声優・シンガーソングライターとして活躍する大塚紗英の2回目のソロライブが2022年1月19日(木)、東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催された。ここでは「2部」の模様をお届けする。
まずは大塚さんが1人で登場し、スポットライトを浴びながら「吸いがら」を熱唱、会場の空気が一気に引き締まる。続く「やだ!」「ロマンス、イズ、デッド」でも、自身による演奏と感情むき出しの歌で会場を盛り上げた。
かと思うとステージ上の雰囲気がガラッと変わり「今日は最後までどうぞ楽しんでいってください!」と笑顔であいさつ。明るく照らされたステージで「アクアパッツァ」を歌唱。オーディエンスからは自然とクラップが贈られた。
続く「ドン・キホーテ・デート」では用意されたスタンドを前にシャウトし、「瞼にキスをして」ではスカートをひるがえしつつ、爽やかな歌声で場内を魅了した。
MCでは、集まったクルー(大塚さんのファンクラブ『グレートロマンス号』に由来)たちに向けて彼女がこれまで歩んできた道のりを振り返っていく。「あのときこう言えばよかった、こうすればよかったと思うことはいまでもあります。そのたびに『自分はなんて不器用なんだろう』と思います。それでも私に会いにきてくれるみんながいて、私は本当に幸せです。幸せで満たされています。本当にありがとう。これからも歌い続けていきます!」とファンへの感謝を伝え、床に跪(ひざまず)きながら「ホタルビ」を歌い上げた。
衣装チェンジをして臨んだ「二幕」では、キーボードの演奏とともに「火傷跡」を披露。「全人類ヒューマノイド」をさけぶように歌うと、ハンドクラップの音をイントロに「恋人じゃない何か」をノリノリで、さらにテンポを上げて、新曲「最高のロマンスを魅せてあげる」と続けた。
ライブはいよいよクライマックス。客席に向けて「人生は愛と、夢と、冒険だ! 一緒にロマンスをはじめよう!」と笑顔で語りかけ、クラップが響くなかで「ロマンスのはじまり」を歌い上げた。
そして最後は2ndデジタルシングルであり、本ライブタイトルでもある「ロマンスは映画より奇なり」を心を込めて披露。歌い終えると「これにて終演!」とさけび、ステージを去った。
アンコールに応えて登場した大塚さんは、「ライブを開催することができて、感謝の気持ちでいっぱいです。私と私を支えてくれる人たちの存在を大きくしていくために、日々実直に活動していくので、今後も期待してください」と笑顔があふれる客席に向けて感謝の気持ちを伝え、最後に「本日はありがとうございました!」と頭をさげると、場内はこの日一番の拍手に包まれた。
この日の告知では、1st mini EPのCDリリースが決定、さらに「大塚紗英 修行ツアー」と称し、全国のライブハウスを彼女1人とピアノ1台で巡る企画も発表された。なお、今回が彼女にとって初めてのライブツアーとなる。
また、「ロマンスは映画より奇なり」のMusic Videoが好評配信中( https://t.co/PFZYlqxI7b )。
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<セットリスト>
<一幕>
M1.吸いがら
M2.やだ!
M3.ロマンス、イズ、デッド
M4.アクアパッツァ
M5.ドン・キホーテ・デート
M6.瞼にキスをして
M7.ホタルビ
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<二幕>
M8.火傷跡
M9.全人類ヒューマノイド
M10.恋人じゃない何か
M11.最高のロマンスを魅せてあげる
M12.ロマンスのはじまり
M13.ロマンスは映画より奇なり
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<レポーター/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
●大塚紗英 公式サイト
https://www.saeotsuka.com/
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●大塚紗英 公式インスタグラム
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