見どころ満載のイベントを楽しく振り返り 『絵恋ちゃんドロップキック』アフタートーク レポート

By, 2022年2月24日



アニメ化が決定している『邪神ちゃんドロップキックX』に登場する新キャラクター・エキュート。彼女の役をかけたキャストオーディションが2021年に開催され、10月に行なわれた最終オーディションでは、作品愛をこれでもかと見せ付けた「地下アイドル」の絵恋ちゃんが第2位に輝いた。
そんな彼女が台本を手がけた『邪神ちゃんドロップキック』(以下、『邪神ちゃん』)のライブイベントが2022年1月23日(日)、東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて開催。追って、大いに盛り上がったライブを振り返るトークイベントが1月30日(日)に行なわれた。

『絵恋ちゃんドロップキック』ではアフタートークコーナーが設けられていたのだが「まだまだしゃべり足りない!」ということで、イベントをゆっくり振り返るため、改めて本イベントが開催されたそう。
作品の舞台にもなっている東京・神保町にある「神保町ブックセンター」にて『邪神ちゃんドロップキック』宣伝プロデューサーの栁瀬一樹氏が司会を務め、橘 芽依役・原 奈津子、絵恋ちゃん、ぺこら役・小坂井 祐莉絵、ミノス役・小見川 千明が登壇し、本作のファンクラブ「邪教徒の集い」会員の前で楽しいトークを展開した。

イベントはステージの模様をダイジェスト収録した映像を観ながら進んでいく。
小見川さんは「両親が観にきてくれていたのですが『オタクの統率力がすごい』という感想しかもらえませんでした(笑)」、
小坂井さんは「4人で一緒に歌った『あの娘にドロップキック』や『神保町isワンダーランド』はみんなで何度も何度も練習したので、みなさんから『良かったよ』と言ってもらえてうれしかったです!」、
原さんは「スカートがピチピチすぎて破れていたので、イベント前に直しました」とそれぞれイベントの感想や裏話を語った。

ちなみに当日のセットリストは絵恋ちゃんが考案したそうだ。作品に登場する、目を合わせた者を石化させてしまうメデューサと、彼女の持ち歌「お地蔵さん」をうまく組み合わせるなど、随所に光る選曲のセンスに、3人から賞賛の声が上がった。
また、イベント中に邪教徒(『邪神ちゃん』ファン)とえれにすと(絵恋ちゃんファン)の交流も生まれていたようで、絵恋ちゃんは「開催した甲斐がありました!」とうれしそうにな様子だった。

続いて、イベント参加者からのアンケートを紹介。「『邪神ちゃん』の世界を体感できる、臨場感いっぱいのライブでした」、「これからも定期的に開催してほしいです!」との感想や意見が多数寄せられ、出演者一同「ぜひまたやりたい!」と乗り気だった。

続いて1月30日(日)からYouTubeで公開中の「わらわ脳内会議」の映像を紹介。原作者・ユキヲ先生が描きおろした『エキュートオーディション』のファイナリスト11人出演のモーションコミックが初公開された。
本作には「盗賊エキュート」や「プリーストエキュート」、「コックエキュート」など、個性豊かな「脳内エキュート」たちが登場。「絵恋ちゃんがどのエキュートを演じているかを当てる」という企画も同時に行なわれ、来場者の多くが正解(答えは「勇者エキュート」)! うれしそうな絵恋ちゃんだった。

ちなみに絵恋ちゃんにとって、人生初のアフレコだったそうで「緊張して何も覚えていません。『収録中、お腹が鳴ったらどうしよう』ということばかり考えていました(笑)」とのこと。「ユキヲ先生から『勇者エキュートは絵恋ちゃんしか考えられない』とおっしゃっていただいたのが印象的で、うれしかったです!」と笑顔で話した。

最後は『絵恋ちゃんドロップキック』に向けて『エキュートオーディション』のファイナリストの1人、阪野愛依さんが描きおろしたポスターが当たる抽せん会が行なわれ、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。

【配信後コメント】

原 奈津子さん:『絵恋ちゃんドロップキック』をたっぷり振り返ることができてうれしかったです! 次回があるとしたら「結婚しないとナイト」を歌いたいですね。寸劇パートのアドリブでこの曲を歌うと見せかけてしまったので……(笑)

絵恋ちゃん:あのときは本当にたまたま、思わせぶりなアドリブをされたんですよね。ぜひリベンジしてください。ちなみに「恋人がサイコパス」という『邪神ちゃん』の世界観にぴったりの曲もあるので(笑)、歌ってもらえるとうれしいな!
私はデスティニー・ノイジー(邪神ちゃん:鈴木愛奈、花園ゆりね:大森日雅)の「キリング☆スペクタクル!!!!」を歌ってみたいですね。

小坂井 祐莉絵さん:ぺこらとして楽しく寸劇をやらせていただきました! そう言えば絵恋ちゃんが「秋葉原ライブの空き時間に行った『パセラ』さんで、小坂井がホットのアイスコーヒーを頼んだ」という天然エピソードをイベント中に披露してくださる予定だったそうなのですが、言いそびれてしまったようなので、いまここで私自ら補完しておきますね(笑)

小見川 千明さん:絵恋ちゃんのパフォーマンスが素晴らしく、お客さんと同じノリで楽しんじゃいました! 次は絵恋ちゃんプロデュースの、ミノスの楽曲を歌いたいです。権利関係は偉い人たちがなんとかしてくれると思うので(笑)

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【作品概要】
『邪神ちゃんドロップキック』(じゃしんちゃんドロップキック)は、漫画家・ユキヲが2012年よりWebコミック「COMICメテオ」で連載している人気コミック(約100万部)が原作のアニメーション。魔界出身の悪魔・邪神ちゃんと彼女を召喚した女子大生・花園ゆりねの危険でおかしな同居生活を描くコメディ作品。

2018年にTVアニメ第1期が放送され、2020年より第2期が放送。2020年10月、アニメ第3期に向けたクラウドファンディングを開始し、目標金額を2日間で2,000万円の目標を達成し製作を決定した。クラウドファンディング、ふるさと納税など既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のコンテンツとして注目されている。

●作品公式サイト
http://jashinchan.com/
●公式Twitter
https://twitter.com/jashinchan_PJ
●邪教倶楽部(ファンクラブ)
https://fanicon.net/fancommunities/1012
●原作漫画(COMICメテオ連載) 
https://comic-meteor.jp/jyashin/

●絵恋ちゃん 公式ホームページ
https://eren.sorashi.com/
●絵恋ちゃん 公式ツイッター
@erenism