【プレゼントあり】「愛」について深く考えたくなる2曲。 9thシングル「スノーノワール」、デジタルシングル「僕らの幸福論」をリリースする三月のパンタシア(みあ)インタビュー

By, 2024年5月27日



これまで数々のアニメソングを手掛けてきた、ボーカル・みあを中心とした音楽ユニット「三月のパンタシア」(通称「三パシ」)。
待望の9枚目のシングルが2024年5月29日(水)にリリース! 同曲は現在放送中のテレビアニメ「『魔法科高校の劣等生』“スティープルチェース編”」エンディング主題歌。2021年に放送された『魔法科高校の優等生』オープニング主題歌「101」に続く人気シリーズのタイアップソングとなっている。
さらに5月15日(水)には、彼女にとって初となる映画『ハピネス』の主題歌「僕らの幸福論」がデジタルリリース。みあさんのなかで大きなテーマとなっている「愛とは何か」について考えさせられる2曲の魅力を、本人に語っていただいた。

―「『魔法科高校の劣等生』“スティープルチェース編”」のEDテーマに決まったときの感想をお願いします。

みあさん(以下、みあ):「101」を歌わせていただいてから(主人公・ヒロインの)司波達也、深雪兄妹の関係がどのように変化していくのか、個人的にもすごく気になっていたので、こうしてまたシリーズに関わらせていただけることになり、うれしかったですね。
また今年でシリーズ10周年ということで「盛り上げられるような曲を作りたい」、と気持ちが引き締まりました。

―楽曲を最初に聴いたときの感想をお聞かせください。

みあ:『魔法科高校の劣等生』の第3シーズンにあたる今回は「ダブルセブン編」「スティープルチェース編」そして「古都内乱編」の3部構成になっているのですが、「『スティープルチェース編』のエンディングでは“深雪の心情”を歌ってほしい」と言われまして。

達也のことが大好きな深雪ですが、これまでは「自分はそばにいるだけでいい」と踏み込めないラインを引いて彼についてきました。
「101」では彼女の切なさやピュアさ、そして想い続ける気高さを力強く歌い上げたのですが、今回は押さえきれない気持ちを歌に乗せてほしいというオーダーがありまして。想いが強すぎるゆえにダークな気持ちが混じった心ではあるものの、根底にあるものは愛情である、というのはアニメチームから聞いていました。

私のなかでは三パシがいつも歌っている爽やかなポップチューンではなく、不穏な世界観を表現した曲にしたいと思いまして。制作にあたり、どの方にご一緒いただこうかと思ったところ、NEEさんが思い浮かんだんです。

私はずっとNEEさんの曲が大好きで。ボカロっぽさや鋭いロックサウンドなど、いろんな要素がごった煮な素敵な曲を作られるんです。聴き手がかき回されてしまうような曲作りが素晴らしいんですよね。今回はリモートでの打ち合わせになってしまったのですが、テンポ感などのリクエストをさせていただいたり、「不穏さや不気味さが際立つように」というテーマについてもお話をしました。

―作曲・編曲をくぅさん(NEE)が手がけ、作詞はみあさんとくぅさんの共作とのことですが、どのように作り上げていったのでしょうか?

みあ:デモ音源にあらかじめ歌詞をつけてくださっていたので、そこに私の解釈を加えさせていただきました。スタッフさんの意見も取り込みながら進めていったのですが、こうやって作品の世界観をあれこれ考えながら作り上げていくのがタイアップ曲の醍醐味であり面白い部分だな、と思いますね。
そうして、くぅ節全開のフレーズに三パシらしさを落とし込みつつ、進めていきました。

ちなみに、私のほうから「絶対に入れたい」と伝えていたフレーズがありまして。それが「ノワールブルー」です。じんさんが作詞・作曲を担当してくださった「101」のなかに「フレアブルーに 染まっていたんだ」という歌詞があるのですが、「燃えるような青」という意味の造語なんです。気高く強い意志を表現しているのがとてもカッコいいと思ったので、今回もぜひ「ブルー」を使った造語を入れたいな、と。
「ノワール」はフランスで「暗黒」という意味があるのですが、「今回はこれでいきたいです」とお伝えしました。

―タイトルの「スノーノワール」もこのあたりの考え方からきているのでしょうか?

