講談社刊『モーニング・ツー』に連載中、中村 光原作の人気マンガ『聖☆おにいさん』の劇場版の初日舞台挨拶が2013年5月10日(金)、東京・バルト9で行われた。
メインキャストのイエス役・守山未來さんとブッダ役の星野 源さんが登壇。上映後のファンの前で作品について語った。
―実際にご覧になってび感想をお聞かせください。
星野さん:アフレコ時は絵が出来上がっていませんでしたが、こうして最後まで通してみると深みが違いました。とても面白かったです。
森山さん:先日、完成披露試写会があったのですが、それから今日に至るまで、さらに作り直したらしいです。すごいですよね。ちなみに、この後スタッフさんと一緒に打ち上げがあるのですが、190人くらい人が集まるということみたいです(笑)。
―作中でイエスとブッダが「日本に来て良かったね」と言いますが、二人が日本に生まれて良かったと思う瞬間は?
森山さん:やっぱり食べ物ですね。仕事で海外に出ることが多いのですが、こんなに様々な料理が美味しい国は、海外ではないです。ブッダには敢えてカレーを食べてもらいたいですね(笑)。
星野さん:イエスは特にきゃぴきゃぴしているので、メイド喫茶で文字が書いてあるオムライスを見て喜ぶと思います。
森山さん:大英博物館に『聖☆おにいさん』の原作本が展示されているということをお聞きしましたが、海外にとっては本作自体が驚きなんだな、というのが分かりました。
星野さん:僕も食事ですね。この前、入院していた時に、ごはんがすごく美味しかったんです。白米を食べた時に「なんてうまいんだ」と思いました。他の国ではこんな感覚は味わえないんじゃないかと思います。
―作中で個人的に好きだったシーンは?
森山さん:星野さんの歌う「ギャグ」が始まってからのラストの流れが好きです。
星野さん:エンドロールがとても好きです。高尾監督の演出が素晴らしいと思います。静止画で魅せてくれるのは、監督が手がけた他のアニメでも際立っていますし。
また立木文彦さん演じるヤクザを一緒に収録できたのが、とても印象に残っています。
―また機会があれば声優をやってみたいですか?
森山さん:ぜひ「エキゾチックジャパン」を極めていきたいです!
ここで、原作者の中村先生が描いた、お二人のビッグサイズの絵が登場。喜びと驚きをあらわにしていた。
ちなみに、絵は2枚用意され、持ち帰ることができるとあって、お二人のテンションはさらにアップ! 客席そっちのけで(?)絵に夢中になる一幕も。
―最後に、ファンに一言お願いします。
星野さん:今日からいよいよ公開ということで、これから色々なところで色々な人に見てもらえるように宣伝したいと思いますので、皆さんも同じくらいの重圧感を持って宣伝してください!『俺たちは仲間だ!』よろしくお願いします!
森山さん:楽しんでいただけた方は、是非家族や友人に宣伝してください!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
●劇場版公式サイト
http://www.saint023.com/