「『人間力を高める』ことが一番大事だと思います」 ラジオ『青山二丁目劇場』支配人・「青二塾」塾長 古川登志夫 インタビュー

By, 2022年2月1日



2006年1月に文化放送で始まった『青山二丁目劇場』。毎週、古典や有名作家の作品やオリジナル作品のボイスドラマがオンエアされ、朗読ファンに愛されているプログラムだ。
2022年2月28日(月)の放送では、青二プロダクションの養成所・青二塾東京校の塾生たちが出演する“卒塾制作”「聖獣伝説・ペガサス」をオンエア予定となっている。
1月某日、本作品の収録がマスコミを招いて行なわれ、収録後に支配人(番組パーソナリティ)であり青二塾の塾長を務める声優・古川登志夫さんのインタビューが行なわれた。

―卒塾制作を振り返ってみていかがですか?

古川登志夫さん(以下、古川):昨年も同じように収録させていただきオンエアもさせていただいたのですが、地上波で自分たちのラジオドラマが流れる、というのは塾生たちにとって本当にいい経験だと思います。リハーサルなしの一発勝負でしたが、いいパフォーマンスを見せてくれたのではないでしょうか。
大勢のお客さんを前に生で披露できればいいのですが、このご時世ですから致し方ないですね。「世界中に自分の演技を聴いてもらえるんだ」と、プラスにとってほしいです。

―古川さんご自身もラジオドラマの経験が多いですよね。

古川:何十年も前にもなりますが、デビュー当時、文化放送さんでラジオドラマをやらせていただきまして。塾生も僕と同じような新鮮な気持ちで演じてくれたと思います。若者たちと一緒にいると、かつての自分を思い出すんです。

―「声優の演技(声)は歳を取らない」と言われています。
 
古川:そうですね、僕自身、いつも新人と変わらない意識でやっています。塾生に色々と教えながらも、実は自分も一緒に学んでいるんです。高圧的に教えるよりも「本人のいいものを引き出してあげる」ということを念頭に置いています。
「人間力を高める」という目標は「青二塾」を創設したときから一貫して持っているものです。「生涯俳優」というコンセプトには、事務所(青二プロ)、ひいては業界を背負って立つ人材を育て続けるという覚悟が込められているんです。このことを常に頭に置いて授業をしています。

―古川さんの今後の目標を教えてください。

古川:声優として、たくさんの役を演じてきました。それ以外で、いまの自分に何ができるのか考えたんです。「そう言えば日本のサブカルチャーは、海外でとても注目されているな」と思いまして、海外で何か活動ができないか、アイデアを出すことにしました。
事務所のバックアップもあり、コロナ禍の前は海外のコンベンションに呼んでいただくことも多くて。これからも文化交流を担っていきたいですね。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【番組概要】
「青山二丁目劇場」
文化放送で毎週月曜20:30~21:00放送中。

●番組公式HP
https://www.joqr.co.jp/qr/program/aoyama/
●「青二塾」公式HP
https://www.aonijuku-tokyo.jp/