【プレゼントあり】「『みんなで作ったアルバム』をたくさん聴いてください!」 10周年記念アルバム『#もえし10周年』をリリース中の豊田萌絵 インタビュー

By, 2023年7月7日



豊田萌絵のデビュー10周年を記念したクラウドファンディング企画「オリジナルミニアルバム制作プロジェクト」が2022年10月にスタート! 12月末までに約1,860万円が集まり、大成功におわった。
当初はオリジナル楽曲5曲を収録したミニアルバムが制作される予定だったが、見事「ストレッチゴール」(目標金額達成後、さらなる応援を呼びかけるべく設定されたゴール)を達成し、10曲入りのフルアルバム『#もえし10周年』が完成した。
6月6日(火)にはゲーマーズでの一般発売も行なわれ、東京と大阪でリリースイベントも開催! 25日(日)に東京・AKIHABARAゲーマーズ本店で行なわれた「お渡し会」にも多くのファンが集まり、豊田さんと楽しい時間を過ごしていた。
イベント後の豊田さんに、改めて『#もえし10周年』の聴きどころを語っていただいた。

―改めて、アルバム制作を振り返っていかがですか?

豊田萌絵さん(以下、豊田):元々はクラウドファンディングの参加者向けに作ったアルバムだったのですが、一般発売を求めてくださる方が多くいらっしゃいまして。リリースイベントも行なうことができて最高です!
「せっかくなら東京以外でもやりたい」ということで、大阪にも行かせていただいたのですが、最後に大阪でイベントをしたのはコロナ前だったんですよね。東京のイベントに参加できなかったファンがすごくよろこんでくれて「行ってよかった!」と思いました。

―小物からゲーム機から、何もかもピンク色の物をそろえたジャケットが目につきます。

豊田:私は元々ピンク色が大好きなので、「メモリアルな1枚になりますし、思い切ってピンクづくしにしてしまおう」と(笑)
スタッフさんによる手作りの小物もあるので、ぜひ隅から隅までご覧いただきたいですね。

―収録曲の順番は、どのように決めたのでしょう?

豊田:元々はオリジナルソングだけで作る予定でしたが、ありがたいことに「ストレッチゴールを達成できたらカバー曲を追加する」という目標を達成できました。前半はオリジナル曲、後半はカバー曲という形で収録しています。

―「定例会議」と称した生配信で、ファンと一緒にアルバムの中身についてアレコレ考える場も設けられましたね。

豊田:そうなんです。私1人では思いつかないようなアイデアもたくさん提供していただいて。「みんなで作ったアルバム」という言葉がピッタリの1枚になりました!

―ここからは、収録曲について順番にお聞きします。まずは1トラックめに収録された「かわいいの定義とはっ!」からお願いします。

豊田:人生で初めて作詞させていただきました。作曲家さんに「遊べる感じの曲を歌いたい」とオーダーし、完成した音源を聴きながら詞を書きました。「『女の子あるある』を入れたい」という具体的な案をお伝えしていたこともあり、聴くだけで楽しいメロディラインになっています!

―「純白クライシス」は切なさもこもったナンバーです。

豊田:私の大好きなTRUEさんに「1曲、詞を書いていただけませんか?」とお願いしたら、快諾してくださいました。私の思い描いていたような詞が上がってきて感激しました!

―「一番じゃなきゃ意味がない」ではラップに挑戦されていますね。

豊田:「『私は“彼”にとって2番手(かませ犬)の女だった』という設定の歌が歌ってみたいです」とお願いしたら、ドンピシャの曲が上がってきました(笑)
ファンの方から「ラップ曲を聴いてみたい」というリクエストがあったので「ゆるいラップならいけるかな……?」と思い、挑戦してみました!

