【れポたま!独占!】ふたりの桃太郎とウサギが鬼退治に出発! TVアニメ「ピーチボーイリバーサイド」サリー役・白石晴香、ミコト役・東山奈央、フラウ役・M・A・O インタビュー

By, 2021年7月8日



『少年マガジンR』にて連載中、クール教信者・ヨハネによる人気コミックが2021年7月より放送中! 小国・アルダレイクの姫であるサリーが、“魔物狩り”と呼ばれる少年・ミコトと出会い、さらに行き倒れとなっていたところを助けた亜人・フラウとともに「鬼退治」の旅に出ることとなる。
メインキャストを務めるサリー(サルトリーヌ・アルダイク)役の白石晴香さん、ミコト(キビツミコト)役の東山奈央さん、フラウ役のM・A・Oさんに話をおうかがいしました!!

―役が決まったときの、率直な感想をお願いします。

白石晴香さん(以下、白石):私は、サリーみたいに先頭に立ってどんどん突き進んでいくキャラクターを、これまであまり演じたことがなかったので、このような役に挑戦できてうれしかったです。

東山奈央さん(以下、東山):「ミコトを受けたいです」と マネージャーさんに言ったら驚かれました。ミコトの声が自然と聞こえるような気がしたので、本当に役に決まったときは「これはお導きかも」と思いましたね。

M・A・Oさん(以下、M・A・O):フラウはいままであまり出会ったことのないタイプのキャラクターだったので、オーディションのときから非常に難しさを感じていました。自分なりの解釈を信じて演じさせていただいたので、役が決まったと知って本当にうれしかったです!

―それぞれ、演じたキャラクターの紹介をお願いします。

白石:サリーは「外の世界に出たい」という気持ちがとても強く、「外の世界の厳しさ」を目の当たりにしても、持ち前の「芯の強さ」で乗り越えていく女の子です。

東山:ミコトは一見すると好青年で、サリーと出会うときもとても優しく接していたのですが、ひとたび鬼と対峙したときの残酷さがすごくて、そのギャップが印象的です。

M・A・O:フラウは「卯人」と呼ばれる種族で人間に忌み嫌われる存在ですが、そのことに悲観的にならず、冷静でいられるところがすごいなと思います。
セーラー服を着ていて、とても可愛らしい風貌なのですが、顔や身体がどのような触感をしているのか気になります(笑)

東山:フラウは獣っぽくもあるし、中性的な雰囲気を持ち合わせたキャラクターですし、私はなかなか声のイメージが浮かばなくて。だから私は最初から受けず、まさにお導きのある方に演じてもらえればって思っていました(笑)。M・A・Oちゃんのお芝居は確かにぴったり!

M・A・O:ありがとうございます!

白石:私はミコト役を女性(東山さん)が演じられるということにすごく驚きました。最初に東山さんとご一緒したのがPVの収録でしたが、そのとき思わず「ミコトだ!」と叫びたくなるような演技をされていて「さすが東山さんだ……!」、と思いました。

―PV収録が、アニメのアフレコにもつながっていったということですね。

東山:はい、アフレコの前に一度演じる機会があってよかったです!
私はテープオーディションだったため、音声を送ったときは「もっと男性っぽく、女性っぽく」というのがわからなかったのですが、PV録りのときに「もっと低く」とディレクションされ、声の低さの限界までチャレンジしました(笑)

―アニメのアフレコでの思い出はありますか?

東山:実は私、サリーの「サルトリーヌ」という名前が「猿、鳥、犬」から来ているということになかなか気づかなかったんです!

白石:物語の中盤くらいの収録をしていたとき、東山さんから「ねえ、知ってた?」と聞かれたので「は、はい……」とおずおずと答えたのを覚えています(笑)

―公式ホームページには、略称の「サリー」としか書かれていないので、原作ファンにしかわからないかもしれないですよ。

東山:そうなんですか? じゃあ原作もあわせて読んでいただかないと! 読者のみなさん、よろしくお願いします(笑)。ちなみにディレクションで印象に残っているのは、とあるシーンで「ここはイケボで」と言われたことで……(笑)
いままでで初めてのディレクションでしたね。女の子がキャーとなるような芝居を一生懸命考えました。

白石:あれは完璧なイケボでした! 完全にやられちゃいました……。

東山:本当!? うれしい! ちなみに、日常シーンで演じましたので、どの場面なのか、ぜひ探してみてください(笑)

―本作は『桃太郎』が元になっていますが、みなさんが小さいころに読んだ昔話や童話で印象に残っているものは?

