さくらとケロちゃんが“あの名言”を披露!?「『劇場版カードキャプターさくら』公開25周年記念舞台挨拶」レポート

By, 2024年8月10日



1999年8月21日に公開された『劇場版カードキャプターさくら』と、併映された短編作品『CLOVER』の劇場公開25周年を記念して、2024年8月9日(金)より両作品が再上映中!
再上映を祝し、東京・新宿ピカデリーにて8月10日(土)に「公開25周年記念舞台挨拶」が行なわれた。
当日は、『劇場版カードキャプターさくら』から木之本 桜役・丹下 桜とケルベロス(ケロちゃん)役・久川 綾が登壇し、多くのファンの前でトークを繰り広げた。

久川さんが「こにゃにゃちわ~!」、丹下さんが「ほえ~!」と、キャラクターの往年の名セリフから始まった今回の舞台挨拶。
丹下さんは「まさか25年後にもこうして舞台挨拶ができるとは思いませんでした。作品のかわいさ、優しさ、温かさはいま観ても色あせないです!」、
久川さんは「作中にブラウン管のテレビが出てきたり、(さくらの友人である)大道寺知世ちゃんの持っているビデオカメラに時代を感じましたが(笑)、“人の心”は不変的なんだというのがわかりました」とそれぞれコメント。

また、映画では香港が舞台ということで、スタッフが実際に香港にロケハンに行ったことに関しても言及。2人は香港の街並みが見事に再現されていることに驚いたそうだ。
そんななか、丹下さんは「香港の高層ビル群を観ながらケーブルカーに乗れるのはいいですよね。高いところは苦手ですけど……」と話し、笑いを誘っていた。

また、本作ではさくらの友人である男の子・李 小狼の家族に会うシーンもあるのだが、このころはまだ彼女とライバル関係。「『李くん』と呼んでいるのはとても新鮮でした。小狼くんとはその後すごく仲のいい関係になるので、タイトルを付けるとしたら『さくらの ドキドキご実家訪問で、はにゃーん』ですね」とコメントする丹下さんに、久川さんと客席から大きな拍手が上がっていた。

ここで、浅香守生監督からのメッセージも紹介。「香港ロケで得た資料をもとに、実在する場所をたくさん描き起こしました。小さいお友達から大きな●●まで(笑)、楽しんでほしいです!」とユーモアを交えたコメントで場内を笑わせていた。

最後のあいさつでは冒頭に続き、キャラクターに扮し「会場のみんな~、えらいおおきにな~! これからも『カードキャプターさくら』を応援したってな。ほなな~!」(久川さん)「『カードキャプターさくら』をずっと応援してきてくれてありがとうございます! 『汝のあるべき姿に戻れ、クロウカード!』」とメッセージを贈り、舞台挨拶は終了した。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【作品概要】
『劇場版カードキャプターさくら』
大ヒット上映中!

配給:バンダイナムコフィルムワークス

■メインスタッフ
原作:CLAMP(講談社「なかよし」連載)/監督:浅香守生/キャラクターデザイン:高橋久美子
脚本:大川七瀬ゲストキャラクターデザイン原案&コスチュームデザイン:CLAMP/美術監督:針生勝文
撮影監督:白井久男/音楽:根岸貴幸/音響監督:三間雅文/制作:マッドハウス

■メインキャスト
木之本 桜:丹下 桜/大道寺知世:岩男潤子/ケルベロス:久川 綾/木之本桃矢:関 智一/月城雪兎:緒方恵美
木之本藤隆:田中秀幸/李 小狼:くまいもとこ/李 苺鈴:野上ゆかな(現:ゆかな)/魔導士:林原めぐみ

■あらすじ
さくらはある日、家の近くの商店街の福引きで、なんと特賞の香港旅行を当ててしまった!
さくらにとっては初めての海外旅行。もちろんケロちゃんも一緒に行けるとおおはしゃぎ。ちょうどその時期は出張で行けないお父さんに変わって、兄の桃矢がさくらの保護者として同行することになった。さらに親友の知世、あこがれの雪兎も参加して、楽しい香港旅行に出発。
さくらたち一行を迎えたのは、華やかな香港の町並み。次々と目に入る初めての光景にはしゃぎまわるさくらであったが、しかしそのそばには必ず不思議な小鳥が……。
そして夜、さくらは不思議な夢を見た。水がたたえられた空間に静かにたなびく白い布。その先には不思議な魔導士の姿が……。この旅行は仕組まれたものなのか? 古より続く魔都・香港を舞台に、カードキャプターさくら最大のピンチが訪れる!!

<上映時間83分>

(C)CLAMP・ST・講談社/バンダイビジュアル・マッドハウス

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