―「天邪鬼」は胸が締め付けられるような歌詞も印象的です。

豊田:私は今年(23年)の3月まで文化放送さんでオンエアされていた深夜ラジオ『ヴァイナル・ミュージック~歌謡曲2.0~』の水曜のパーソナリティを担当していたのですが、火曜担当の「703号室」の岡谷柚奈さんの楽曲に惚れ込んで、今回オファーさせていただきました。
岡谷さんに「こじらせたメンヘラ女性を歌った曲を作ってください」と話したら「私も大好きなテーマです!」とおっしゃっていただき、すっかり意気投合してしまいました(笑)
仮歌から完成度が高すぎて「ぜひセルフカバーしてもらいたい!」と思いましたね。

―「へそまがりなメッセージ」では「かわいいの定義とはっ!」と同様、作詞を担当されています。

豊田:「ファンのみんなに向けて感謝の気持ちを伝えたい」という素直な気持ちで作った……と言いたいところですが、私なりに考えるところがありまして。「メロディラインは王道だけど、歌詞はタイトルどおり『へそまがり』にしたい」と思ったんです。歌詞とメロディのアンバランスさを楽しんでいただこう! と(笑)
ファンの方から歌詞を募集しましたし、「みんなで作った1曲」という側面もあります。

―後半はカバー曲が並びます。レベッカさんの「フレンズ」にはどのような思い出がありますか?

豊田:事務所の入所オーディションで歌った、大事な曲です。10年を語る上では外せないナンバーなので、絶対に入れようと思いました。収録にあたり、改めてレコーディングしましたが「あのころに比べ、うまくなったな~」と思いました(笑)
10年前も真っすぐな気持ちで歌えていたとは思いますが、我ながら成長したな、と感じました。

―続いて、藤本美貴さんの「ロマンティック 浮かれモード」です。

豊田:この曲は研修生時代によく歌っていまして、ファンのみんなとのコール&レスポンスがとても楽しかった思い出があります。イベントやライブで曲を披露する機会があれば、今後もぜひ歌っていきたい1曲です!

―「Pearl-White Eve」は松田聖子さんのナンバーですね。

豊田:聖子ちゃんは昔から大好きで、いたるところで様々な曲を歌ってきました。アルバムにも「もちろん入れたい!」と思ったのですが、迷いに迷いまして……。
結論から言うと、「Pearl-White Eve」は選曲していたときの、私のなかでのブーム曲です。聖子ちゃんに関しては、毎月ブームが変わるもので……。いま「選んでください」と言われたら、違う曲になると思います(笑)

―乃木坂46の「きっかけ」はどのような理由でセレクトされましたか?

豊田:「新しいステージに一歩踏み出す」という内容の歌詞がとても刺さる曲で「11年目に向けて新たな一歩を踏み出していきたい」、との気持ちを込めて選曲しました。
私がこの曲を歌っていたことがきっかけで乃木坂46のファンになった方もいるみたいで、うれしいですね。

―ラストトラックは、声優仲間でもある夏川椎菜さんの「パレイド」です。

豊田:ナンスちゃん(夏川さん)は「公式妹」としても仲よくさせていただいているのですが(笑)、それを抜きにしてもすごく好きな楽曲なんです。バースデーイベントでも歌った経験があるくらいでして……。「アルバムに入れたいんだけど」と話したら、どうやら私の本気が伝わったみたいで、よろこんでくれました!
そのことが私のファンを通じてナンスちゃんのファンにも伝わったらしく、お互いのファン同士の交流にもつながったようでうれしかったです!

―最後に、メッセージをお願いします。

豊田:「10年の節目に何かをしたい」という気持ちで始めた「アルバム制作企画」だったのですが、思っていた以上に反響をいただいてありがたかったです。
いまは一段落ついてホッとしていますが、まだまだやりたいことがたくさんありますし、みんなも「もえし(豊田さん)、またそろそろ動き出すんじゃないかな?」と思っているんじゃないかと(笑)
「なにか新しいことをやりたい」という気持ちで日々臨んでいますので、これからも温かく見守ってほしいです!

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アルバム概要】

『#もえし10周年』
全国のゲーマーズにて発売中!

3,300円(税込み)

【トラックリスト】
01 かわいいの定義とはっ!
02 純白クライシス
03 一番じゃなきゃ意味がない
04 天邪鬼
05 へそまがりなメッセージ
06 フレンズ
07 ロマンティック 浮かれモード
08 Pearl-White Eve
09 きっかけ
10 パレイド

■豊田萌絵 プロフィール
3月15日生まれ。茨城県出身。スタイルキューブ所属。
主な出演作品は、「響け!ユーフォニアム」シリーズ(川島緑輝)、「BanG Dream!」シリーズ(松原花音)、「声優ラジオのウラオモテ」(夕暮夕陽 / 渡辺千佳)など。

●豊田萌絵 公式ツイッター
@toyotamoe
●豊田萌絵 公式インスタグラム
https://www.instagram.com/toyotamoe/

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