2013年6月からスタートし、連載が300回に迫る長期WEB連載企画「声優図鑑」のスピンオフイベント。その第5弾が7月24日(日)東京・浜離宮朝日ホール・小ホールで開催された。ここでは「昼の部」の模様を紹介する。
当日はお笑い芸人・こりゃめでてーな 伊藤こう大が司会のもと、赤尾ひかる、久保田未夢、倉知玲鳳、相良茉優、櫻川めぐ、星希成奏、星守紗凪、吉武千颯ら若手女性声優たちが登壇した。
今回のイベントでは“声優”としての願いをかなえるべく、登壇者が演じてみたい役でコーナー名を紹介。オープニングでは吉武さんが「ヤンキー風」に「ぶっちゃけ俺らもよくわかってねーけど、気合い入れていくんでヨロシク!」と所信表明。その後、各出演者への事前アンケートに沿ってイベントが進行していった。
また、今回のイベントではタイトルに「こえずかアワード」とあるとおり、随所でなにかしらの表彰が行なわれた。
さっそく「アンケート回答に最もびっしり答えてくれたで賞」を唯一手書きでびっしり書いてくれていた倉知さんが受賞すると、アンケートトークへ突入。「昼の部」のお題は「激痛・ピンチ体験」。櫻川さんは「学生時代にバスケットボールをプレイ中、両方の小指を骨折してしまい、親指と同じくらいの長さになってしまった」という痛々しいエピソードを披露。臨場感たっぷりに話す櫻川さんに、キャスト陣は苦笑いだった。
続いて、星希さんが「少年キャラ風」に「私、変ですか???」コーナーを紹介。実際に起こったエピソード(多少誇張したもの)を再現ボイスドラマとして脚色したものを披露。ほかの出演者7名が「変」か「変じゃない」かをジャッジする、というもの。なお、再現劇は基本的に該当キャスト以外が行なった。
「どこでも寝られてしまう」という相良さんのエピソードには「変」の数が過半数。
一方、久保田さんの「朝弱いので、2つのスマホを駆使して無理やりたたき起こす」というエピソードでは、多くのキャストが「変じゃない」と久保田さんを支持する結果となった。
途中「お客さんのなかで一番若いで賞」で14歳の来場者が表彰されるなどお祝いムードがただようなか、続いては「私のオフ、理想と現実」コーナー。キャスト陣が実際のオフを誇張したスケジュールを紹介していく。
「ドレス赤尾」こと赤尾さんと「サバイバル星守」こと星守さんの「盛りに盛った休日」のオフが紹介された。本来インドア派の2人が「ドレスでパーティーに行く」「サバイバルゲームをする」と、外でアクティブに過ごしている「設定」を作ったことに対し、司会の伊藤さんから「これは『盛っている』とは言えないでしょ。根本的に違うし!」とツッコミが入っていた(笑)
お次は「声優図鑑」で未使用だった写真を紹介。8人とも魅力的な写真だったが、キャスト同士の投票により相良さんの写真が見事ナンバー1に選出。相良さんには賞状が贈られた。
続いて、その相良さんが「病弱少女風」に「憧れのCMナレーション」コーナーを紹介。自分がやってみたいメーカーのCMソングを作り、その場で披露した。赤尾さんは大好きな「いもけんぴ」、吉武さんは地元・広島名産の「生牡蠣」、そして倉知さんは「サイリウム」のCMソングを披露。最後の「サイリウム」は、アニメファンにとっては「ライブで使う“光る棒”」のイメージがありそう。しかし、実はダイエット用の“オオバコ”という植物のことを表すらしく、倉知さんはクセになりそうなメロディラインで曲を披露し、キャスト陣をトリコにしていた。
最後は「ラジオ番組、帯でMCをやろう」コーナー。パーソナリティとゲスト(もしくはアシスタント)の2人でラジオ番組を疑似体験することに。「星守紗凪 成長の最中」では、マスコットキャラの「ほしもなかちゃん」(久保田さん)が暴走。某非公式マスコットの『ふ●っしー』のようなしゃべり方で、ステージ上を爆笑のうずに巻き込んだ。
すべてのプログラムが終了すると、優勝者が発表された。「昼の部」ではインパクトのあるラジオ番組を完成させるなど、活躍した星守さんが受賞!
客席をバックに出演者全員と記念撮影も行なわれ、拍手に包まれてイベントは終了した。
<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
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