笑いあり、涙ありの大団円!「あみあみチャンネル ニューエイジ」ファイナルイベント(夜の部)レポート

By, 2021年12月17日



ニコニコ生放送やYouTubeで2021年10月まで配信されていた、新進気鋭の新人・若手声優にフィーチャーした配信番組「あみあみチャンネル ニューエイジ」。コンテンツの完結を記念したイベントが11月20日(土)、東京・科学技術館サイエンスホールで開催された。
本イベントには『田嶌紗蘭の今日はなにまる?』から田嶌紗蘭さん、『根本京里のあなたとみやりんく』から根本京里さん、『野中深愛のみお様に尽くしなさい!』から野中深愛さん、『山田美鈴の山あり谷あり美鈴あり』から山田美鈴さん、そして『幸村恵理のエニタイムえりタイム!』から幸村恵理さんが登壇した。

 

最初のコーナーは、ほかのメンバーに聞きたいことを自由に挙げていく「個人クエスチョントーク」。まずはこの日、残念ながら参加できなかった『緒方佑奈のおおがた育成計画』の緒方佑奈さんからのビデオメッセージが紹介された。
「番組を通して、たくさん成長することができました!」と笑顔で語った緒方さんは、ほかのメンバーをベタ褒めしつつ「リスナーさんのコメントやおたよりがあったからこそ、最後まで配信ができました。番組で学んだことを次に生かしていきたいです!」と宣言し、会場からは大きな拍手が上がった。

ここからは会場のメンバー同士の質問タイム。山田さんから「バラエティー性はいつ開花したの?」と聞かれた田嶌さんは「私は私のまま生まれてきたんだよ」という個性的な回答をし、笑いを誘っていた。
さらに幸村さんから、「(あざとさ全開でお送りする)『これって…技あり?』コーナーで披露された一番のあざといと思った属性は?」と聞かれた根本さんは「ツンデレ属性」と答え、その場でツンデレ演技を実践。さらに、田嶌さんから「筋トレの成果を見せて」とお願いされた野中さんは、自慢の“二の腕”を披露し、どちらも拍手喝采だった。
そしてとどめとばかりに田嶌さんから「カメラに向かって投げキッスをして!」とお願いされた幸村さんが渾身のキスを振りまき、コーナーは幕を閉じた。

 

続いては、各番組のコラボコーナー。
箱の中に書かれた文章で、物語の最初と最後を決め、5人がアドリブでストーリーをつないでいく。途中、選ばれたひとりが「あざといセリフ」を必ず入れなくてはならない、というルール。
「記憶喪失になった主人公が最終的に『もう恋なんてしないなんて、言わないからね』というセリフで締める」、「それは青天の霹靂だった」から「そして警察に追われる生活はまだまだ続く」という難度の高い物語設定に(あざとさも交えて)次々応えていく5人。ファンの拍手の大きさで成功かどうか決まるのだが、どの“演目”にも温かい拍手が贈られた。

「君ならできる! NewAgeスター」は、スタッフからの「無茶ぶり」にメンバーたちが応えていくコーナー。「(腹話術師・いっこく堂の)『あれ? 声が遅れて 聞こえてくるよ』を披露」、「自分が一番カワイイと思うポーズを披露」などのお題が出され、誰がチャレンジャーになるかを5人の間で投票。最も多くから指名されたメンバーが挑戦していった。そんななか「会場の上手から下手まで、ただ走り抜けろ」というお題には田嶌さんが挑戦。最初は躊躇していたが、走り出したら止まらない彼女のオンステージとなった。

最後のコーナーは朗読劇。若くして病気で天へと旅立った母親(演:幸村さん)から4姉妹へ向けて残されたビデオメッセージが読み上げられ、気持ちを強く持って生きていくことを決意した子どもたちの物語が披露された。その感動的な内容に、場内からはすすり泣く声が上がっていた。

イベントのラストはメンバーと番組プロデューサーから「あみあみチャンネル ニューエイジ」を応援してくれたすべてのファンに向けて感謝の言葉が贈られ、登壇者から両手が振られるなか、イベントは終了。大団円を迎えたのだった。

なお、番組プロデューサーによると、「あみあみチャンネル ニューエイジ」のニコニコチャンネルについては、年明けにリニューアルを行い、再始動予定とのこと。今後の展開も、期待して待ちたい。

<レポーター・カメラマン/ダンディ佐伯・文責(編集)『れポたま!』編集部>
☆ページ下部に写真一覧あり。

●ニコニコ動画「あみあみチャンネル ニューエイジ」
https://ch.nicovideo.jp/amiami-na
●「あみあみチャンネルニューエイジ」公式ツイッター
@amiami_newage