みあ:そうですね。お察しの通り、スノーは「深雪」からとっています。

―アニメのエンディングで流れているのをご覧になっていかがですか?

みあ:アニメタイアップ曲の映像を観るたびに思うのですが「サビはこういうシチュエーションで」という私のイメージにピッタリのものが上がってきて、感動しています。
いままでの『魔法科高校の劣等生』シリーズではあまりなかったようなダークな雰囲気に満ちた映像で、特別感があってとても好きです。

―第5話「スティープルチェース編」では兄妹で買い物に出かけた際、学校の女子生徒仲間と偶然出会ったエピソードが描かれました。登場人物同士の関係性も伝わってくるような内容でしたね。

みあ:深雪が達也に言った「お兄様の、ほかの女の子に優しくしすぎないところ、深雪は好きですよ」というセリフにゾクゾクっときまして(笑)
彼女は、普段は可憐な優等生のように振る舞っているけれど、大人びた部分も持ち合わせているんだな、というのが伝わってきました。

―ちなみに、レコーディングで大変だったところは?

みあ:「クールに歌ってほしい」という要望に応えられるように歌おうと思ったのですが、 キーが高くなると、声質的にどうしてもかわいらしくなってしまって……。ですので、サビは難しかったです。

先日、エンディングを担当した3アーティストとオープニングを歌うLiSAさんの4人でお話する機会があったんですが、「みあちゃんのサビの歌い方がめっちゃかわいくてよかった」と言われまして……。まだかわいさが残ってしまっているのかな、と思い、少し悔しかったのですが、「ここに垣間見える少女性が素晴らしい」とも言っていただいたので、今回に関しては、これでよかったのかな、と……(笑)

―5月4日からすでに先行配信されていますが、みなさんの反応はいかがですか?

みあ:いままでの三パシにはないようなテイストの楽曲なので「とても新鮮でカッコいい」という感想をたくさんいただきました。また「NEE(くぅ)節にみあさんの声が重なっていい感じです」という感想もあり、とてもうれしかったですね。
それと、2コーラス目以降にラップパートがあるのですが、実は「101」にもあったんです。もしかしたらくぅさんがそのことを知っていて、意図的に入れてくれたのかもしれません。

―デジタルシングル「僕らの幸福論」も一足先に配信予定です。ここからは同曲についてご紹介ください。

みあ:実は映画の主題歌を担当させていただくのは初めてで。劇場で自分の楽曲がどのように響くのか、想像しただけでワクワクしました。
本作は余命を宣告された女子高校生・由茉が主人公で、運命に抗えない無念さはもちろん描かれているものの、一方で「生まれてきた意味や生きることの意味」を考えさせてくれるんですね。
同時に「愛とは何か?」「幸福とは何か?」ということを私たちに問いかける作品だと思いまして、彼女を失ったもう一人の主人公である男子高校生・雪夫を前向きに描きたいという想いで制作しました。

―今回、雪夫目線で歌詞を書いた理由は?

みあ:三パシは元々、女の子のブルーな感情を歌うことをテーマにしていたのですが、今回は「雪夫の視点で歌ってほしい」というオーダーを映画サイドからいただきまして。男の子の強がろうとする気持ちにこだわりながら制作しました。

―同曲はMIMIさんとの共作ですが、どのようなやり取りがされたのでしょう?

みあ:映画の篠原哲雄監督やプロデューサー、そしてMIMIさんとで打ち合わせをさせていただきました。MIMIさんは「前向きさを感じる物語なので、悲しいなかにも光が差すような曲にしたいと思います」とおっしゃっていましたし、私や映画のスタッフさんたちも同じ考えでした。
MIMIさんはボカロPとして活動され、テンポの速い曲を多く手掛けられていますが、「今回はスピード感を押さえた曲で」という制作サイドからの要望があったので、そこは意識して制作されたようです。

―歌詞でお気に入りのフレーズは?

