森田涼花、前山剛久、津田美波が登壇! DVD映画『携帯彼氏+』上映会&舞台挨拶

By, 2012年7月25日



2012年7月22日(日)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、DVD映画『携帯彼氏+(プラス)』の上映会&舞台挨拶が行われた。

本作は、kagen氏原作のケータイ小説『携帯彼氏』から始まった、サスペンスホラーシリーズの最新作。2009年には、『携帯彼氏』が劇場公開され、2011年には、続編のDVD映画『携帯彼女』をリリース。そして更にその続編となるDVD映画『携帯彼氏+』(2012年8月3日(金)発売)と『携帯彼女+』(2012年9月5日(水)発売)の2作品がリリースされる。
先に行われた『携帯彼女+』の舞台挨拶に続き、この日は森田涼花さん(めぐみ役)、前山剛久さん(爽太役)、津田美波さん(理沙役)そして監督・脚本の月川 翔氏が登壇した。

  
今回演じた感想について、
森田さんは「引きこもりの女の子の役だったのですが、私自身もプライベートであまり楽しいことがなかったので、うまく中和できました(笑)」、

前山さんは「僕は現在大学生なのですが、高校生の役、ということで、ホラー作品なのに楽しんで演じました。また、今回は僕自身、初映像作品ということで、緊張したところもありましたが、周りの演者さん、スタッフさんのおかげでうまく演じ切ることができました。
爽太という役をあまり考えすぎず、ナチュラルに演じたかったので、自分自身の高校生時代を思い出しながら演じました」

津田さんは「映画作品の出演も初めてだったのですが、いじめっ子役、というのも初めてで……。いじめられていかがでしたか?(前山さんに振る)(笑)」

それに対し、前山さんが「カメラが回っているところ以外ではかわいいな、と思いました」とコメントすると、津田さんもほっとした様子。

続けて津田さんは「最後の、理沙とめぐみのわだかまりをほぐすシーンが、『どう表現すればいいんだろう?』と色々考えて演じたシーンです」とコメントした。


『携帯彼女+』に続いてメガホンをとった月川監督は「最初にこの企画をいただいた時に『携帯越しに見える霊が相手で、主人公は不登校気味の子』ということで、携帯電話と主人公の間だけを移動しているイメージが沸いてしまいましたが(笑)、森田さんも先ほどのコメントにあったとおりで、津田さんの役も歳の差を感じさせない演技も光りました」とコメントした。

撮影で印象に残ったシーンを聞かれると、森田さんは「撮影の時はすごく雪が積もっていたのを覚えています」とコメントすると、
津田さんは「ロケバスに乗った後に道がすごく混んでいて寝てしまい、着いたら雪景色だったんだよね(笑)」とフォロー。さらに「森田さんが真っ先に外に駆け出していくのを見て『若いなあ』、と思いました」と語り、笑いを誘った。

前山さんは「撮影に臨む上で、髪の毛を暗めにしたのですが、最後の方になると、だんだん色が明るくなってしまい『シーンがちゃんとつながるかな?』と不安になりましたが、最後までなんとか大丈夫でした」と、ヒヤヒヤのエピソードを語った。

また、森田さんから撮影中に、急に「好きな四字熟語は何ですか?」と聞かれ、「切磋琢磨ですね」と言ったら、「そうですか」と言われて、そこで会話が終わってしまい、不思議な気持ちになった、とのこと(笑)。

津田さんは「撮影初日に雨が降ってしまい、寒さに震えながら撮影に臨み、ロケバスに戻った後に『あのシーン大丈夫でしたかね?』と不安になったのをとても強く覚えています。私は車の中で暖をとれたのですが、森田さんがその後も外でロケが続いたので『すーちゃん、頑張れ!』と車内でずっと応援していました。
また、シリアスなシーンを撮影している時に、控え室で『今日のお弁当は何だろうね?』と話していたりして、現場とのギャップがすごかったです(笑)」と語った。

月川監督は「津田さんもおっしゃっていたように、雨の中の撮影が大変でした。シーンのつながりに苦労しましたね」と語ると、津田さんは「初の映像作品で初日から雨だったので『撮影現場は過酷なんだ』というのが身にしみて分かりました」とコメントした。

さらに月川監督は森田さん、前山の演技に触れ「かおり役の桃瀬美咲ちゃんが、ちょっと間合いが早いな、と思ったら、森田さんが『この部分はセリフはないのですが、小さくうなずいています』と言ったり、色々と考えて練習しているんだな、というのが伝わってきました。
前山君は、ドアを入ってくる時に、足元に照明機材があるのに無理に入ってこようとして動きが不自然になっていたのが印象的でしたね(笑)」と話すと、前山さんは
「初の映像作品でしたので、『こういうものだ』と思っていました(笑)」と照れながら語った。

最後に、登壇者からメッセージが送られた。

津田さん:恐いものが苦手な方もいらっしゃると思いますが、私も実は苦手なのですが、とても観やすい作品になっていると思いまして、あまり恐がらずに観ることができました。それでもちょっと苦手だな、と思う方は、是非ご家族や友人と一緒に観ていただければ、と思います。

前山さん:王道のホラーの中にも恋愛模様や、めぐみと爽太が幽霊に立ち向かう姿に僕自身も勇気や元気をもらえましたので、皆さんにもそれが伝わっていましたら幸いです。

森田さん:悩みなど、学生でしか味わえないような感覚があると思いますので、それらを思い出して観ていただけますと嬉しいです。

月川監督:DVDでも発売されますので、是非そちらも楽しんでいただきたいと思います。本日はありがとうございました!

最後は集まったファンとハイタッチを行い、舞台挨拶は終了した。

<Text・Photo/ダンディ佐伯>

【DVD概要】
携帯彼氏+
2012年8月3日(金)発売

価格:3990円(税込)
発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

●『携帯彼女+』・『携帯彼氏+』 公式サイト
http://keitaiplus.com/

(C)2012 ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント