一部のファンの間で話題沸騰、千葉県柏市を舞台にした究極の(?)ご当地アニメ『超普通都市カシワ伝説』(通称『カシワ伝説』)。その新シリーズ「柏パスタ修行編」が9月11日(土)、柏駅前にあるキネマ旬報シアターにて公開されることが決定した。
2020年8月に千葉県の地元紙「千葉日報」で連載された4コマ漫画をもとに物語が描かれており、柏にパスタ製造工場を構える「ニューオークボ」が舞台となっている。
今回は「ニューオークボ」の宮澤隆文(みやざわ たかふみ)課長役・景浦大輔さん、広報・大久保新江(おおくぼ にいえ)役・篠原夢さんに自己紹介や収録の感想、そして「柏愛」を語っていただいた。
―本日の収録の感想をお願いします。
篠原夢さん(以下、篠原):「ニューオークボ」の社長がアフレコ現場にいらっしゃって、緊張しましたが、演じているうちに共演者さんとの連携もうまく取れるようになってきて、楽しくできました。
景浦大輔さん(以下、景浦):今日は収録中の大変さより、悪天候のほうがキツかったですね(笑)(※当日は、大雨の中、台風のような強風も吹き荒れていました)
でも、充実したアフレコができてよかったです。
―おふたりがオーディションを受けたきっかけは?
篠原:私はもともと柏に住んでいて、柏駅前で行なわれた『カシワ伝説』のキャスト公開オーディションも見ていたんです。当時は高校生だったのですが、所属していた養成所の規則で、外部のオーディションを受けることができなくて。
ちょっぴり心残りだったのですが、久しぶりに出演者のキャスト募集があったので「これはリベンジしないと!」と思い(笑)、応募しました。
景浦:僕は高校が柏市にあり、実は篠原さんと同じく、公開オーディションを見ていたんです。
これも何かの縁だと思いまして、地元への恩返し……というわけではないですが、これまで自分が培ってきた経験を生かせればいいな、と思い、受けることにしました。
―柏という街への想いを改めてお願いします。
景浦:高校時代はもちろん、お酒が飲めるようになってからも、友人たちと集まる街としてずっと大事な場所ですからね。それはもう、語りきれないほどあります。
篠原:私も同じです。柏にいると一日中遊べるんですよね。わざわざ東京に行かなくても楽しい時間を過ごせるところが「さすが柏!」と思います!
―柏の思い出スポットはありますか?
景浦:そごうの回転展望レストランです。最近は全国的に少なくなってきているらしいですが、懐かしいですね。あとは、柏西口公園です。通称「汽車ぽっぽ公園」と呼ばれているのですが、その名の通り、蒸気機関車が置いてあるんです。よく仲間たちと集まって話をしていました。
篠原:私もプールがあるので「汽車ぽっぽ公園」にはよく行ってました!
それと、厳密には“スポット”ではないのですが、「柏まつり」です。友人から「お神輿を担ぐから見に来てよ」と誘われていたのを覚えています。
―ではここからはおふたりのパーソナルな部分に迫っていきたいと思います。休みの日はどんなことをしていますか?
篠原:かれこれ2年以上毎日配信しているので、休みの概念は正直ないです(笑)
以前、台湾に旅行に行ったときは、到着した空港から配信しました。やろうと思えばどこでもできるんですよね。
景浦:仕事なのかプライベートなのか、その境界線があいまいだからこそ、続けることができるのかもしれないね。
僕は、休みの日はもっぱらスポーツ観戦をしています。プロ野球と、お仕事で関わらせていただいているバスケットボールをよく観ています。それと女性誌など、普段生活していると縁がないような本を敢えて読み、見聞を広めています。
―おふたりが声優になったきっかけは?
篠原:中学時代、ある理由でバスケットボールが続けられなくなってしまって。途方にくれていた私に「声を使った演技の楽しさ」を教えてくださった教頭先生がいたんです。私は本名で活動しているのですが、いつか有名になり、先生に名前を見つけていただけるように頑張っています!
目指している声優さんは、早見沙織さんです。若い頃からご活躍されていますし、演技も幅広いので、私の理想です。
景浦:僕は、『青春アドベンチャー』というラジオドラマをたまたま聴いて、声優という職業を意識しはじめました。原作のある作品が元になっていたのですが、原作本を買って読んでみたら、思ったよりも面白くなかったんですよね。
このことがきっかけで、声優に対し「作品の魅力を増幅させることができるんだ」とあこがれを持ちました。
―景浦“先輩”から篠原さんに向けて、アドバイスはありますか?
景浦:僕と篠原さんは干支ひと回り以上離れていますからね(笑)、いまの時代に合った「声優道」があると思いますし、具体的なアドバイスはできないかな……。
極端な話、声優という職業にこだわらず「私、声の仕事もしていますよ」というスタンスでいいと思うんです。
篠原さんがこれからどういう道を切り開いていくのか? 見守っていきたいです。
篠原:私はインターネット配信にも力を入れていて、「毎日配信」をモットーにしているんです。景浦さんがおっしゃるとおり、“先代”と呼ばれる人がいないからこそできることはあると思うので、「パイオニア」のような立場になれたらうれしいです!
―最後に、メッセージをお願いします。
景浦:この作品を観れば「ニューオークボ」さんの美味しいパスタがどのように作られているのか、よくわかると思います。9月11日(土)開催の上映会イベントもよろしくお願いします!
篠原:新江さんを精一杯演じさせていただきました。上映会には私も出演予定ですので、柏でお会いしましょう!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
「『超普通Festa2021』柏駅前映画館で上映会&声優イベント」
◇日時
9月11日(土)
第1部:13:00(開場 12:30)
第2部:16:00(開場 15:30)
◇場所
キネマ旬報シアター
千葉県柏市末広町1-1 柏高島屋ステーションモール S館隣り
●キネマ旬報シアター 公式サイト
https://kinenote.com
◇内容
・映画館での上映会イベント(柏パスタ修行編 / 障害理解編ほか)
・声優によるトークイベント
◇チケット
第1部:1,500円
第2部:1,500円
第1部&第2部セットチケット:2,000円
※チケット発売中(8月6日(金)20:00より下記ページで購入可能)
https://fanbeats.jp/projects/223
☆イベント詳細はこちら
https://dekimachi.com/2021/08/06/post-6991/
●テガちゃん 公式ツイッター
@kashiwaanime
●「できる街プロジェクト」公式ツイッター
@dekimachi
【推奨ハッシュタグ】
#柏 #ご当地アニメ
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@Dicek90kageura
●篠原夢 公式ツイッター
@YumeShinohara
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