【プレゼントあり】アーティスト・直田姫奈の“いままで”と“これから”が詰まった1枚が完成! 1stフルアルバム『FEVER -僕たちの計画-』をリリースする直田姫奈 インタビュー

By, 2025年6月4日



2024年4月に1st配信シングル「ラベンダー・ブルー」でソロデビューを果たした直田姫奈。彼女の待望の1stフルアルバムが25年6月11日(水)にリリース!
これまで発表してきた3曲の配信シングルのほか、昨年5月に開催された「Hina Suguta 1st LIVE -Sings-」で披露した6曲。さらに同11月開催の「直田姫奈 アコースティックライブ2024 -ばっかだな-」で初披露した最新曲「たどり着いた場所であたしお熱が出ている」の完全版を加えた全10曲を収録! 1年間の集大成とも言える1枚となっている。
発売を控えた直田さんに話をうかがってきた。

―まずは、アルバム発売が決まったときの率直な感想をお願いします。

直田姫奈さん(以下、直田):音源化されていない楽曲がたくさんありましたし、「ついに全曲お届けできるときがきた!」とうれしい気持ちになりました。

―「CDアルバム」という形で発売され、よろこびもひとしおなのでは?

直田:そうですね。私自身、好きなアーティストのCDを買って、ブックレットを読むのが好きでしたし、憧れでもあったので、感無量です。これまで支えてきてくれた家族や知り合いに直接手渡しするのが、いまから楽しみです!

―リリースに際し、アーティスト写真を新たに撮影されたそうですが、こちらのコンセプトを教えてください。

直田:私、アーティストデビューしてからすべての楽曲でギター演奏も担当しているんですよね。まさか、ここまでマンツーマンのような形で活動をしていくとは思っていませんでした……。
音楽活動において、ギターは切っても切れない関係になりましたし、「今後もこの相棒(エレキギター)と一緒にやっていくぞ」という意思表明でもあります。
実は構想の段階では、“ギターなし”の写真も候補に挙がっていたのですが、私のアーティスト活動におけるスタンスがこの1枚で伝わってくるので「ぜひギターと一緒の写真で!」とお願いしました。
ギターに添えられたチューリップの花も、かわいらしくてお気に入りです。本アルバムのイメージカラーが「青」と「オレンジ」なので、それにあわせて用意してくださったのかな、と。

―ほかにもこだわりがあるとか?

直田:はい、髪飾りはメイクさんの手作りなんです。イメージカラーの「青」と「オレンジ」のビーズで花の形を作ってくださって。みなさんのお力があってこその1枚になりました!

―では『FEVER -僕たちの計画-』というタイトルは、どのように決まったのでしょう?

直田:まずは英語と日本語、どちらにするか? というところから始まりまして。候補となるようなワードを出していただいたなかで「FEVER」と「僕たちの計画」という2つのワードが同じくらい刺さりまして。どちらも捨てがたいということで「じゃあ、両方入れてしまおう!」という結論に至りました。

―それぞれ、どんなところが気に入ったのか、教えていただけますか?

直田:まず、「FEVER(フィーバー)」という言葉には「熱狂」というイメージを持つ方が多いと思うのですが、今回は「微熱」という意味をメインに持たせようと思いまして。
昨年10月発売の3rd配信シングル「ばっかだな」でリリースが一段落し、「次はどんな展開が待っているんだろう?」と思ってくださった方もいると思うのですが、私もそうでした!
ですので、「じわじわとした熱を持った状態」をイメージしたこのタイトルを付けました。なお、新曲「たどり着いた場所であたしお熱が出ている」のタイトルにもかかっています。
そして「僕たちの計画」はデビューしてからファンのみなさんを含めた「1年間の歩み」と、これからもみんなで一緒にアーティスト活動を作っていきたい、という想いを込めてつけました。
“いままで”と“これから”、どちらの意味も込められていますし、結果的に欲張ってよかったな、と(笑)!

―音声コンテンツプラットフォーム「AuDee」で期間限定配信中の『直田姫奈の FEVER – ラジオ計画 -』では、「熱狂」のほうの「FEVER」で盛り上がる回もありましたね。

直田:映像をご覧いただいた方はわかるかもしれませんが、ラジオブースのなかが様々な色の光に照らされてフィーバーしてました(笑)
みなさんの背中を押せるようなコーナーもありますので、アルバムと合わせてラジオも聴いてフィーバーしてもらえたらと!

―トラックリスト(曲順)に関してもこだわりがあるとか?

直田:はい。1曲目は「ラベンダー・ブルー」と2nd配信シングル「My Truth」とで迷ったのですが、この1年間を最初から駆け抜けてきたこともありますし、やっぱり「ラベンダー・ブルー」かな、と思いまして。そうなると、活動を振り返る上では発表してきた曲を順番に入れていこうと。

―4曲目に新曲「たどり着いた場所であたしお熱が出ている」を持ってきた理由は?

