中世風の世界を舞台に『正統派』吸血鬼との禁断吸血体験ができる「吸血シチュエーションCD」『禁断吸血鬼』のシリーズ第6弾が登場!
今回はアレクサンダー・フォン・ヴァイセヘルデンブルクを演じた津田健次郎さんを直撃!!
―本日の収録の感想をお聞かせ下さい。
津田健次郎さん(以下、津田):かなりの量のテキストをひとりでしゃべりまして、疲れましたね(笑)でも、たっぷりと芝居をさせていただけて楽しかったです!
―今回はダミーヘッドマイクを使用してのアフレコでしたが、こちらについての感想もお願いします。
津田:ダミーヘッドマイクは今までも何度か使わせていただいたことはありますので抵抗はありません。今回使用したものは、どうやら『禁断吸血鬼』シリーズに相性のいいものらしいとのことですが、とても新鮮に演じられました。
ダミーヘッドならではの距離感、方向性といったものが臨場感たっぷりですので、演劇的なものをいつも感じていますね。
―今回演じられた、アレクサンダーというキャラクターの印象をお聞かせ下さい。
津田:長い間生きている、という圧倒的な存在感と色気を持っていて、それでいて悲しい存在であるといいますか。切ないものをたくさん抱えているキャラクターなので、複雑な存在ですね。
演じる際は、そこまで声の調子を低くするといかつくなってしまいますし、キャラクターのイラストをみるとシュッとしたイケメンなのでそこも意識しつつ、といったところで演じました。
―本作の世界観についての印象をお聞かせ下さい。
津田:こういうジャンルの作品があるんだ、ととても新鮮でした。吸血鬼はダミーヘッドマイクを使うには持ってこいだと思いますからね、「血を吸っちゃうもんね~!」みたいな感じで(笑)。退廃的な雰囲気とエロティシズムと、吸血鬼の持つ紳士的なところが非常に分かりやすく作られている感じがしますね。
―今作には吸血するシーンと、逆に女の子から吸血されるシーンがありますが、演じる上で気をつけたところはありますか?
津田:吸血する快楽と吸血される快楽では違うのではないかと思いますから。そこを意識しました。
―今作の聴きどころを教えて下さい。
津田:やはりダミーヘッドマイクを使用しているところが最大の聴きどころだと思いますね。吸血したりされたり、甘い言葉を吐いたり。また、アレキサンダーというキャラクターのドラマもしっかりと描かれていますので、そこも楽しんで欲しいと思います。
―吸血鬼に対する率直なイメージはどのようなものをお持ちですか?
津田:昔から好きでしたね。白黒映画のドラキュラ伯爵を観て「カッコいいな」と思いました。非常にダンディで、爵位を持っていますし。怪物の中では最も色気があると思います。
―もしご自身が吸血鬼になったら何をしてみたいですか?
津田:空を飛べるのなら飛んでみたいですね。吸血もしてみたいですが、味はどうなんでしょう、鉄棒臭いんでしょうか(笑)?
―本作はどのようなシチュエーションで聴いてもらいたいですか?
津田:ヘッドフォン・イヤホンを着用してもらい、リラックスした中でコーヒー・紅茶・お酒を片手に間接照明にしてもらい、アロマを炊いたりした素敵な空間の中でおひとり聴いていただきたいですね。
―「吸血」という部分で特に意識したところはありますか?
津田:そもそも吸い方の構造が分かっておらず、出た血を普通に吸うのか、牙に穴が空いているのか? 考えたりはしましたね。
あとは、吸っていく血の味自体に魅力があるのか、恍惚感を得る何かが含まれているのか? そして吸われる方も同じで座れることにより血が混じり合っていく恍惚感を味わえたりするのかなど考えています。
一応論理的に色々と考えていますね。演じている時は意識しませんが(笑)。
―アレクサンダーとして、同シリーズの別のキャラクターと絡んだ時、どんな活躍を望みますか?
津田:全ての血族の大本になる存在なので、みんなを率いて闊歩する、というシーンをやってみたいですね(笑)。
―暗めの物語の中にエロティックなシチュエーションがあったりしますが、一番それが強いシーンはどこになるでしょうか?
津田:ベッドシーンにいくような部分もありますが、やはり吸血鬼のお話、ということで血を吸う、吸われるという部分に一番色濃く出ていると思います。
―最後に、ファンに向けて一言お願いします。
津田:皆さんの期待に沿える、あなたが待っていた一枚になったと思います。しっかりとしたドラマ、しっかりとした世界観、空気感があり、ダミーヘッドマイクの威力が存分に出た作品になっていますので、是非楽しんでいただきたいですね。アデュー!
<Text/ダンディ佐伯>
【CD概要】
「禁断吸血鬼~黒薔薇ノ皇帝~」
2013年2月13日(水)発売
<キャスト名>
アレクサンダー・フォン・ヴァイセヘルデンブルク(CV:津田健次郎)
品番:KDSD-00612
税込価格:¥2,100
発売元 : 株式会社ティームエンタテインメント
販売元 : 株式会社ソニー・ミュージック ディストリビューション
【ストーリー】
革命の中で巡り会った妖艶な吸血鬼(ヴァンピール)――「我が運命の姫君ではありませんか?」
貴女は彼から《ある手解き》を受ける事となり……
皇帝の【吸血ヴォイス】【吸血鬼の添い寝と吐息】で 禁断の目眩く(めくるめく)甘美な世界に囚われていく――。
【トラックリスト】
第1章 :CAPITULUM I.
Mirabile flori similis est ~一輪の奇跡~
01.巴里の夜に銃声は響く
02.皇帝の隠れ家
03.魔法を吐息に変えて
04.吸血鬼の教え
第2章 :CAPITULUM II.
Etiam Caesar quaerit amor ~ 皇帝は愛を求め~
05.最初の罪
06.帝国の支配者
07.まだ見ぬ運命を求めて
第3章 :CAPITULUM III.
Sanguis fuerunt glandesque ~血と銃弾、そして~
08.導きの添い寝
09.襲撃
10.血族の護人
11.Bon voyage
12.真実の花言葉
第4章 :Chapitre IV.
Florent duae nobiles rosae ~二輪の薔薇~
13.吸血のレッスン
14.永遠の先まで
DRAMATIS CARMEN 〜テーマソング〜
彼方ノスタルジヤ
15.EPILOGUS
第5章 :CAPITULUM V.
VERBA ACTORIS 〜フリートーク〜
【キャンペーン概要】
■キャスト直筆サイン色紙プレゼントキャンペーン
本CDをお買い上げの方を対象に、抽選で出演キャストの直筆サイン色紙を3名様にプレゼント致します。
・募集要項
CDにアンケートはがきが封入されておりますので、アンケートにご回答の上、帯にある応募券を貼ってご応募下さい。
尚、プレゼント応募の締め切りは2013年5月末日までとさせて頂きます。
(商品の発送は、2013年6月下旬を予定しています。当選者の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。)
●CD紹介サイト
http://www.team-e.co.jp/products/kdsd-00612.html
(C)Schwarz Rose