「隼くんに対しては、弟を叱るような気持ちで臨みました(笑)」『女神のカフェテラス』幕澤桜花(まくざわ おうか)役・青木瑠璃子 インタビュー

By, 2023年6月4日



瀬尾公治が原作、『週刊少年マガジン』で好評連載中の人気作品『女神のカフェテラス』がアニメ化!
3年ぶりに祖母・粕壁幸子(かすかべ さちこ)(故人)が経営する喫茶店「Familia」に戻ってきた主人公・粕壁 隼(かすかべ はやと)。彼を待ち受けていたのは大学生の小野白菊(おの しらぎく)と月島流星(つきしま りほ)、高校生の鶴河秋水(つるが あみ)、フリーターの鳳凰寺紅葉(ほうおうじ あかね)、そして専門学校生の幕澤桜花(まくざわ おうか)の5人だった。「祖母の家族」と語る彼女たちとのハーレム生活が始まる、と思いきや、彼らにさまざまな困難が立ちはだかる……。
今回は「Familia」の制服デザインを手掛けた負けん気の強いオシャレ番長・幕澤桜花を演じる青木瑠璃子さんに話をうかがった。

―原作を読んでみての感想をお願いします。

青木瑠璃子さん(以下、青木):私のなかではコメディ要素の強い、ギャグパートがすごく印象に残りました。「恋愛だけを描いている作品じゃないんだな」と。
また、読み進めていくうちに登場人物たちの背景もわかってきて、各人物への思い入れが強くなりました。

―オーディション時の思い出をお聞かせください。

青木:私は秋水と紅葉も受けたのですが、いま思うと桜花が演じていて一番楽しかったかもしれません。いままで出演したことがないタイプの作品でしたし、桜花のような負けん気の強い子を演じたこともあまりなかったので、役が決まってうれしかったですね。

―桜花に対する第一印象は?

青木:オーディションの際は先入観を持たずに桜花を演じたのですが、そのときは「見た目はかわいらしいけど、ちょっとトゲのある子だな」と思いました。

―実際に演じてみていかがでした?

青木:原作を読み進めていくうちに「こういう考えがあってこのような形でアウトプットしているんだな」というのがわかりまして。「彼女はどういう想いでこのセリフを言っているんだろう?」というのを考えながら演じるようにしました。攻撃的な部分は愛情の裏返しなのかな、と思いましたね。

―アフレコ時の印象的なディレクションがあれば教えてください。

青木:無意識のうちに演技がマイルドになっていたらしく「もうちょっと攻撃的にしてもらっていいですよ」とディレクションを受けたのを覚えています。ですので、隼くんのことを「女の園にやってきた敵」という目でみるように演じました。
ちなみに隼くんについては「女の子がいる家庭のお父さんのようなイメージを持ってもらえれば」という説明を受けました。
私としては同じ「家族」でも、小さいころに弟を叱っていたときの気持ちを思い出しながら演じられたので(笑)すごく楽しかったです!

―主人公の隼についての所感をお願いします。

青木:自分が高スペック(東大生)なことを自覚して振舞っているのが現代的だな、と思いました。経営者として女の子たちをうまく使ってやろう、という意図も見え隠れしていて「確かにそうだな」と共感してしまったり(笑)
隼くん役の水中雅章さんも「頭がいい人間はちょっとイヤなヤツ」というちょっとした偏見をうまく演技で表していますし(笑)、こちらが行きやすいように演じてくれていたので、私も毎回楽しみながら掛け合いをしていました。

―桜花は「Familia」の制服を手掛けていますが、注目すべきポイントはありますか?

青木:フリルやリボンにワンポイント的な感じで黒色が入っているのが好きです。白と水色だけだとかわいくなりすぎてしまうと思うのですが、黒が入ることで(瀬戸麻沙美さん演じる)紅葉さんが着てもバランスよく見えると言いますか。
清楚感がありつつ、キュっと締まっている部分もありつつ、各人物たちにちゃんとフィットしているのが素晴らしいですね。ちなみに私は自分で着る……というよりはかわいい子たちが着ているのを愛でるほうが好きです(笑)

―桜花以外で気になる人物は?

青木:友達になるなら紅葉さんですね。頼りになりますし、お互いにしゃべらずとも空気が悪くならなそうですし。おまけに、美味しいコーヒーも淹れてくれそうですから。でも、元気がほしいときは秋水と遊びたいかもしれません。

―桜花から見習いたい部分はありますか?

