声優アーティスト・駒形友梨の約3年ぶりとなるソロライブが2022年3月19日(土)、東京・大手町三井ホールにて行われた。
昨年12月に発売された1stフルアルバムのタイトル『stella』(ラテン語で「恒星」「星」「惑星」などの意味)にちなみ、「宇宙」をイメージした衣装に身を包んで登場した駒形さん。
まずはデビュー曲「トマレのススメ」からスタート。「キミと恋の予感」では客席からクラップがわきおこり、久々のステージを一緒に作り上げていきたいという気持ちが伝わってきた。
最初のMCでは「ずっとやりたかったホール公演が実現できてうれしいです!」とよろこびを爆発させた駒形さん。
続いてはメドレーパート。前回のライブから持ち歌が増え「セットリストから漏れてしまう曲がどうしても出てしまうので、メドレーにして少しでも多くの曲を」とスタッフにお願いしたそう。
メドレー形式とはいえ「Night Walk」では月明かり、「メイズ」では赤色の光に包まれるなど、各曲のテーマに沿った演出がなされていた。
続いてのブロックではバンドメンバーが満を持して登場。「今日は」をアコースティックアレンジで披露すると、軽快なリズムに乗せて「happy weekend」を歌い上げた。さらに「On My Way」の曲間では、「念願だった」というバンドメンバーの紹介で盛り上がった。人見知りの駒形さんは「ライブ直前のゲネプロで、ようやくみんなと一緒に食事ができました!」と裏話を語り、メンバーを笑わせていた。
ライブは後半戦。「バンドメンバーと一緒に歌いたかった」という「コンパス」をステージを駆け回りながら歌い上げると、表情をコロコロ変えながら「Love is action」、さらに屈指のハイテンポのナンバー「オービタル」と歌い上げ、場内のボルテージは最高潮に達した。
本編ラストに選んだのは「真珠星」。優しく包み込むような歌声が場内に響き渡った。
迎えたアンコールでは、ライブTシャツにロングスカートというラフな姿で登場した駒形さん。「クロワッサン」「はじめからきっと」と披露すると、バンドメンバーを再度呼び込む。駒形さんイチ押しの、オレンジ色のライブTシャツを着てこなかったメンバーたちをいじりつつ(笑)、「I Wish」を歌唱した。
そしていよいよラストナンバー。最後は「ばいばい」を手を振りながら笑顔で披露し、たくさんのファンと再び会えることを願いながらステージをあとにした。
<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
☆ページ下部に写真一覧あり。
【アルバム概要】
『stella』
発売中(12月15日(水)発売)
3,850円(税込)
<収録曲>
01.On My Way(Album ver.)
02.トマレのススメ
03.キミと恋の予感
04.コンパス
05.ララルハレルヤ
06.happy weekend
07.Night Walk
08.クロックワイズ
09.孤悲
10.創だらけの詩
11.はじめからきっと
12.I wish
●駒形友梨 アーティストサイト
http://www.teichiku.co.jp/artist/komagata-yuri/
●駒形友梨 公式ツイッター
@KomagataYuri