3度目のバースデーライブはサプライズと笑顔に満ちたステージ！ 「青山吉能 Birthday LIVE 『C’est nickel!』｣(1部)レポート
青山吉能恒例のバースデーライブが2024年5月11日（土）、神奈川・横浜ランドマークホールにて開催された。
当日は超満員のオーディエンスの前で持ち歌を披露し、自らの誕生日に華を添えた。ここでは「1部」の模様をお届けする。
バンドメンバーに続いて青山さんが登場すると、センターでスポットライトを浴び、左右に揺れながら「空飛ぶペンギン」を歌唱。
「私をお祝いする気持ちを忘れずに楽しんでください！」と叫ぶと、「Mandala」「Page」と爽やかに歌い上げていった。
最初のMCでは「久しぶりだね、来てくれてありがとう！」と客席を見渡しながら感謝の気持ちを伝える青山さん。
会場への道中、富士山がきれいに見えて感動したり、かと思えば渋滞に巻き込まれたりと、いろいろとあったそう（笑）
そんななか、キューバからギリギリ届いたというワールドワイドな衣装に身を包み、昨年開催した青山吉能 トーク＆ライブツアー2023「こぼればな（し）」では披露しなかったという「ツギハギ」を、切なさを込めて披露。さらに、雨の降る音をイントロに、この時期にピッタリの「あやめ色の夏に」を歌唱した。
続いて、バースデーライブ恒例の「カバー曲」コーナー。今回は敢えてファンからリクエストを募集しなかったそう。「私のバースデーライブなんだから、私が自由に決めていいでしょう（笑）」と理由を語り、場内を笑わせていた。
「素晴らしいアレンジをしてもらった」という久保田早紀（現・久米小百合）の「異邦人」を情緒たっぷりに歌唱。さらにキリンジの「エイリアンズ」をしっとりと歌唱した。
ここからはバンドメンバー紹介。をニックネームとともにコミカルに紹介していった。
杉 直樹 （すぎちゃん） ／ピアノ
前田逸平 （だーまえさん）／ベース
山崎 慶（けーくん）／ドラム
木原 良輔（おじさん）（ギター・バンドマスター）
ここで、スタッフから「青山さんが打ち合わせ中に『楽しいことをしたい』と言っていたので、ちょっとしたゲーム（ミッション）を用意しました！」というメッセージとともに「375263」という謎の数字が提示された。
木原さんをはじめ、バンドメンバーと一緒に頭を悩ませながら問題に挑んでいく青山さん。
なんやかんやで、木原さんが持っていた紙に次なるミッションが書かれていることおが判明！ その内容は「最近あった、恥ずかしいと思った話を披露せよ」。
「私は普段現金を持ち歩かないのですが、交通系ICカードの電子マネー決済が不具合でできなくなってしまって……。持っていた全財産の130円を駅員さんに渡し、顔を真っ赤にしながらチャージしてもらいました」というエピソードを披露し、見事にクリア！
最後の問題は「『客席番号5』の列（約20人）のなかに、青山さんと同じ九州地方出身者が2人以上いる。〇か×か？」という内容。「ここは勝負！」とばかりに「〇」と答えた青山さん。正解は見事「〇」！ なんと7人もの“同郷さん”がいたのだった。
ごほうびとしてステージ上に運ばれてきたバースデーケーキに、笑顔の青山さん。フォークを渡され、その場で試食も。「美味しい～！」ととろけるような表情を見せていた。
ここで「2n歳になったし、お伝えしたいことがあります」と切り出す青山さん。
「なんと、自動車の運転免許を取得しました！」と発表し、会場からは大歓声が。
諸事情で車校（自動車学校）を中退してからは「免許は絶対に取らない！」と宣言していた青山さんだったが、昨年からふたたび学校に通い始め、見事に取得できたそうだ。
「安全運転で生きていきます！」と語り、続いて披露したのは“バースデーライブ スペシャルバージョン”。ライトが明滅するなか「My Tale」「moshi moshi」「My Tale」をリミックス形式で披露。身体を揺らしながら、ジェットコースターのように乱高下する3曲を次々と歌い上げていった。
「盛り上がっていけますか！？」と叫び、続いて披露したのは「STEP&CLAP 」。 歌唱前に手拍子の練習をした成果はさっそく現れ、サビでは見事なクラップに包まれた。
ライブは早くも本編最後の曲。客席に話しかけるような優しい歌声で「Flowery」を歌唱。サビでは一転、力強く気持ちを前面に出しながら熱く歌い上げた。
迎えたアンコールでは、青山さんが客席脇のドアから登場！オーディエンスに手を振りつつ、練り歩きながら「Sunday」を披露した。
「3年連続で同じ会場でやらせていただくので『なにか特別なことを』と思い、スタッフさんに提案した」そう。「衣装やヘアメイクを間近で見てもらえたこともうれしかったです！」と笑顔で話していた。
この日最後のMCでは「これまでは『私が楽しいものをみんなに楽しんでもらう、またみんなが楽しいものを私が楽しむ』というスタンスでやってきましたが、そろそろ“大海”に出てもいいのでは？ と思えるようになってきました」と語り、「このたび2ndアルバムを作ることにしました！」と発表。場内は大きな拍手に包まれた。
「みんなと一緒だから素晴らしいものになるという確信があります。これからも、ともに歩んでください！」とお願いし、ラストナンバー「透明人間」を精一杯の気持ちを込めて客席に届けた。
オーディエンスにあいさつすると「昼の部、悔い、ゼロです。楽しかったです。ありがとうございました！」と手を振りながら退場する青山さん。
全力を出し切った証の汗と笑顔を残し、ステージは幕を閉じた。
＜レポーター／ダンディ佐伯・カメラマン／スエヨシリョウタ・文責（編集）『れポたま！』編集部＞
☆ライブのセットリストに沿ったプレイリストを期間限定で公開中！
※5月31日（金）まで限定公開
https://aoyama-yoshino.lnk.to/Cest-nickel_setlist
☆テイチクオンラインショップ 青山吉能グッズ詳細ページ
https://teichiku-shop.com/top_news/view/1086
※販売期間：5月24日（金）19：00～6月6日（木）23：59まで
●青山吉能 公式WEBサイト
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