東山:『ヘンゼルとグレーテル』です。子どもでしたし、「お菓子の家」のインパクトがすごかったのを覚えています。本当は怖いお話なんですけどね(苦笑)

白石:私は『手ぶくろを買いに』です。子ぎつねが人間に変身し、人間の住む街に降りていくのですが、手の変身が解けてしまうんですね。優しい店員さんが、きつねとわかった上で手ぶくろを売ってくれる……というハートフルなお話で、いまでも好きです。

M・A・O:寝るときに母親が『赤ずきんちゃん』を読んでくれていたのですが、ちゃんとキャラクター(オオカミ)を演じわけていて、怖くて寝られませんでした(笑)

―最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

M・A・O:様々な信念を持ったキャラクターたちがたくさん登場します。サリー一行とどのように関係していくのか、ご注目ください!

東山:本作にはテレビアニメ版ならではの「謎解き」要素があります。原作とはまた違った構成になっているので、単純に「次回へ続く」とはならず、次の話では時間軸も全然違う別のシーンから始まる……みたいなこともありますので。そちらも堪能していただきたいです!

白石:私自身演じながら、サリーの成長していく姿に勇気をもらいました。サリーたちの旅、彼女の成長を一緒に見守っていただけたらうれしいです。ぜひご覧ください!

<Text/ダンディ佐伯>

【作品情報】
【放送・配信情報】
2021年7月1日(木)よりTOKYO MX、BS日テレほかにて放送中

・TV放送
TOKYO MX 7月1日(木)より毎週木曜22:00〜
BS日テレ 7月1日(木)より毎週木曜23:30〜
AT-X 7月1日(木)より毎週木曜23:30〜
J:テレ 7月7日(水)より毎週水曜25:00〜

・配信
dアニメストア 7月1日(木)22:30より先行配信スタート 毎週木曜22:30より順次配信
Amazon Prime Video 7月5日(月)0:00より配信スタート 毎週月曜0:00より順次配信

以下配信サイトでも、7月8日(木)0:00より順次配信開始
■最新話1週間無料配信
ABEMA/GYAO! /ニコニコチャンネル/U-NEXT
■見放題配信
ABEMA/FOD/U-NEXT/アニメ放題/Netflix/dTV/バンダイチャンネル/
ひかりTV/Hulu/J:COMオンデマンド/milplus
■その他配信サービス
ビデオマーケット/DMM.com/GYAO!ストア/COCORO VIDEO/HAPPY! 動画/TELASA/music.jp/TSUTAYA TV/クランクイン! ビデオ/Rakuten TV/
Google Play/ムービーフル Plus

【イントロダクション】
昔々のお話です。ある所におじいさんとおばあさんがおりました。
おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に──(中略)
ついには鬼を退治しましたが、外国にも鬼がいるようなので…
桃太郎は海を渡りました。
すごいのは倒したこと 喜ぶべきは救ったこと ただ一つ…駄目だったことは……
────楽しんだこと
これはもしもの話だが……
もし流れてきた大きな桃が一つではないとしたら…
日本に流れてきた桃が複数あるうちの一つに過ぎないとしたら…

【スタッフ】
原作:クール教信者・ヨハネ
(講談社「少年マガジン R」「マガポケ」連載)
監督:上田 繁
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:栗田聡美、加藤真人
プロップデザイン:今門卓也
色彩設計:斉藤麻記
美術監督:福島孝喜
美術設定:曽野由大
撮影監督:長谷川奈穂
編集:本田優規
音響監督:田中 亮
音楽:中橋孝晃
アニメーション制作:旭プロダクション

【キャスト】
サリー:白石晴香
ミコト:東山奈央
フラウ:M・A・O
ホーソン:増田俊樹
キャロット:戸田めぐみ
犬:斉藤次郎
ミリア:峯田茉優
ウィニー:戸松 遥
皇鬼:平川大輔
轟鬼:村井美里
ジュセリノ:久保ユリカ
アトラ:鈴華ゆう子

オープニングテーマ:Q-MHz feat.鈴華ゆう子「Dark spiral journey」
エンディングテーマ:ミテイノハナシ「夜を越える足音」

■公式HP http://peachboyriverside.com
■公式Twitter @peachboy_anime

(c)クール教信者・ヨハネ/講談社/「ピーチボーイリバーサイド」製作委員会