みあ:ラストサビの「惹かれ合ったまま 別の世界で 生きる僕らの毎日は続いてく」です。映画のなかのあるナレーションから「絶望」ではなく「幸福」と言えるところが雪夫の強さであり優しさなんだな、と感じまして。「由茉も別の世界でちゃんと生き続けている」と信じる彼の気持ちを想像しながら書いた詞なんです。

先日、完成披露試写会でこの曲を聴いたのですが、「この歌詞、やっぱりいいな」と思いました。本編を観たあとだと、余計に感じるんですよね。映画館でご覧いただく際は、ぜひ最後まで席を立たず、曲まで楽しんでいただきたいです!

―8月にはワンマンライブの開催が決まりました。

みあ:セットリストや細かいところはまだこれからですが、「愛」というテーマのライブにしたいと思っています。
最近「愛するとは何か?」ということについて考える時間が多くて。「スノーノワール」と「僕らの幸福論」も「愛」について歌っていて、「スノーノワール」は強すぎる愛ゆえにゆがんだ感情を引き出してしまうさま、「僕らの幸福論」は光の部分を描いていて、初めて愛するものに触れられたよろこび、幸せを書いています。

「愛」ってすごく難解だと思いませんか? 「僕らの幸福論」のように、純粋にいいものだと感じられることはもちろんありますし、人を醜くしてしまうところもありますし。“尊くて素晴らしいモノ”では必ずしもないな、と。
愛そのものが「光」であり、その「光」が強すぎるとそのぶん影も濃くなる、という。他人を愛しているように見えて、結局自分のことが一番かわいいだけなんじゃないか、とか。愛をテーマに、三パシらしいステージをお見せできればと思っています!

―ご自身の書き下ろし小説『君のことを知りたい』を原作にした楽曲も現在募集中だそうですね。

みあ:最初は純粋に彼氏のことが好きだった女の子が、「好き」が高じて「知りたい」気持ちが強くなってしまい、「いま何をしているのか知りたい」「誰といるのか知りたい」と、いつしか彼を束縛したい感情につながってしまった……という物語です。

これは先ほどの「愛」の話につながってきまして。傍から見たら「行き過ぎ」だと思われる感情かもしれませんが、本人にとっては素直で真っすぐな気持ちなんですよね。
「愛はときとして人を変えてしまうもの」というのをうたった曲を書いていただきたく、みなさんから募集しているのですが、難しいですよね……。
例えば、理性が飛んでしまった女の子の心情をはちゃめちゃポップに歌い上げることもできるし、ひたすらダークな曲にもできると思うんです。みなさん思い思いの解釈で曲作りをしていただけるとうれしいですね。

【本特集記事の取材の後、「スノーノワール」の制作を担当されたNEEのくぅさんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。】

<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【CD概要】
「スノーノワール」
2024年5月29日(水)発売

1,980円(税込)

【期間生産限定盤】(CD+DVD)
[CD]
スノーノワール
スノーノワール -TV size-
スノーノワール -Instrumental-

[DVD]
TVアニメ「魔法科高校の劣等生 第3シーズン」スティープルチェース編 ノンクレジットエンディング

●購入/ダウンロードはこちら
https://www.phantasia.jp/disco/buy/?VVCL-2471

【配信概要】
「僕らの幸福論」
好評配信中(2024年5月15日(水)より配信開始)

●購入/ダウンロードはこちら
https://www.phantasia.jp/disco/buy/?VVXX01625B01A

【ライブ情報】
「三月のパンタシア SUMMER LIVE 2024(仮)」
2024年8月24日(土) 16:00 開場/17:00 開演
【東京】Zepp Shinjuku

●詳細はこちら
https://www.phantasia.jp/live/

●三月のパンタシア 公式サイト
https://www.phantasia.jp/
●三月のパンタシア 公式「X」
@3pasi_official

【プレゼント】
みあさんのサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式X @repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のポストをリポストしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2024年6月14日(金)23:59まで

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◎ご応募いただいた方の中から、厳正な抽選の上、当選者を決定いたします。
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