関智一と豊田萌絵のコメントも独占公開！ 「World Robot Summit 福島大会」『WRSへようこそ！』トークショーレポート
株式会社福島ガイナと株式会社ガイナが制作した、福島を舞台とするアニメ『レスキューアカデミア』。本作とコラボレーションしたボイスコミック“VOMIC（ボミック）”『WRSへようこそ！』がYouTubeで無料配信中だ。
このたび、福島県南相馬市にある「福島ロボットテストフィールド」で10月8日（金）～10日（日）にかけて、経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）が主催する「World Robot Summit」（通称「WRS」）が開催された。
「WRS」には、人間とロボットの共生をテーマに最先端のロボットたちが集結。最新技術を使ったパフォーマンスを目の前で見ることができ、さらにロボットに試乗できるコーナーが設置されるなど、見どころ満載で行なわれた。
そんななか『WRSへようこそ！』の制作プロデューサー・浅尾芳宣氏、パットくん役・関智一さんと水連マチ役・豊田萌絵さんが登壇したトークイベントが開催された。
快晴の下、屋外のステージで行なわれた本イベント。用意された参加整理券はすぐになくなってしまったということで、注目度の高さがうかがえた。
すでに公開されている第1話～第9話に加え、ここで初披露となる第10話（最終話）の上映会が行なわれると、司会の浅尾さんと関さん、豊田さんが登場。
イベントが開催されている「福島ロボットテストフィールド」には、様々なシチュエーションでロボットの実験が行なうことができる施設が用意されており、浅尾さんから各施設の説明を受けたふたりは、魅力的な施設の数々に興味津々の様子。
また、この日は残念ながら出演できなかった大場トオル役・下野紘さんからのビデオメッセージも紹介された。福島県にゆかりがあるということで「ぜひ行きたかった」と語った下野さん。「実際にあるとうれしいロボットは？」という質問に「やっぱり、自分で乗り込んで動かせるロボットですね」と答えた下野さんに、関さんも「男のロマンだから」と激しく同意していた。
一方の豊田さんは「癒し系ロボット」をご所望のようで「ついつい依存しちゃいそうで怖いですけどね」と苦笑いだった。
『WRSへようこそ！』のアフレコ裏話では、ふたりがパットくんとマチ以外にも、いわゆる「モブキャラクター」の声を担当したことが明かされた。さらに、ステージ上にあるパットくんに対し、関さんが「生アテレコ」する一幕も。
会場のある福島県に関するトークでは、地元で販売されている「桃ジュース」や、福島ロボットテストフィールドのロゴを使用した「ロボテスまんじゅう」が振る舞われたことを紹介。ふたりとも「とても美味しかったです！」と口をそろえていた。
【イベント終了後 コメント】
―「福島ロボットテストフィールド」に来てみての感想をお願いします。
関：施設のことを詳しく知らずに来たのですが、スタッフの方がとても丁寧に教えてくださって。ロボットに俄然興味がわいてきました！
豊田：車を降りた瞬間から、広大な敷地に圧倒されてしまいました。
関：願わくば、少しだけでいいので土地を譲ってもらいたいです。僕の“秘蔵コレクション（レトロおもちゃ）”を置く場所としても活用したいですし。あ、冗談ですよ（笑）
―「World Robot Challenge」では、「プラント災害予防チャレンジ」や「トンネル事故災害対応・復旧チャレンジ」など、様々なカテゴリにわけられ、出場者たちがその腕を競っていました。ご覧になっていかがですか？
関：あるカテゴリで準優勝したチームのロボットを見させていただいたのですが、メンバーのみなさんが充実した表情でいるのを見て「すごい大会だったんだな」と感じました！
豊田：家庭用ゲーム機のコントローラーを使ってロボットを操作ができるような仕組みになっていたのが、インパクト絶大でしたね。
―『WRSへようこそ！』の見どころを教えてください。
関：楽しみながらロボットのことを学べる点ですね。僕らのアドリブ演技にも注目してください。「まだまだロボットには負けないぞ！」という、人間の意地を感じていただけますと幸いです！
豊田：セリフのついていないロボットの動きをアドリブで表現したり、相棒ロボット同士の呼吸を即興で成立させたりしていました。1本1本は短めで、すぐに全話ご覧いただけますし、物語も面白いので、ぜひ観ていただきたいです。
―最後に、メッセージをお願いします。
豊田：私はまだ作品でロボットの操縦をしたことがないので（笑）、いつか乗せてもらえるように頑張っていきたいです。
実は高校時代、「情報処理科」でロボットのプログラミングを勉強していたことがありまして、こうしたイベントに登壇できてうれしかったです。福島は素敵な場所ですので、みなさんも機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください！
関：ロボットというとどうしても「戦う」イメージを強く持っている方も多いのではないでしょうか。でも、生活に密着したロボットの開発や実験がこの場所で行なわれていると聞いて、彼らをより身近に感じられるようになりました。
実は恥ずかしながら福島のことはあまりよく知らず、名物も近隣の県のそれと混同して覚えていたので（苦笑）、今後勉強したいと思います！
＜レポート・インタビュアー／ダンディ佐伯・文責（編集）『れポたま！』編集部＞
☆ページ下部に写真一覧あり。
【配信概要】
9月9日（木）から全10話を下記WRSの公式Youtubeチャンネル、WRS VIRTUALにて配信中！
https://www.youtube.com/c/WorldRobotSummit
■WRS公式HP
https://wrs.nedo.go.jp/
■『ワールドロボットサミット レスキューアカデミア』ツイッター
https://twitter.com/studio_gaina
