベイブレードバースト ゴッド」クリオ・ドロン役や「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」でさくら役を演じるなど、実力派として今後の活躍が期待されている。
三年前から行われている立川志ら乃主催の「ヤル会」は関智一、山口勝平などベテラン声優から新人の声優まで幅広い声優が出演してきた。今回天野は「子ほめ」という演目を披露。桃色の着物を身に纏った天野が登場すると、会場からは最年少出演者への驚きの声があがった。可愛らしい自己紹介を会場全体が温かく見守っていたのもつかの間、演目が始まると同時に一気に観客を彼女の世界へ引き込んでいった。くるくると変わる表情や話し方に会場は終始笑いに包まれた。
天野は落語の難しさについて「会話の流れで覚えようとノートに書き起こしたところ15ページにもなってしまって。リズムで暗記するのが難しかったです。」と初の挑戦に対する苦労を明かした。「でも、(本番は)緊張しませんでした!本当に楽しかったです。お客様にたくさん笑って頂けて嬉しかったですが、つられて笑わないように必死でした。」と笑顔で語った。「たくさんの人の前で落ち着いて話をするという経験は、今後のお仕事にも活かしていきたいと思います。」とこれからの活動にも意気込みを見せた。
●天野心愛 公式プロフィール
http://www.spacecraft.co.jp/amano_kokoa/