神谷浩史さんと小野大輔さんがパーソナリティを務めるラジオ『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』から飛び出したエアバンド・MASOCHISTIC ONO BAND(マゾヒスティック・オノ・バンド、通称『MOB』)のメジャーデビュー記者会見が2014年11月上旬、都内で行われた。
12月10日にリリースが決まったミニアルバム『Masochistic Over Beat』の発売に先駆け、メンバー6人がデビューに関しての意気込みを語った。
―今回バンドを結成したいきさつ、バンド名の由来を教えて下さい。
Vocal:ONO-D:一言でいうと…「運命」。
Vocal:HIRO-C:つまり、どういうことかって言うと餃子屋で「俺たち、バンド組まない?」という話になって。そこでバンド名を決めることになりまして。ここはリーダーであるONO-Dの名前とマゾな性格をバンド名に入れよう、ということで、「MASOCHISTIC ONO BAND」が誕生しました。
―メジャーデビューした感想は?
ONO-D:一言でいうと…「祭り」。
HIRO-C:つまりは、俺たちのことをメジャーが放っておかなかったというか。そういうことですね。
―メジャーへのあこがれや想いは?
ONO-D:一言でいうと・・・「なんも言えねえ」。
Bass:DO-S:つまり、一言では言い表せない、メジャーへの想いがあるということです。
―表題曲の「Masochistic Over Beat」にはどんなメッセージが込められていますか?
ONO-D:文字通りです。一言でいうと…「マゾ」ってことだよね。
HIRO-C:何が言いたいかっていうと、俺たちみたいに武道館でデビューさせてもらって、さらに香港でPV撮影をさせてもらったというバンドはあんまりないと思いますが、俺達はそれを実現する力を持っている。その力を継続していくためには、どんな困難でも乗り越えて行く、そういう気持ちを歌に込めてやらなきゃいけないということです。
―ちなみにヴォーカルは……エアではないですよね?
ONO-D:エアではないですが、エアな気持ちではやってる。一言でいうと「空気」。
HIRO-C:つまり何が言いたいのかというと、「空気」は、あって当たり前だけど人間が生きていくのになくてはならないものなので、ファンの皆さんにとって俺たちの歌もなくてはならないものという枯渇感が生まれてくるものにしないといけないと思っています。
―ちなみに、他のバンドメンバーはレコーディング中は何をされていたのでしょうか?
DO-S:スタジオに行って飴をなめていました。それと、楽器を演奏するプロのミュージシャンに挨拶をしました。
Drums:CHANKO:水を飲んでいました。
Keyboards:YAGI84:音を抱いていました。
Guitar:3M:スタジオに入れなかったので、外で聴いていました。
―今回のCDでは神谷浩史さん、小野大輔さんの曲のカバーもされたということですが。
ONO-D:一言でいえば「リスペクト」。
HIRO-C:つまり、どういうことかっていうと、リスペクトがないとカバーできないから。俺たちなりの音にしないといけないので、その点は苦労しました。
―バンドとしての今後の野望をお願いします。
ONO-D:一言でいえば「世界」…だよね。
HIRO-C:何が言いたいかというと、デビュー前に香港へPV撮影に行かせてもらっていたので、デビューした時点でアジアは既に視野に入ってました。だから、アジアは当然としてそこからもっと世界に広がるグローバルな気持ちをどんどん養っていかなければ、ということです。もちろん、俺らのステージが用意されていれば日本全国どこでも行くし、それがいつか世界につながるんじぁないかなと思っています。
―ラジオのテーマソング「Masochistic Over Beat」と「この歌がとぎれないように」について、聴きどころをお願いします。
ONO-D:すごくロックだよね。ところで…「ロック」って何ですか?
HIRO-C:…番組のOPとEDにふさわしいものを作り上げないと、という想い歌いました、聴きどころは全部ですね。
EDテーマはEDテーマで、楽しい30分の終わりにふさわしい曲にしたいという気持ちがまずあって。来週もこの時間にふたりのトークを聴きたいな、と感じてもらいたい、俺らの気持ちもそこに乗っていて、詞の内容には俺らの気持ちが乗っています。個人的には、サビ前に注目していただきたいです。
―バンドの中で、今まで音楽性の違いで衝突はありました?
ONO-D:一言で言うと、「日常茶飯事」だよね。それがロック。
HIRO-C:何が言いたいかというと、音楽をやるにあたって話し合いは必要不可欠だってことです。ディスカッションは深夜まで及ぶこともあります。
―では、今回収録される新曲「Dangerous Groove Six」についてお聞かせください。
ONO-D:…一言でいうと…「デンジャラス」。
HIRO-C:何が言いたいかというと、今までと違う何かが届けば、という想いがあったので、他のバンドメンバーにも歌わせたほうがいいということになり、それぞれパートを決めました。映画を観てくれた人はヴォーカルについては「あの二人だ」、というのが分かってくれると思いますが、ほかの4人のメンバーは、あまり知られていないので、より深く知ってもらうように、楽曲を作ってもらいました。簡単に言えば、メンバー紹介の歌です。
―日本武道館で華々しくデビューされた皆さんですが、ここで歌ってみたいという場所はありますか?
ONO-D:…一言でいうと「さいたまスーパーアリーナ」。
HIRO-C:つまりどういう事かって言うと「アニサマ」に出演したいと。
―皆さんにとってのライバルは?
ONO-D:一言でいうと「自分自身」。
HIRO-C:つまり、何が言いたいかというと、仮歌を歌ってくれている岡さんと三宅さんです。目標です。
―最後に、ファンに一言お願いします。
ONO-D:一言でいうと「ありがとう」。以上です。
HIRO-C:つまり、何が言いたいかというと、こんな俺たちに付き合ってくれてありがとうということです。本当に感謝しています。なんだかんだ言っても俺達音楽は本気でやっているんで、どれもすごくいい楽曲だし、映画の主題歌も素晴らしいし、新曲3曲も入った、計7曲。メジャーミニアルバムとしては、すごくよくできていると思います。DGSを長く聴いていれば、俺たちのやりたいことがよく分かると思うし、知らない人も聴いてくれれば楽曲の良さが分かると思います。是非、よろしくお願いします。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
【CD概要】
MASOCHISTIC ONO BAND/Masochistic Over Beat
2014年12月10日(水)発売
¥2,500+税
<収録楽曲>
01.Masochistic Over Beat(番組新OPテーマ)
作詞:古屋真 作曲・編曲:岡ナオキ
02.DIRTY AGENT(MOB ver.)
作詞:古屋真 作曲:CAS 編曲:Y.Kamogawa
03.Dear Girlは眠らない(MOB ver.)
作詞:古屋真 作曲:kyo 編曲:三宅博文
04.Say Your Name!〜Dear Girl〜(MOB ver.)
作詞:古屋真 作曲:竹内彰廣 編曲:岡ナオキ
05.Dangerous Groove Six
作詞:古屋真 作曲:三宅博文 編曲:三宅博文
06.Ace of Asia
作詞:古屋真 作曲・編曲:岡ナオキ
07.この歌がとぎれないように(番組新EDテーマ)
作詞:古屋真 作曲・編曲:岡ナオキ