【プレゼントあり】「ザガンと出会うことができて本当によかったと思います」 『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』ネフェリア(ネフィ)役・市ノ瀬加那 インタビュー

By, 2024年4月2日



手島史詞原作・HJ文庫刊のライトノベル『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』(通称『まどめ』)。本作のテレビアニメが2024年4月4日(木)より放送開始!
悪の魔術師として人々に恐れられているザガンと、闇オークションで偶然出会った白い髪のエルフの少女ネフェリア(ネフィ)。恋に疎い2人の、初々しさ満点のやり取りにキュンキュンできるラブコメディ作品となっている。
ネフィ役の市ノ瀬加那さんに本作の見どころをうかがってきた。

―まずは原作を読んだ感想をお聞かせください。

市ノ瀬加那さん(以下、市ノ瀬):(小林裕介さん演じる)ザガンのモノローグと、実際にしゃべっているセリフのちぐはぐさがとても面白くて。言いたいことをうまく伝えられないことが多々ある私としては、とても共感ができるんですよね。「とても愛らしいな」と思いながら読ませていただきました。
物語の舞台はエルフが希少な人種として知られる世界で、「奴隷エルフ」という言葉に抵抗がある人もいるかもしれません。ただ、心理描写にリアリティがあり、甘酸っぱい青春を想起させるシーンも印象的ですし「人同士のやり取りの温かさがある作品だな」、と思いました。

 

―ご自身が演じたネフィのご紹介をお願いします。

市ノ瀬:ネフィちゃんには、とても重い過去があるのですが、ザガンと出会うことにより、彼女の素の感情が見えてきます。
作中、暗い過去を語るシーンがあるのですが、心の底のドロドロした部分を知って、より彼女のことを好きになりました。「ただかわいいだけじゃなく、この世界でしっかり生きているんだ」ということが伝わってきます。
ザガンと出会うことができて本当によかったと思います。

―アフレコ時に印象的だったことは?

市ノ瀬:初回のアフレコ前、監督さんや音響監督さんが「ギャグとシリアスの切り替えが大事な作品です」とおっしゃっていたのが印象的でした。
1つ1つのシーンで、その都度親身に向き合ってくださり、演技が難しいところは話し合いながら録らせていただきました。

―ザガンとの掛け合いで印象的だったことは?

市ノ瀬:小林さんはお芝居で引っ張ってくださっているので、その気持ちをしっかりと受け取って演じようと思いました。
小林さんとは別作品で共演はあるのですが、ここまでしっかりと掛け合いをするのは初めてでして。すごくしゃべりやすかったですし、アフレコ中はスイッチが入ったように演技に集中されていて、すごいと思いました。そして、この現場ではメインキャスト全員で収録する事ができたのでコロナ禍でしばらくできていなかったマイクワークが復活したのですが、アフレコは空いてるマイクに自分のセリフの時に入るのでザガンと離れた状態で掛け合いする事もありました。
『まどめ』はザガンとネフィの距離感がすごく大事な作品なので、できる限り隣で掛け合いをできるように意識したのですが離れてしまった時は会話するのがすごく難しく感じました。なのでその時は心の距離感をさらに近くして収録しました。

―ネフィの魅力を改めて教えていただけますか?

市ノ瀬:感情が動くと、耳も動くのがとてもかわいいんです!
また、ザガンに膝枕をするシーンがあるのですが、お互いに「どうしてこうなったんだろう?」と戸惑っているんです。そういうシーンがとてもほほえましいです。純度100パーセントのラブコメぶりを見せつけられて、ムズムズキュンキュンします(笑)
私は感情が振り切れたキャラクターを演じるのが好きなのですが、ネフィちゃんが過去を語るシーンで感情を思い切り出す場面がありまして。彼女にとってはつらいシーンだと思うのですが、演じる側としてはすごくやりがいがありました。
登場人物たちがすごく温かくて「この子たちと一緒にいたい」と思えるようなやり取りがあり、絆を感じます。登場人物たちがみんな愛おしいのが魅力です。

―物語序盤でネフィが様々な衣装に着替えるシーンがありますが、ネフィに着せてみたい衣装はありますか?

市ノ瀬:そうですね……制服、学生服はいかがでしょう? 私はずっとブレザーだったので、セーラー服姿が見てみたいです!

―市ノ瀬さんが気になっているキャラクターはいますか?

市ノ瀬:(菱川花菜さん演じる)シャスティル(シャスティル・リルクヴィスト)です。ちょっとかわいそうな目に遭ったり、巻き込まれ体質があるところに惹かれます。
また、普段は聖騎士として毅然とした立ち居振る舞いをしていますが、ザガンと接することで、自分のなかに芽生えた不思議な感情を意識するようになるんです。「等身大の女の子」の姿に魅力を感じますね。

―ちなみに市ノ瀬さんが使ってみたい魔法、魔術は?

市ノ瀬:2つありまして。1つは「空を飛ぶ魔法」です。私は昔から空を飛んでみたい願望があり、七夕で「空を飛べるマントがほしい」とお願いしたことがあるくらいで(笑)
あとは「お風呂」や「歯磨き」など、日常生活で必要な作業が一瞬で完了する魔法です。そのぶんプライベートや寝る時間が確保できますし、生活に潤いが出ると思うんです!

 

―物語序盤の見どころを教えてください。

市ノ瀬:まずは、ネフィちゃんとザガンの甘酸っぱいやり取りですね。キャラクターの濃い登場人物もたくさん出てきますし、それぞれに感情移入ができると思うので、ぜひお楽しみください!

 

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
☆ページ下部に写真一覧あり。

【アニメ概要】

『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』
4月4日(木)よりTOKYO MX、MBS、BS朝日にて放送開始!
「ABEMA」にて独占見放題配信決定!

【スタッフ】
原作:手島史詞
キャラクター原案:COMTA
漫画:板垣ハコ
監督:石踊 宏
アニメーション監修:後藤圭二
シリーズ構成:吉永亜矢
キャラクターデザイン/総作画監督:大沢美奈
撮影監督:関谷颯人
編集:池田康隆
音楽:yuma yamaguchi

オープニングテーマ「ワカラナイアイ」
The Brow Beat

エンディングテーマ「ブルースター」
山本彩

音響監督:山田 陽
音響効果:鋤柄 務
音響制作:叶音

アニメーション制作:ブレインズ・ベース

【キャスト】
ザガン:小林裕介
ネフェリア(ネフィ):市ノ瀬加那
シャスティル・リルクヴィスト:菱川花菜
バルバロス:谷山紀章
フォル:美坂朱音
ラーファエル・ヒュランデル:稲田 徹
マニュエラ:伊藤彩沙
ナレーション:森川智之

●アニメ公式サイト
https://madome-anime.com/
●アニメ公式「X」
@madome_PR

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応募締め切り:2024年4月19日(金)23:59まで

(C)手島史詞・ホビージャパン/まどめ製作委員会