【プレゼントあり】「アシトの一言一言に感情移入してしまいます」 アニメ『アオアシ』黒田勘平(くろだ かんぺい)役・堀江 瞬 インタビュー

By, 2022年4月8日



舞台は「Jリーグ」のユースチーム。プロを目指し奮闘する高校生たちの青春を描いた本格サッカーアニメ『アオアシ』が2022年4月より放送開始される。主人公・青井葦人(あおい あしと)、通称アシトが東京シティ・エスペリオンのユースチーム入りを目指し、奮闘する。プレーシーンはもちろん、登場人物の背景や彼らを巡る物語にも注目だ。
今回はジュニアユースから昇格したエリート選手、黒田勘平役・堀江 瞬に本作の見どころをうかがった。

―役が決まったときの感想をお願いします。

堀江 瞬さん(以下、堀江):僕は以前にもサッカーを題材にした作品に出演させていただいたのですが、今回は違うポジション(MF)ということで、アフレコを楽しみにしていました。

―アフレコしてみていかがでしたか?

堀江:まず、キャスト陣がフレッシュで、すごく刺激になりましたね。僕は演じるキャラクターに共感することはあるのですが、「共通点」を感じることがあまりなくて。でも、黒田に関しては大きな共通するところがあったんです。

―ちなみに、どのような点ですか?

堀江:「本心を見せないけど、実は野心に燃えている」ところです。僕も普段は感情や思っていることを表に出さないタイプなので「役をいただけるなら黒田だろうな」という予感はありました。

―堀江さんは以前「二面性的な表現にならないよう気をつけながら演じたい」とコメントされていました。

堀江:実は、まだアフレコの前に出させていただいたコメントなんです。実際に演じる際は「二面性」をとくに意識しませんでした。自分自身が黒田に共通しているところがあるからこそ、そのあたりを深く考えずに自然体で演じさせていただきました。

―どのような環境でアフレコされたのでしょう?

堀江:このようなご時世ですので、少人数での掛け合いになりました。でも、それを感じさせないくらいの熱量を感じるので、毎回プレッシャーがあります。まるでピッチに立っているような、そんなヒリヒリした空気が漂っています。

―本作では人間ドラマが細かく描かれています。

堀江:最初にお話ししましたが、僕はこれまでサッカー作品のキャラクターを何度か演じさせていただいたものの、プレーのほうはからっきしで……(苦笑)
それでも、アシトの言動には感情移入できるものが多々ありまして。彼を支えてきた家族や中学時代の仲間たちがちらつくんですよね。その描写の多さも『アオアシ』の魅力のひとつだと思います。
アニメでどのように描かれるのかも、すごく期待しています!

―普段からサッカーにあまり興味がない方にも楽しめそうですね。

堀江:はい。スポーツ自体苦手な方にも楽しんでいただける物語だと思います!

―気になる登場人物はいますか?

堀江:具体的な人物はいないのですが、ユースのセレクションに落ちてしまった候補生やアシトの中学時代のチームメイトたちなど、スポットが当たらない人物のその後の人生は気になります。

―セレクション開始時、ユース監督の福田達也が受験者にかけた「ここに集まった86名は、いままで俺たちが獲りたいと思えなかったやつらなんだ」という言葉は衝撃を受けました。

堀江:中学生に対して言う内容じゃないですよね。ともすれば「大人げない」と感じてしまいますが、その意図を汲み取れる受験者たちもすごいですし。ユースって本当にとんでもないところだな、というのを感じました。

―声優として活躍されている堀江さんですが、『アオアシ』から感じ取ったものはありますか?

堀江:自分が以前、生きる上で迫られた「大きな2択」を思い出しました。
僕は声優になる前は就活をしていて、内定をいただいたのと、大きな役をいただいたタイミングが一緒だったんです。大きな決断だったのですが、結果的に声優の道に進むことになりました。「あのとき就職を選んでいたら、どんな人生になっていただろうな……」と時折考えてしまうんです。彼らもそんなことを考えているんじゃないかと思うのですが、アシトに関しては本当にまっすぐな心を持っていますし、僕とは違うのかもしれませんね。

―最後に、メッセージをお願いします。

堀江:原作を読んでいると、アシトが頑張っている姿を見ているだけで泣けてきてしまうんです。彼を送り出したお母さんやお兄さん、仲間たちの気持ちを考えながらご覧いただいくと、自然と感情移入できると思います。
すでに大人になってしまったみなさんでも青春の疑似体験ができると思いますので、ご視聴よろしくお願いします!

