現在好評放送中のテレビアニメ『魔法少女にあこがれて』(通称『まほあこ』)。3月末に最終回を迎える本作のクライマックス上映会が2024年3月17日(日)、東京・シネマート新宿で開催された。
本作は放送/配信プラットフォームによって《TV放送Ver.」、《あこがれVer.」《超あこがれVer.」と分けられており、この日は過激なシーンがそのまま描写された映像での上映となった。
第7話「逆境アズール」、第9話「アイドルにあこがれて!」、第10話「ロコ×ルベ」の「完全無修正版」の上映後、水神小夜(マジアズール)役の風間万裕子さん、阿古屋真珠(ロコムジカ)役・相坂優歌さん、姉母ネモ(ルベルブルーメ)役・津田美波さんが登壇。トークを繰り広げた。
『まほあこ』名物の(?)過激なシーンについて、風間さんは「最初は恥ずかしさもありましたが、物語が進むにつれてだんだんとマヒしてきました(笑)」、
ロコムジカとして挿入歌「L・O・V・E・リー ロコ♡」を歌った相坂さんは「作中では『下手バージョン』と『ちょっと上手になったバージョン』を歌わせていただいたのですが、前者のほうが好評みたいなんですよね」と苦笑い。WEB上にアップされている動画は現在約60万回再生されているそうで、「100万回再生、一緒に目指してくれますか~!?」と客席に問いかけていた。
また「実は今日、客席でファンと一緒に観賞する可能性もありました」と明かした津田さんは「もしみなさんと一緒に観ていたら、大爆笑していたかもしれません(笑)」と話していた。
ここでどんな顔をして観賞していたのか、来場者に再現してもらうことに。その表情を見た相坂さんは「みんな、ニチャニチャした顔をしてますね」と感想を語り、場内を笑わせていた。
ここからはそれぞれのエピソードの振り返り。
「第7話」に関して、風間さんは「アズールのセリフがいっぱいあったのに《TV放送Ver.』では声が流れないシーンが多くて……。一番頑張ったエピソードで声を聴いていただけてうれしかったです!」と笑顔。また主人公・柊 うてな/マジアベーゼとの戦闘シーンでは本番前にテストで掛け合いを行なったそう。「本番は別々に録り、私が先に演じたのですが、(うてな役の)いずみふ(和泉風花さん)がテストを上回るすごい演技をして『やりやがったな!』と思いました(笑)」と裏話を語った。
「第9話」と「第10話」はロコムジカとルベルブルーメが大活躍(?)する回。特に「第10話」はマジアベーゼに閉じ込められた部屋で2人が強制的に“セッション”させられるという過激なシーンが描かれた。
津田さんは「たくさんの人が見ている前で“セッション”したので、『これ以上恥ずかしいものはもうないな』と思いました」と達観した様子(笑)
相坂さんは「テストのときはお互いに探り探りでしたが、本番でもどこまでやっていいのか、加減が難しかったです」と明かした。
ちなみにディレクションやリテイクはほとんどなかったそうで、相坂さんは「私は『受け』のキャラクターが好きなので、『ルベルブルーメ、かわいい!』という気持ちを前面に演じました」と話すと、津田さんも「“セッション”は1回1回が勝負なので!」と力強くコメントし、会場からは笑いと拍手が起こっていた。
最後のトークテーマは「第12話」「第13話」の見どころ。
風間さんは「アズールとうてなの“絡み”にご注目ください」、相坂さんは「『第12話』で、とあるモノを買いにいき、『第13話』ではそれを使って何かを披露します(笑)」、そして津田さんは「『第12話』は一番はアズールですね。彼女の未来が見えますので注目してください」とそれぞれコメントした。
イベントは早くも終了の時間。最後にキャスト陣からメッセージが贈られた。
「『ロコ×ルべ』回は終わってしまいましたが、マジアベーゼになった気持ちで、2人の尊い姿をBlu-ray・DVDで楽しんでください!」(津田さん)
「『まほあこ』はおかげさまで大反響をいただいているようでうれしいです。原作ファンは『まだまだ良いシーンがたくさんあるのに!』と思ってくださっていることでしょうし、私たちも彼女たちをもっと演じたいです。ぜひBlu-ray・DVDをよろしくお願いします!」(相坂さん)
「昨年12月の先行上映会に続いて、みなさんの前でお話できてうれしかったです。アズールは声を消されがちなので(笑)、今日はたくさんボイスを聴いていただけて最高でした! 本日紹介された以外のエピソードもぜひ楽しんでいただきたいです!」(風間さん)
<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
☆ページ下部に写真一覧あり。
【アニメ概要】
『魔法少女にあこがれて』
TOKYO MX・AT-Xほかにて好評放送中!
【スタッフ】
原作:⼩野中彰⼤
(「魔法少⼥にあこがれて」/⽵書房刊)
監督:鈴木 理人・大槻 敦史
シリーズ構成:木村 暢
キャラクターデザイン:大滝那佳
美術監督:平良亜梨沙
色彩設計:上村修司
撮影監督:鯨井 亮
音響監督:本山 哲
音響効果:櫻井陽子
音響制作:ダックスプロダクション
音楽:高梨康治・鈴木暁也・ヨハネスニルソン
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:旭プロダクション
【キャスト】
柊うてな/マジアベーゼ:和泉風花
阿良河キウィ/レオパルト:古賀葵
杜乃こりす/ネロアリス:杉浦しおり
花菱はるか/マジアマゼンタ:前田佳織里
水神小夜/マジアアズール:風間万裕子
天川薫子/マジアサルファ:池田海咲
阿古屋真珠/ロコムジカ:相坂優歌
姉母ネモ/ルベルブルーメ:津田美波
ロードエノルメ:日笠陽子
シスタギガント:井上喜久子
ヴェナリータ:福圓美里
ヴァーツ:阿澄佳奈
【BD・DVD概要】
『魔法少女にあこがれて』第1巻
2024年3月27日(水)発売
《マジアベーゼ 恍惚の鞭ver. 1/7スケールフィギュア付き完全数量限定版》
【Blu-ray】
39,600円(税込)
<限定版特典>
①マジアベーゼ 恍惚の鞭ver. 1/7スケールフィギュア
②原作・小野中彰大描き下ろしアウターケース
③特製デジパック
④特製ブックレット
⑤ノンクレジットOP&ED
⑥AT-X特番 前編(予)
⑦特製レンチキュラーカード
《通常版》
【Blu-ray】
14,300円
【DVD】
12,100円
☆詳細はこちら
https://mahoako-anime.com/bddvd.html
●作品公式サイト
https://mahoako-anime.com/
●作品公式「X」
@mahoako_anime