直田:同曲は私のプロデューサーでもあるhabana(音楽プロデューサー)さんに、1年間の軌跡を書いていただいた曲で、言わば「集大成」と言えるようなナンバーなんです。ですので、配信シングルの次に持ってくるのが一番しっくりくるだろうということで、この並びになりました。

―後半のトラックは、ライブでも披露してきたナンバーが続いています。

直田:ここからの曲順は、すごく悩みました。でも、先ほども言ったように「聴いてくださるみなさんにフィーバーしてほしい」という気持ちがありましたので、「Monday Night」、「レスピラールの花束」、そして「エヌ・オー」と、心の奥底に眠っているドロドロした感情を歌った曲たちをまず持ってきて、前向きな気持ちを歌った曲たち(「DAYDREAM BEAT」、「ASTRO ESCAPE」)を経て「好きだった」につなげていく……という流れにしました。
なお、「最後はエモーショナルな形で」という想いもあり、「好きだった」を10曲目に持ってくることは最初から決まっていました。

―歌詞カードを見ていると「ギター演奏:直田姫奈」というクレジットに目を引かれます。

直田:「ここに私の名前が載るんだ」とビックリしました。ちょっと恥ずかしいですが(笑)、光栄なことだな、と。バンドの一員にもなった気がして、誇らしい気持ちになりました。

―エレキギターで参加された曲は「E.ギター」としっかりクレジットされていますね。

直田:聴いている方も「クレジットで‘ギター演奏‘と記載されている曲はアコースティックギターを弾いています。これが直田の演奏している音か」みたいな感じで楽しんでもらえればいいなと思います。
ちなみに歌と演奏を同じ日にレコーディングした曲もあれば、ばらばらに録った曲もあったり。ギターだけを2曲分録った日もありますし、スケジュールによって柔軟に録音していきました。
音楽関係の知り合いに話をしたら「声優自身が楽器のレコーディングに参加するなんてなかなかいないよ。すごいね!」とほめてもらえましたし、貴重な経験ができて、すごくありがたかったですね。

―ではここからは新曲を中心にお聞きしていきます。まずは“1年間の集大成”と位置付けられた「たどり着いた場所であたしお熱が出ている」から。

直田:私のアーティスト活動を一番近くで見てくださっているhabanaさんに新曲を書いていただけるということで、話を聞いたときは本当にうれしかったです。
私だけでなく、ファンと一緒に紡いできた1年だったので、両方をフィーチャーした歌詞になっていて感激でしたし、なんとコーラスにはシングル曲の作詞でお世話になった、金子麻友美さんも参加してくださったんです! まさに「チーム直田」の集大成とも言えるような曲になりました。

―ラスサビ前に「ギター!」と言いながら、バックバンドのギターソロが始まるシーンがありますが、歌詞カードに「ギター!」というワードがそのまま入っていてびっくりしました(笑)

直田:ライブやイベントでは、リアジュボーンのギター・浅井 真さんに演奏を振っているのですが、ぶん投げるところが私らしいし、habanaさんもよく見て作詞しているなあ、と(笑)
ライブで、ファンと一緒に「ギター!」と叫んだら、浅井さん、ビックリしちゃうかなぁ(笑)?

―そして、先ほどおっしゃっていましたが、「Monday Night」からはドロドロとした感情を歌ったナンバーが続くそうですね。

直田:はい。先陣を切る「Monday Night」は今回の収録曲のなかで、とくにロックなナンバーに仕上がったんじゃないかと思っていて、高校生の私だったら一番好きな楽曲になったかもしれません。
一方で、歌詞は大人のほうがより刺さるんじゃないかと思えるような、失恋ソングに仕上がっています。トラック順でいくと「ラベンダー・ブルー」から「たどり着いた場所であたしお熱が出ている」を挟んで、4曲連続での失恋ソングとなっております(笑)
荒々しさも込めたレコーディングになりましたので、ぜひ歌い方にも注目してください。

歌詞で一番好きなのは、2番のBメロ「青々として見せる芝生 隣ですらないのに」という部分です。等身大の人間が描かれていて、すごく刺さるんですよね。
ほかにも「ナンデモないよ」という表記だったり、文字でしかわからない気持ちの込め方も随所に出てきますので、ぜひ歌詞カードを見ながら聴いていただきたいです。

―「レスピラールの花束」の「レスピラール」は、スペイン語で「呼吸」という意味があるそうですね。

直田:私も「『レスピラール』ってなんだろう?」と思い、すぐに調べました(笑)
タイトルと同じく、抽象的な歌詞もこの曲の特徴の1つでして。
1サビの「眠れないフリでスロウに」というフレーズが特にお気に入りなのですが、もしかしたらバスケットボール用語である「フリースロー」とかけているのかな? と思ったり。
実はこの曲、「ラベンダー・ブルー」の次にレコーディングしたんです。歌詞の意味を解読して落とし込むのが大変だった記憶があります。メロディラインに関しても変拍子になるところがありますし、全体的に苦戦したのを覚えていますね。

―「エヌ・オー」は一度聴くと忘れられないようなメロディラインや、直田さんのシャウトがインパクト抜群です。

直田:リアジュボーンの西川 響さんのルーツをもとに作っていただいたのですが、どうやって歌えばいいのか、アプローチの仕方に悩みました。ただ、一度歌い始めるとすごく楽しくなってきまして。
「恋人なんて曖昧ね」、「指切りと似ているね」という歌詞を見て「言われてみれば、結婚と違って書類で契約を結ぶわけでもないし、すごく曖昧な関係性だな」と納得する自分がいました(笑)
また、サビで「No!」と叫ぶ部分をダウナーな直田、元気な直田など、いろんなパターンで録らせてもらったので、そこも楽しみにしながら聴いていただきたいですし、ライブで一緒に叫んでもらえるとうれしいです!

