「キャスト全員の“俺を知ってくれ!”という思いを受け取ってほしい」本人プロデュースイベント第2弾が2024年3月31日(日)開催! 小松昌平 インタビュー

By, 2024年2月29日



アクション俳優の経歴を持つ声優・小松昌平さんと声優グランプリによる、舞台・朗読・アクション・トークをすべて組み合わせたハイブリッドイベント『小松昌平プロデュースイベント「俺を知ってくれ」presented by 声優グランプリ』。昨年9月に開催され好評を博した本イベントの第2弾『小松昌平プロデュースイベント「もっと!俺を知ってくれ!~激闘三国志編~」presented by 声優グランプリ』が2024年3月31日(日)に開催される。
イベントのプロデュースを手掛ける小松昌平さんにイベントへの思いを語っていただいた。

―『俺を知ってくれ!』第1弾開催後の反響はいかかでしたか?

小松昌平さん(以下、小松):声優になってからずっと、僕のルーツは「アクション」だというお話をしてきたので、ついにそこにスポットを当ててもらえる機会がきた!と思いました。
第1弾では当初予定になかったアクションを盛り込むことになったので、スタッフさんに申し訳ない気持ちもありましたが、とても頑張っていただいてなんとか形にすることができました。
応援してくださっている方からは、イベントの開催をよろこぶ声が多かったです。いままで僕を応援してくださっている人もたくさん来てくれたので「もう知ってるよ」にはなるんですけど。僕のルーツや声優になってから知り合った親しい人との関係性とかを改めて知ってもらえたと思います。

声優グランプリさんから「第2弾もぜひ!」と言っていただいて、今回の第2弾が実現しましたが、応援してくださっている方からも「またやってほしい!」と次を期待する声が多かったです。前回は席数の問題もあって、どうしても現地で見られない方も多かったので、第2弾ではぜひ、生で観ていただけたらと思います。

―今回はどんなお話なんですか?

小松:今回は「激闘三国志編」というサブタイトルをつけさせていただきました。内容は、ズバリ三国志の話です。
僕は子どものころから三国志という作品が好きで、横山光輝さんの漫画『三国志』を読んでいたんです。ファンの方は知って下さっていると思うんですけど。「俺を知ってくれ」と言うからにはこの機会に自分の好きなものも知ってくれたらうれしいなと思いました。脚本家さんともお話をして、三国志をまるまるやるのか、それとも三国志の前日譚や後日譚とか。いろいろ考えた結果、異聞というか、いわゆるパラレルワールドの三国志になりました。

三国志全体を忠実にやるのは壮大になりすぎるので、オリジナルストーリーで、局所的なものにしようということになりました。ネタバレしないように言うと、闘技場の話です。みんななぜか武闘家っていう……(笑)。キャスト同士の格闘をお見せしたかったので、お互いが争いつつも、最後どうなっていくかっていうのを見てもらいたいのでこういう形式にしました。

―小松さんの役どころは?

小松:もちろんいろんな考え方があるけど、僕の中では三国志の主人公は劉備玄徳なんです。人徳があって、人を惹きつけてっていう。そんな劉備を演じてみたいなと。本当は諸葛亮も好きなんです、頭が良くて。でも、アクションをやる人って考えると、諸葛亮は外れるので、今回は語り手の方に諸葛亮役をお願いしました。

―第1弾はマフィアアクションで、友情も一つのテーマになっていましたが、今回描かれるのは?

小松:人間ドラマという点では、三国志に準拠してというか、三国志を知らない人にもわかってもらえるように工夫しています。たぶん知らない人は急に「劉備と関羽と張飛がこんな三人兄弟なんですよ」って言われてもわからないと思うんですよ。
それを知らなくても、この3人って、徐々に仲良くなっていくのかなとか、曹操とか孫堅は違う雰囲気を持っているけどなんか格好いいな、カリスマ性あるな、みたいに感じてもらえるような内容になっていると思います。ちょっとでも三国志に興味を持ってもらえるようなテイストの舞台になればと思っています。

―アクションについては?

小松:今回は中華アクションです。キャストに素手の立ち回りの経験のある人が多かったので、素手での格闘が多くなりそうな中国拳法みたいなものをベースにやってみようということになりました。今回は武器もちょっと持っているんですけど、素手のアクションをメインに据えて考えています。僕以外のメインキャストが5人、アクション演出の清典さん含めて6人になって、やれることが増えたと思います。

―今回新たにやってみたいことはありますか?