<インタビュアー・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アニメ概要】

『アオアシ』
<放送情報>
4月9日(土)放送開始
NHK Eテレにて毎週土曜日午後6時25分~

<配信情報>
4月10日(日)深夜0時より順次配信開始

4月10日(日)深夜0時~
バンダイチャンネル、Amazonプライムビデオ、U-NEXT、dアニメストア、dTV、Hulu、
TELASA、J:COMオンデマンドメガパック、milplus、スマートパスプレミアム、ディズニープラス

4月12日(火)12時~
NETFLIX、ひかりTV、アニメ放題、FOD、ふらっと動画、Google Play、ビデオマーケット、
GYAO!ストア、DMM.com、music.jp、RakutenTV、HAPPY!動画、ムービーフルPlus

各配信サービスの開始日時に関しては変更となる場合がございます。

<イントロダクション>
「世界へ、連れていってやる。」

愛媛に暮らす中学生・青井葦人(あおいアシト)は弱小サッカー部のエース。
中学最後の大会で負けた日、悔しさをぶつけるように海辺で走り込んでいたアシトは、
試合を見ていた一人の男と出会う。

その男――福田達也は、Jリーグ有数のクラブ「東京シティ・エスペリオンFC」で、高校生年代を育成する組織「ユースチーム」の監督だった。

荒削りだが、ある特別な才能を持つアシトに無限の可能性を見出した福田は、自らの野望を語り始める。

「俺には野望がある。俺の作り上げたクラブで、世界を掌中に収める。世界への踏み台じゃない。我がクラブこそが世界だと。その野望のすべてを担うもの、育成<ユース>だ。」

福田の誘いを受け、入団試験<セレクション>を受けに上京することを決意するアシトだったが──

常にサッカー漫画の最前線を走り続ける『アオアシ』が、ついに待望のTVアニメーション化!

挫折、成長、友情—青春の全てがここにある!

<スタッフ>
原作:小林有吾「アオアシ」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:さとう 陽
シリーズ構成:横谷昌宏
副監督:曽我 準
サッカー監修:竹下健一、曽我 準、飯塚健司
キャラクターデザイン:中武 学、川村敏江、山口飛鳥、長谷川早紀
サブキャラクターデザイン:清池奈保、渡部由紀子、大導寺美穂、白井英介、本田真之
総作画監督:中武学、山口飛鳥
プロップデザイン:伊東ありさ、津坂美織
色彩設計:上野詠美子
美術監督:垣堺司、竹田悠介
美術設定:金平和茂、伊井蔵
2Dワークス:濱中亜希子
プリビジュアライゼーション:前島昌格
3D:森本シグマ
撮影監督:今関舞子
編集:村上義典
音響監督:はたしょう二
音楽:横山 克
アニメーション制作:Production I.G

<キャスト>
青井葦人:大鈴功起
大友栄作:橘 龍丸
橘総一朗:山下誠一郎
冨樫慶司:八代 拓
黒田勘平:堀江 瞬
朝利マーチス淳:加藤 渉
本木遊馬:榎木淳弥
竹島龍一:熊谷健太郎

阿久津渚:武内駿輔
栗林晴久:梅原裕一郎
中村 平:小野賢章
桐木曜一:内山昂輝
高杉榮太:古川 慎
義経健太:興津和幸

一条 花:河瀬茉希
海堂杏里:上田麗奈
金子 葵:小松未可子

福田達也:小林親弘
伊達 望:安元洋貴

青井紀子:園崎未恵
青井 瞬:中島ヨシキ
ほか

<テーマ曲>
オープニングテーマ:[Alexandros]「無心拍数」
エンディングテーマ:Rin音「Blue Diary」

公式HP:https://aoashi-pr.com
公式Twitter:https://twitter.com/aoashi_pr

(C)小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会

【プレゼント】
堀江さんのサイン色紙を1名にプレゼント!
ご希望の方は『れポたま!』公式ツイッター@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のツイートをリツイートしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2022年4月22日(金)23:59まで