豊永利行、櫻井孝宏、古賀 葵が注目作の魅力を語る 『時光代理人 -LINK CLICK-』先行上映&スペシャルトークイベント

By, 2022年1月14日



2021年4月よりbilibili動画にて配信され、わずか4か月で世界での総再生回数1.6億回を突破した、話題のオリジナルアニメーション『時光代理人 -LINK CLICK-』。
2022年1月よりTOKYO MX・BS11にて日本語吹替版が放送開始された本作の先行上映&スペシャルトークイベントが2022年1月8日(土)、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催された。

当日は先行上映のほかトキ(程小時)役の豊永利行、ヒカル(陸光)役の櫻井孝宏、リン(喬苓)役の古賀 葵が登壇し、作品にまつわるトークが行われた。

出演が決まったときの率直な気持ちと物語の感想を聞かれると、豊永さんは「どういうストーリーなんだろう? と純粋に気になりました。人の心に投げかけたり、訴えかけたりするところが面白いですね」、
櫻井さんは「話題作だと聞いていたので、出演できてうれしいです。たくさんの方にその面白さが伝わればと思っていますが、自分が一番楽しんでいるかもしれません(笑)
トキたちは特殊な能力を持っていますが、変に浮かないようなところが面白いな、と。またコメディ要素もあり、バラエティに富んだ内容だと思いました」、
古賀さんは「私も豊永さんと同じく『どんな世界が広がっているのかな?』とワクワクしました。『もし私だったらどうするだろう?』と自分に置き換えて楽しめるストーリー展開が魅力だと思います」とそれぞれコメント。

演じたキャラについては、豊永さんは「トキは写真のなかに意識を介入(ダイブ)することができる能力を持っています。一時の感情で動いてしまうタイプなので、何かあったときに心を揺り動かされることが多いです」、
櫻井さんは「ヒカルはトキのことを指揮する立ち位置の男性です。トキとは反対に、何があっても気持ちが波立たない性格なので、ふたりの凸凹ぶりがうまくかみ合っているのかと思います」、
古賀さんは「リンは明るく活発で『親しみやすいお姉さん』という感じの子です。ふたりに対して弟のような接し方をしているので、その関係性に注目していただきたいです」と説明。

またアフレコについて、豊永さんは「現場に翻訳家がいまして、言い回しで引っかかったとき、その都度アドバイスをもらいながらアフレコしたのが新鮮でした。すでに御覧になった方でも、日本語に訳したときにニュアンスがどう変わるのかを楽しめるのではないでしょうか」、
櫻井さんは「観ている人が変わるとセリフのニュアンスも変える必要があるので、スタッフさんと密にやり取りしながら進めていきました」、
古賀さんは「日本語と中国語で言葉の違いがあるので『音声はここで切れているけど、日本も同じところで切っても大丈夫かな?』など試行錯誤しながら進めました」と語った。

最後に、古賀さんから「トキとヒカルがどのようにして問題を解決していくのか? 楽しんでもらえると幸いです。『時光代理人 -LINK CLICK-』の世界にたっぷりと介入(ダイブ)してください!」、
櫻井さんから「最初の数話で作品の見方がわかると思います。深いドラマを味わい尽くしてください」、
そして豊永さんから「登場人物それぞれに葛藤や悩みが出てきます。『人ってこういうことあるよね?』と感じてもらえると思いますし、共感いただけるエピソードがあると思うので、お楽しみに!」とメッセージが送られ、トークイベントは終了した。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アニメ概要】
『時光代理人 -LINK CLICK-』
■放送情報
2022年1月より放送中!

TOKYO-MX:毎週日曜21:30~
BS11:毎週日曜22:30~
CS ホームドラマチャンネル:2022年2月26日より毎週土曜21:30~(2話連続)

■配信情報
Amazon Prime Videoにて1月9日(日)よりオリジナル版最速配信
ABEMAにて1月9日(日)より放送版地上波同時配信
ほか各配信プラットフォームにて配信

■イントロダクション
2021年4月よりbilibili動画にて配信されたオリジナルアニメーション「時光代理人 -LINK CLICK-」。
サスペンス、SFの要素に涙を誘う人間ドラマを融合させた本作は公開後瞬く間に人気を集め、世界規模のアニメ・マンガコミュニティ「MyAnimeList」では、勢いに乗る中国アニメの中でも最高位を記録。
bilibili動画では9.8点という圧倒的高評価を獲得し、配信開始わずか4か月で総再生回数1.6億回を突破した。
監督・脚本は「詩季織々」、「天官賜福」など世界的な注目を集める李豪凌リー・ハオリン(リー・ハオリン)が務め、キャラクターデザイン原案を韓国の人気イラストレーター・INPLICKが担当。
さらには美術監督の丹治匠(「秒速5センチメートル」「君の名は。」)やコミックス・ウェーブ・フィルム所属の音楽・天門(「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」)ら実力派スタッフも集結し、アニメーションの新境地を切り開いた。

■ストーリー
繁華街の一角に佇む「時光写真館」。
そのさびれたドアの奥には、特殊な能力を持った2人の男がいた——。
写真館を経営するのはトキ(程小時)とヒカル(陸光)。
トキの幼馴染・リン(喬苓)を通じて顧客から舞い込む依頼を遂行すべく、
「撮影者の意識にリンクし、写真の世界に入ることができる能力」を持つトキと、
「その写真の撮影後12時間の出来事を把握できる能力」を持つヒカルはコンビを組み、
過去を引きずるクライアントからの依頼を解決していく。
『絶対に過去の改変をしてはならない』ルールのもと依頼を遂行していた二人だが、
正義感の強いトキはつい過去に干渉してしまい、その行動はやがて少しずつ未来を変えていく——。

■スタッフ
監督・脚本:李 豪凌/リー・ハオリン
キャラクターデザイン原案:INPLICK
キャラクターデザイン:LAN、黄 思萌/ホワン・スーモン、熊 丹/ション・ダン
総演出・総作画監督:LAN
美術監督:丹治 匠、朝見知弥、朱 立朴/ジュー・リープー
撮影監督:山条裕香
音楽:天門、yuma yamaguchi、av4ln
アニメーション制作:瀾映画
日本版製作:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
株式会社アニプレックス

■日本語吹替版キャスト
トキ/程小時(チョン・シャオシー):豊永利行
ヒカル/陸光(ルー・グアン):櫻井孝宏
リン/喬苓(チャオ・リン):古賀 葵

■主題歌
日本版オープニングテーマ「Dive Back In Time」
bicaso feat. Gen Kakon(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
歌唱:Gen Kakon
作詞・作曲:魚麦 扣
編曲:Carlos K.
原曲歌唱・編曲:白鯊JAWS
日本版エンディングテーマ「OverThink」
bicaso feat. EAERAN(ソニー・ミュージックエンタテインメント)
歌唱:EAERAN
作詞・作曲:飯卡
日本語訳詞:SHiNNOSUKE (ROOKiEZ is PUNK’D, SINOBROWN)、EAERAN
編曲:Carlos K.

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