小松:オープニングアクトですね。僕が劇団の舞台で、一番胸を打たれたのがオープニングアクトなんですよ。所属していた劇団で、オープニングアクトを見た時に「うわ、凄っ!」っ思ったんですよね。そこからその劇団のお芝居やパフォーマンスに興味を持っていったので。その時のような衝撃をみんなにも受けてもらいたいと思いました。音と動きでまず惹きつけて、どんな物語が始まるんだろうというワクワクを体験していただけたらと思っています。
オープニングアクトのいい感じの場面で、声優の”声“で語りが入る、まさにアクションと朗読の融合っていうのをド頭で見せられるんじゃないかなと思っています。

―いよいよ、リハーサルも始まるそうですが、楽しみにしていることはありますか?

小松:どんなテンション感でみんなと一緒に作っていけるのかが楽しみですね。新キャストの中澤まさともさんや矢野奨吾さんはアクション経験者ですが、声優同士でこんな風にアクションの舞台を作る経験はないと思うので、そのお2人がどんな感情を抱くのか、気になります。まさともさんは前回の話を聞いて「俺もやりたい」と言ってくださって。矢野さんもモチベーション高く「やりたい」と言ってくださったんです! みんなで楽しく、「めずらしいことやってるね」って、笑いながら作れたらいいなと思います。

僕もまだ何が起きるのか。清典さんがどんなアクションを作るのか楽しみですし。どんなものが飛び出すんだろうとワクワクしています。アンサンブルでいわゆるプロの方も来てくださるので、派手に見える演出とか動きもたくさんできると思いますし、素手でやれることをギリギリまでやりたいと思いますね。ぜひ期待していただきたいと思います!

―最後に、メッセージをお願いします。

小松:タイトルどおり、まさに“もっと俺を知ってくれ”ということでやらせていただきますが、この“俺”というのは実は小松昌平のことだけではないんです。もちろん最初はそうだったけど、僕の中では変わってきています。出演者全員がそう思って舞台に立ってくれたらうれしいなと思っていて……。そういう熱のある人たちに集まってもらったので、語り担当の人も、「俺の語りを見ろ! 聞いてくれ!」という気持ちで。そういうみんなの熱がぶつかり合う舞台になればいいなと思っています。

その中でも僕自身が一番にそう思っていなきゃと思うし。自分が積み上げてきたものや、みんなにどんな思いを届けたいのかを知ってほしい。こんな人たちが僕たちの周りにはいるという、思いを受け取ってくれたらうれしいです。前回、受け取ってくれた人もさらに知っていただきたいと思います。ちょっとでも興味があったら、キャスト陣も含め、僕らを知りにきてくれたらうれしいです。

【開催概要】

『小松昌平プロデュースイベント「もっと!俺を知ってくれ!~激闘三国志編~」presented by 声優グランプリ』
【日程】2024年3月31日(日)

【会場】ニッショーホール(〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目1-19)
【座席】全席指定 ※チケット申し込み枚数:各部 2枚まで

【公演時間】
<昼の部>開場:12時00分/開演:13時00分/終演:14時30分(予定)
<夜の部>開場:17時00分/開演:18時00分/終演:19時30分(予定)

【キャスト】
小松昌平
増元拓也
土屋神葉
中澤まさとも
矢野奨吾
清典
濱野大輝(昼の部のみ)
宮﨑雅也(夜の部のみ)

【スタッフ】
プロデュース:小松昌平
舞台演出・脚本:松木円宏(ポムカンパニー)
アクション演出:清典
グッズ・キービジュアル撮影:武田真和
スタイリング:奥村 渉
ロゴデザイン:小田有希
ロゴイラスト:雪希
イベント企画・製作:イマジカインフォス

【チケット情報】
■一般券:7,000円(税込)
■販売期間:2024年3月31日(日)12時30分まで(昼の部のみ)、17時30分まで(夜の部のみ)

▼チケット販売URL:https://w.pia.jp/t/komatsushohei/
お問い合わせ先:staff@seigura.com

※イベントの中止の事態を除く、チケット・グッズの払い戻しは原則行なっておりません。予めご了承ください。