２日目は瀬戸麻沙美、吉田有里、大亀あすかが登場！コミケ83『cosmic record』合同お渡し会イベント『岸本パプア』『音楽少女』『電波ソング通信部』編

By, 2013年1月31日

2012年12月29日（土）より東京ビッグサイトで３日間の日程で開催されたコミックマーケット83の企業ブース『St.DEEN&コズミックレコード/i-styleプロジェクト』販売スペースにおいて、気鋭の音楽レーベル『cosmic record』からリリースされる新プロジェクトの担当声優によるコミケ限定お渡し会イベントがおこなわれた。

『cosmic record』はアニメーション制作会社であるスタジオディーンなどが所属するイマ・グループの子会社となるソル・インターナショナルの独立レーベル。「声優の表現力」をテーマとした独自の作風と、こだわりぬいた声優＆製作陣による作品の数々が話題となっている。

12月30日（日）には、沼倉愛美さん＆瀬戸麻沙美さんによる最新音楽企画『音楽少女』から熊谷絵里役の瀬戸麻沙美さん、バーチャルアイドル『岸本パプア』シリーズの第二弾として12月28日に発売されたCD「ゆらゆらミサイル」を歌う岸本パプア役の大亀あすかさん、さらにcosmic recordとIOSYSによる大人気コラボ企画『電波ソング通信部』で松嵜麗さんや三上枝織さんと一緒に電波ソングを歌っているニコラ・Ｔ・藤井役の吉田有里さんが販売スペースに登場し、お渡し会イベントに参加。

まずはコミケ（コミックマーケット）限定CD『電波ソング通信部電撃作戦トルネイド』をはじめとした関連グッズを購入し、イベント参加チケットを先着でゲットした100人ものファンに３人が笑顔で挨拶。続いて吉田さん、瀬戸さん、大亀さんの順番で販売スペースに並ぶと、彼ら一人ひとりと楽しげに会話を交わしながら記念品となる各作品キャラクターのブロマイドを「ありがとうございます」と感謝の言葉とともに手渡していた。

こうしてキャスト陣とファンの嬉しいふれあいの時間となったお渡し会イベントは大盛況のまま無事終了。イベント終了後には吉田さん、瀬戸さん、大亀さんの３人からコメントを頂いた。

─まずはお渡し会イベントの感想をお願いします。

岸本パプア役・大亀あすかさん（以下、大亀）：同じレコード会社ではありますが、それぞれ違う企画のCDのキャストの方と一緒にお渡し会に参加できたということで、すごく楽しかったなというのが率直な感想です。とても『シグマ祭』でした（笑）。

熊谷絵里役・瀬戸麻沙美さん（以下、瀬戸）：直接お客様とお話ししながら「この曲、楽しみにしててね」って言葉を交わせたのが、すごく印象的でした。こういう風にファンの方とお会いできる機会ってなかなかないですし、自分が出ている別の作品でも応援してくださっているというような声を聞けたのも嬉しかったですね。あと、後輩と先輩とご一緒できて、やっぱりシグマ祭でした（笑）。

ニコラ・Ｔ・藤井役・吉田有里さん（以下、吉田）：私の出させていただいた曲は３人で歌っているということで、このイベントでは私が頑張ってみんなに曲の良さを伝えられるようにと思いながら参加させていただきました。イベントとか全然慣れていないので不安だったりもしましたが、先輩方に囲まれてすごく安心できてありがたかったです。

─今回はコミケでのお渡し会でしたが、会場の雰囲気や、コミケの経験などについてお聞かせください。

大亀：何回かお仕事で来たことがあったんですが、雨のコミケは初めてで。ただでさえ大変なのに、雨ということでもっと大変になっているなってことを感じました。毎回来ているお客様はすごいなと感心します。

瀬戸：私は初コミケです。コスプレイヤーの方がたくさんいらっしゃったので、もっとじっくりと見てみたかったです。（大亀「行きたかったね」）。そうなんです。チラッチラッとは見ていたんですが、なかなかしっかりは見れなかったので、ぜひチャンスがあればじっくり見てみたいなって思いました。

吉田：前日のお渡し会に続いて二回目ということで、今日もドキドキでした。それと雨でお客様の方が濡れているのを見て、「はー」って思っちゃいました。

─もしコミケに参加するとしたら、どのような企画で出展したいですか？

大亀：友達がコスプレ写真のCDとか売っててすごく楽しそうにしているので、やるんならコスプレをやってみたいですね。VOCALOID（ボーカロイド）とか可愛いしいろんな衣装があるから、そういうのはいいかもって思いました。

瀬戸：もしブースとか出せたら自分で作った作品の声を自分がやったり、演出したり音とを出したりした朗読CDとかを出してみたいです。コスプレは巫女さんとかこの時期にいいですよね。一回着てみたいです。

吉田：熱気がすごいので、その雰囲気の中で売り子さんとかやってみたいです。（大亀「今日やったよ？」）。あ、そうだ。やってますね（笑）。コスプレするなら、みんなすごい完成度がすごいので撮影する側になって、パシャパシャしたいです。

─今後の企画展開への希望などは？

大亀：せっかく今回こうやってお渡しというカタチでキャスト同士がコラボができたので、次はそれぞれの作品とコラボできればいいなと思いました。

瀬戸：「音楽少女」ではキャラごとにロックとエレクトリックの二種類のジャンルを歌い分けているので、例えば歌うジャンルを交換してみたりとかして、いろんな曲を歌ってみたいなって思います。

吉田：お客様にも「ライブはやらないんですか？」といわれたので、出来ればライブをやれたらなって思います。かけ声とかも入っていて、みんなで盛り上がれる曲なので、出来たらいいなって思います。

─レーベルのテーマが「声優の表現力」ということで、演じるにあたって工夫した部分などをお聞かせください。

大亀：私のキャラクターは14歳でまったりというのがコンセプトにあったので、14歳の女の子の頑張る気持ちや若さみたいなものを常に意識しながら作らせていただきました。

瀬戸：私の演じているキャラクターは２人いる中でもクールな女の子。歌うということについては技術的にまだまだ未熟なので、少しでも曲調の雰囲気に近づけるように、自分の中で歌詞とメロディがどう重なるかをイメージしながら歌いました。

吉田：ニコラちゃんは『トルネイド星人』のクオーターという宇宙人の役ということで、ちょっとぶっ飛んだところを意識しつつ、テーマとなっている「女子高生アイドル」を意識しながら歌ってみました。

─最後に2013年の抱負と、ファンへのメッセージをお願いします。

大亀：2013年はどんな年になるかまだ分からないけれど、自分の中での一年のテーマが「変化・変身」だったりするので、そこをじっくり見ていただければ嬉しいなと思います。そしてパプアちゃんのCDなんですが、こちら第２弾を発売ということで、どんどんボリュームアップしてますし、素敵な小説も付いてきてますので、ぜひぜひみなさんお手に取っていただけると嬉しいです。

瀬戸：2013年は「継続力」。がんばりまーす！　「音楽少女」は私は５曲歌っているんですがいろんな表現がある曲調ですので、聴くたびに毎回楽しんでもらえると思います。ぜひぜひたくさん聴いてください。

吉田：私はこの作品がデビュー作になるので、2013年は「出発の年」にしたです。これからどんどん前に出ていけるように頑張ろうと思います。それと『電波ソング通信部』三人娘が歌っている『電撃作戦トルネイド』ですが、電波っぽいところをみなさんに受信していただけたら幸いです。

＜Text・Photo／川畑剛＞

【CD概要】

ゆらゆらミサイル
発売中