【プレゼントあり】「ジェットコースターのような第3期になります」『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』マイン役・井口裕香 インタビュー

By, 2021年12月6日



ある日突然「本のない世界」に転生してしまった、本好きな女子大生・本須麗乃。その世界で病弱な少女・マインとして生きることになった彼女は、様々な困難を乗り越えながら、出会った仲間たちとともに本作りにまい進する。
香月美夜原作の人気ライトノベル『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』(以下、『本好きの下剋上』)の第3期が2022年春に放送開始。今回はマインの技術を利用しようと企む貴族たちが現れたり、マインの家族に新しい命が誕生したりと、激動の物語が描かれる。
マイン役・井口裕香さんに今期の見どころをうかがった。

―まずは第1期、第2期を振り返っていただけますか?

井口裕香さん(以下、井口):マインは転生した最初、右も左もわからない状態でしたからね。まずは自分が信頼できる人を探すところから始まりましたが、だんだんと彼女を支えてくれる仲間たちが増えていったのがうれしかったです。

―特に印象的だった人物は?

井口:幼なじみのルッツですね。最初は次々に本に関する発明をしていくマインのことを「こいつ、何物だ?」と疑っていましたが、最終的には彼女のよき理解者になってくれたので。

―マインの“保護者”的立場である、フェルディナンド神官長の存在も大きかったと思います。

井口:最初はマインに対してちょっぴり怖い接し方をしてきましたが(笑)、いまではルッツと同じく、すごく頼りになる存在です。

―マインとフェルディナンドのSDキャラがコミカルなやり取りをする次回予告も、アニメの見所のひとつですよね。

井口:くだけた表情を見せてくれるフェルディナンドさんとマインとのやりとりは、とても貴重だと思います。次回予告だけでなく、本編でもマインたちがSDキャラになって説明をする一幕もあったり、それがいいアクセントになっているんです。

―印象的なシーンはありましたか?

井口:マインが何か難しいことを説明するシーンがあったのですが、本郷みつる監督から「もっとミュージカル調に、大げさに演じてみて」と言われまして。監督が本作をどのように描いていきたいのかを垣間見ることができる出来事でした。

―第3期のアフレコはどのような環境で行なわれてきましたか?

井口:4名までしか一緒に録ることができなかったので、私はその話数で一番絡みの多い方と掛け合いをしていました。基本的に(フェルディナンド役の)速水奨さんや(ジルヴェスター役の)井上和彦さん、(ベーゼヴァンス神殿長役の)星野充昭さんといった“神殿組”のみなさんと一緒に録ることが多かったです。
それと、私たちが最初に録ることが多く、ほかのキャストさんの演技をイメージしながらになってしまうのが大変でした。でも第1期、第2期とやってきたこともあり、キャストさんの声を脳内で再生しながら臨むことができました。

―ほかに、演じるうえで苦労したことはありますか?

井口:ドラマCDやオーディオブックサービスの「Audible」など、アニメと並行して先のエピソードの収録があったんです。なので、(先のエピソードを経た)親密さをついつい出してしまう……みたいなことがあり、距離感の調整が大変でしたね。

―第3期の見所を教えてください。

井口:側仕えのデリアに“子どものような存在”ができたこと、でしょうか? 守りたいもののために奮闘する姿が本当にいじらしいんです。ほかにも詳しくは言えませんが「この人物にこんな一面があったんだ」というのがわかるシーンもあります。毎回様々なことが起こり、まるでジェットコースターのような内容になっていると思いますので、楽しみにしていただきたいです。

―最後に、メッセージをお願いします。

井口:みなさんのおかげで第3期の制作がきまりました。果たしてマインは大好きな本作りを続けていくことができるのか? その目で確かめてください!

<インタビュアー/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>

【アニメ概要】

『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』
2022年4月TOKYO MX、BSフジ他にてTVアニメ第3期の放送開始が決定!

【再放送情報】
2021年10月よりTOKYO MX、BSフジにてTVアニメ第1期&2期再放送中!
TOKYO MX:10月6日より毎週水曜日22:00~
BSフジ:10月6日より毎週水曜日24:30~
※放送予定は都合により変更になる可能性がございます。

■INTRODUCTION
誰もが本を読める世界へ――!

神殿の青色巫女見習いになったマインは、ルッツやトゥーリ、孤児院の子供たちと共に、子供用の聖典絵本を作った。
マインの本への情熱は高まるばかり。ヨハンやハイディにグーテンベルクの称号を与え、次なる目標・活版印刷を目指す。

だが、そんなマインの行く手に暗雲が立ちこめる。
強大な魔力と不思議な知識をもつマインに利用価値を見出した貴族や、マインに恨みをもつ貴族が、マインを密かに狙っていたのだ。
安全のため、マインには護衛騎士がつくことになった。
さらに、フェルディナンドはマインに、貴族であるカルステッドの養女になるようにと命ずる。
それはマインの身を守るための命令だったが、大切な家族と離れたくないマインは受け入れることができない。

そんな中、マインの家族に新しい命が誕生する。
エーファがカミルを出産。マインは姉となったのだ。
そして、神殿では身食いの捨て子、ディルクを育てることに。側仕え見習いのデリアはディルクを家族同然に可愛がるようになる。
守りたいものが増える中、マインを狙う魔の手はすぐ近くまで迫っていた。

マインはどうなってしまうのか!?

■CAST
マイン:井口裕香
フェルディナンド:速水 奨
ジルヴェスター:井上和彦
カルステッド:森川智之
ダームエル:梅原裕一郎
ルッツ:田村睦心
ベンノ:子安武人
トゥーリ:中島 愛
ギュンター:小山剛志
エーファ:折笠富美子
オットー:日野 聡
コリンナ:衣川里佳
マルク:前野智昭
フリーダ:内田 彩
ギル:三瓶由布子
フラン:狩野 翔
デリア:都丸ちよ
ロジーナ:鈴木みのり
ヴィルマ:安野希世乃

■STAFF
原作:『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』
(TOブックス刊)著者:香月美夜/イラスト:椎名 優

監督:本郷みつる
シリーズ構成・脚本:國澤真理子
キャラクターデザイン:柳田義明、海谷敏久、松苗はる香
総作画監督:遠藤江美子、大竹紀子
プロップデザイン:ヒラタリョウ
美術監督:木下了香
美術設定:天田俊貴
色彩設定:一瀬美代子
撮影監督:北村直樹
編集:長坂智樹
音響監督:渡辺 淳
音響効果:倉橋裕宗
音響制作:岡村信治
音楽:未知瑠
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:亜細亜堂

【書籍概要】

<ジュニア文庫>
『本好きの下剋上 第二部 神殿の巫女見習い3』
作:香月美夜/絵:椎名優
●発売日:発売中(2021年12月1日(水)発売)

●660円(税込)


<原作小説>
『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』第五部「女神の化身Ⅶ」
著:香月美夜/イラスト:椎名優
●発売日:2021年12月10日(金)

●予価:1,320円(税込)
※全国の書店&TOブックスオンラインストアで予約受付中!

●アニメ公式サイト
http://booklove-anime.jp/
●アニメ公式ツイッター
https://twitter.com/anime_booklove

(C)香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会2020

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ご希望の方は『れポたま!』公式ツイッター@repotama(https://twitter.com/repotama/)をフォローし、当該記事のツイートをリツイートしてください。当選者にはDMにてこちらからご連絡させていただきます。
応募締め切り:2021年12月24日(金)23:59まで