―「DAYDREAM BEAT」は、オーディエンスと一緒に盛り上がれるようなイントロが特徴的ですね。

直田:イントロのドラムの音が歌っている私の背中も押してくれます。
この曲って、まさに「私」そのものなんです! サビの「小さいことは一切合切 気にしなくていいよ」という歌詞なんて、その最たるものだな、と。気持ちが落ち込んでしまっている人はぜひこの曲を聴いて、前を向いてもらいたいです!

―「DAYDREAM BEAT」に続き、「ASTRO ESCAPE」も“前向きラブソング”となっています。

直田:こちらはリアジュボーンの柴田 尚さんの音楽ルーツをもとに作っていただきました「DAYDREAM BEAT」とはまた違ったアプローチで、ウキウキな恋模様を歌っています。
恋を成就させる一歩手前の時期を歌った曲なのですが、その時期が恋愛において一番楽しいじゃないですか。恋をしているときは浮つくし、まるで宇宙空間にいるような状態に近いのかな、と。

「廻り道はどう? 降りるポイントもう 一個もないでしょ」という詞を見て、思わず「いいね!」と叫んでしまうくらい(笑)、恋路を応援したくなる気持ちになりましたね。

―最後は、夏の季節が舞台の「好きだった」です。

直田:明るくて疾走感のあるメロディラインと、切ない歌詞のギャップがとても沁みるナンバーになっています。「これだけの曲が今後現れるのかな?」と思えるくらいお気に入りで、と同時に歌うのがとても難しかったです。
歌詞をご覧いただくと、いわゆる「サマーソング」だということがわかると思うのですが、2人の関係性がどのようなものなのか? いろいろと考察し甲斐があると思います。1つ言えるのは「主人公がとてもきれいな感情を持っている」ということで。「失恋するならこんな風に失恋したいな」と思えるような詞になっています。
フィクションに近い物語であることはわかっていますし、「Monday Night」のような恋のほうが多いとは思うのですが(笑)、みなさんの理想のラブソングも教えてもらいたいですね。

また、先ほども少し触れましたが、どの曲も歌詞作りには本当にこだわっていて。
韻を踏んでいたり、言葉遊びが合ったり、改行の位置も意図があったりするので、ぜひ隅々までご覧いただきたいです。

―アルバムのリリースイベントも続々開催予定ですが、6月に開催予定の「『FEVERカード』お渡し会」はどのような内容ですか?

直田:参加してくださったみなさんに、アルバムをコンセプトにした54種類のトランプカードをランダムでお渡ししていく、というイベントです。
撮りおろし写真のほか、「私の計画」や収録曲のおススメポイント、そして「直田姫奈 自作イラスト」など、手作り感満載のトランプカードになっています。全種類そろえて、みんなで大富豪やババ抜きなど、好きに楽しんでいただきたいですね。
このイベントを機会に新しい仲間を増やしてもらえたら、なおうれしいです。私と一緒に梅雨の時期を駆け抜けていきましょう!

―7月20日(日)にはトーク&ライブ「僕たちの計画」が開催予定です。

直田:アルバムリリース後、初めて歌唱するイベントになるので、ぜひ多くの方に来ていただきたいです。
配信シングル以外の各曲について、お話する機会がほとんどなかったので、ゆっくりじっくり紹介できるのがうれしいですし、トーク後すぐ楽曲を披露できるのは最高ですね。

―アルバムタイトルにちなんで直田さんが密かに立てている「計画」を教えてください。

直田:「健康」です。ライブやイベントに向けての身体作りはもちろんですが、ここのところ健康診断に行けていないので……。先日、ファンの方からも「健康にはくれぐれも気を付けてください」というメッセージをいただきましたし、ボディメンテナンスとヘルスケアに努めていきたいな、と!

―最後に、メッセージをお願いします。

直田:デビューから1年、ついにフルアルバムという形でCDデビューさせていただくことになりました! これを機に、私の曲を初めて聴いてくださる方がいると思いますし、いまからワクワクしています。
この夏、一緒に「フィーバー」しましょう!

<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アルバム概要】
『FEVER -僕たちの計画-』
2025年6月11日(水)発売

<収録内容>
1. ラベンダー・ブルー
2.My Truth
3. ばっかだな
4. たどり着いた場所であたしお熱が出ている
5. Monday Night
6. レスピラールの花束
7. エヌ・オー
8. DAYDREAM BEAT
9. ASTRO ESCAPE
10. 好きだった

◇直田姫奈 公式HP/SNS
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