「みなさんの記憶に、少しでも残る演技をしたいと思います」 『Clock over ORQUESTA』???役・速水 奨 インタビュー

By, 2023年11月25日



株式会社viviONがお届けするSNS連動型キャラクターソングプロジェクト『Clock over ORQUESTA』(通称『クロケスタ』)。2023年11月3日(金・祝)と4日(土)に東京・池袋サンシャインシティで開催された「アニメイトガールズフェスティバル2023(AGF2023)」にて、本作のキャストによる『クロケスタ』を紹介する小冊子のお渡し会が行なわれた。当日は多くのファンが訪れ、楽しく交流する姿が見られた。
イベントを終えた???(謎の男)役・速水 奨さんに本作の魅力をうかがった。

―お渡し会の感想をお願いします。

速水 奨さん(以下、速水):「これだけ女性が多い会場に、自分がいてもいいのかな?」と戸惑いがありました。ただ、熱心なファンの方と非常に近い距離でお話しできたので、とてもいい機会になりました。
僕の演じたキャラクターは、素性を明かすわけにはいかないので、お客さんとは「距離が近いですね」とか、ふわっとしたお話しかできなかったですが(笑)

―お客さんのどのあたりに熱意を感じました?

速水:バッグに缶バッジなどのグッズを付けてくださったり、「一緒に盛り上がっていきたい」という気概を感じました。

―『クロケスタ』の魅力をお願いします。

速水:それぞれのキャラクターの設定がとても興味深いですし、物語の謎を解いていくのも面白そうだな、と思いました。

―演じる上で意識したところはありますか?

速水:役柄的にお話できることが少ないのですが、本作が好きな方に、より想像力をかきたてられるような演技を心がけました。ぜひ好きに想像していただければと思います。

―気になるキャラクターはいますか?

速水:春海一十です。眼鏡をかけているのでちょっと気になりますね。天馬六華も見た目が女の子なのに実は男の子、というところに興味があります。

―『クロケスタ』はキャラクター同士の戦いも見どころのひとつですが、速水さんが最近熱狂したものはありますか?

速水:僕はプロ野球『横浜DeNAベイスターズ』のファンで、今シーズンは楽しませていただきました。今年は『ベイスターズ』の本拠地である横浜スタジアムで始球式をやらせていただいたんです。約3万人の観衆の前でボールを投げることに「熱狂」しました。
また、いまちょうど日本シリーズ(阪神タイガース対オリックスバファローズ)が行なわれているのですが、試合が面白いので、つい観ちゃいますね……。「静かな熱狂」状態です(笑)

―『クロケスタ』の登場人物たちは、それぞれの“願い”をかなえるために戦っていますが、速水さんは何か“願い”はありますか?

速水:僕は事務所も運営しているので、新人たちがオーディションに受かってくれることが一番の“願い”です。
ただ、無制限に願いがかなえられてしまうのならば、それは人間をダメにしてしまうと思うんです。願いをかなえてもらうためにはそれなりの代償を払う必要があることが基本だと思いますし、僕は「神頼み」はしません!

―では、『クロケスタ』で速水さんが望むことは?

速水:キャスティングされたとき「もしかしたら、彼は『ラスボス』なのでは?」と思ったりもしたのですが、スタッフから「まだ秘密が多いキャラなので……」と言われたので、これ以上は何も言いません(笑)
これから出番が増えることと、自分がこれまで演じてきたキャラクターと違った演技が生かせるような人物ならいいな、と。
ちなみにリモートで僕の音声収録の様子を見ていたプロデューサーが拍手喝さいだったそうなので、そこは素直によろこびたいと思います。

―最後に、メッセージをお願いします。

速水:出番が少ししかなくても、みなさんの記憶に残るような演技をしたいと思います。少しでも気にかけてくださるとうれしいです。『クロケスタ』をこれからも長く応援してください。

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

●『Clock over ORQUESTA』公式サイト
https://clockoverorquesta.com/
●『Clock over ORQUESTA』公式「X」
@ClQST_info

☆『Clock over ORQUESTA』入門ガイド
https://clockoverorquesta.com/extra/start/