青木:隼くんへの当たりは強いですが(笑)、女の子に対してはすごく仲よくできるんですよね。コミュニケーション能力の高さは見習いたいと思います。

―「Familia」は海辺にありますが、「海派」「山派」どちらですか? 理由もお聞かせください。

青木:海に行ったのは、記憶が正しければ10年以上前のことでして……。なので、大人が海でどんなことをするのかを知らず……(笑)
先日美容師さんに「夏の海に行ったら何をします?」と聞いたら「砂浜でお酒を飲む」と言われ、納得しかかったのですが、私、暑いところで飲食をしたくないんですよね(笑)
そう考えると山なのかな……と。ロープウェイに乗るのも好きですし、虫もそんなに苦手ではないので。

―青木さんはアルバイト経験はありますか? また、興味のあるアルバイトがあれば教えてください。

青木:コンビニエンスストアと塾講師、そして少しだけカラオケボックスの店員もしたことがあります。
声優の仕事を始めてからはライブやイベントに出演させていただくことが多いのですが、アルバイトで現場に入っている人も多くいると思うんです。みなさんの1日のスケジュールがどうなっているのか、興味がありますね。

―飲食店で働くなら、どんなタイプの仕事をしたいですか?

青木:接客ではなく、キッチンで料理を担当したいです。私はイタリアンが好きなので、シェフがどういう手順で料理を作っているのかを見ながら、自分のモノにしたいですね。

―桜花は服(衣装)作りが得意ですが、青木さんは手先は器用なほうですか? 何か得意なことがあれば教えてください。

青木:さすがに衣装を作るのは難しいですが(苦笑)、手芸は好きで、ぬいぐるみを作ったりもしています。叔母さんが服飾系の専門学校に行っていたこともあり、作ってもらったこともあるので、手芸は身近にありました。
手芸は無心になれるところがいいんですよね。スマホやゲームなどで時間をつぶすのもいいですが、心の底から気分転換したいときは裁縫箱を取り出します。

―最後に、メッセージをお願いします。

青木:原作も魅力的なイラストであふれていますが、アニメになると彼らが動きますし、私たちの演技も乗るということで、また違った楽しみ方ができると思います。
私も楽しく演じさせていただきましたので、その空気感を感じていただきつつ、物語を堪能していただけるとうれしいです。そして、肌色シーンもぜひお楽しみください(笑)!

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アニメ概要】

『女神のカフェテラス』
【放送情報】
毎週金曜 深夜1時25分~MBS/TBS系 全国28局ネット “スーパーアニメイズム”枠にて放送中

BS日テレ 2023年4月10日(月)から 毎週月曜 夜11:30~
AT-X   4月12日(水)から 毎週水曜 夜9:30~
(リピート放送 毎週金曜 午前9:30~、毎週火曜 午後3:30~)

【配信情報】
DMM TV、ABEMAにて毎週金曜日26:55~最速配信
dアニメストアほか各配信サイトにて毎週月曜26:55~順次配信開始

【イントロダクション】
――どこかの海辺にある、古びた喫茶店。そこには…女神様がいるらしい――

ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」。
「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と主人公、粕壁 隼が3年ぶりに帰省をするとそこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人のカワイイ女の子が!!

いきなり下着? 全裸!? ちょっとまて、誰が空き巣だ! ここはオレの家だ! 絶対に追い出してやる!

最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ!
5人全員「正ヒロイン」の、夢のハーレム共同生活!
ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ!!

【スタッフ】
原作:瀬尾公治(講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:桑原 智
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:野口征恒
音楽:兼松 衆、櫻井美希
アニメーション制作:手塚プロダクション

【キャスト】
粕壁 隼:水中雅章
小野白菊:和氣あず未
月島流星:山根 綺
鶴河秋水:鈴代紗弓
鳳凰寺紅葉:瀬戸麻沙美
幕澤桜花:青木瑠璃子
粕壁幸子:伊倉一恵

【音楽】
オープニングテーマ:音莉飴「運命共同体!」
エンディングテーマ:佐藤ミキ「ドラマチック」

●公式サイト
https://goddess-cafe.com/
●公式Twitter
https://twitter.com/goddess_cafe_PR

(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS