Zweiの初のデジタルシングル「The way」が9月5日に配信開始となった。
同じく初となる配信ライブで初披露された同曲は、切なさと力強さが同居した「聴く人たちの背中を優しく押してあげる」、自ら新境地を開いたナンバーとなっている。
―リリース前日の9月4日、初の配信ライブ「Zwei OnlineLive 2020 -The way-」が行なわれました。
Meguさん(以下、Megu):Zweiにとってはじめての試みだったのですが、まずはライブをやれたことがうれしいですね。
画面を通じてという形ですが、生でのパフォーマンスを感じてほしかったですし、実際に「ライブに行った感覚で楽しめました」という感想をいただけてよかったです。
Ayumuさん(以下、Ayumu):高田馬場の「CLUB PHASE」というライブハウスでやらせていただいたのですが、貸切状態でできたのが、とても新鮮でした。ちなみにライブ中のMCでも披露させていただきましたが、ライブハウスのロビーを広々と使い、「龍」という文字を大きな半紙に筆で書きました。
―無観客ですし、本番中はやりづらかった、というのはありませんでした?
Megu:「みんなを楽しませたい」という心は変わらなかったですが、その姿が見えなかったり、カメラへの目線をどう送ったらいいのかなど、戸惑いも正直ありました。
でもデビューから16年目にして、こういう新しいことに挑戦できたのはよかったです。「純粋に音楽を聴いてほしい」という気持ちでライブに臨みました。
―自分もライブを配信で拝見したのですが、画面の前で、ライブ恒例の「わっしょい」コールをさせていただきました。
Megu:うれしいです! 画面越しだと、みなさんがどうやってライブの模様をご覧になっているのかわからないじゃないですか。お酒を飲みながらなのか、サイリウムを振りながらなのか……。
Ayumu:ライブの視聴者代表として体験談をいただけたのがうれしいです(笑)。
―「The way」を披露した感想をお聞かせください。
Ayumu:MusicVideoも作らせていただいたのですが、私たちをシンプルに見せたいという想いが一番強かったです。
ここまでZweiとしてやってきたことを体現したいと思いましたし、「コロナ禍のなかでどう生きていくのか」というのを映像でお見せしたい気持ちもありまして。レコーディングでは、とても柔らかな気持ちで歌わせていただきました。
Megu:Zweiはロックで強い歌を歌うイメージを持っていただくことが多いのですが、「The way」では「温かみ」を表現したかったんです。
毎日を不安に過ごしている人が多いと思うのですが、私たちにどんなことができるのかを考えたとき、シンプルだけど「包み込むような愛」を感じてもらえるような曲を披露したい、という気持ちがありまして。弾いていて温かい気持ちになります。
―Ayumuさんは、歌う上で大変だったところはありましたか?
Ayumu:Aメロがラップ調なのですが、私にとっては初体験のメロディでして。この曲をどのように歌えば柔らかく聴こえるのか考えていたのですが、納得する歌い方がなかなかできずに、何度も歌い直しました。
Megu:仮歌を聴いたとき、Ayumuさんとはかなり違う声質や歌い方だと感じたので「Ayumuさんが歌ったら、まったく違う曲になるだろうな」という確信がありました。Zweiとしての挑戦になるでしょうし、「これ、相当カッコよくなるぞ!」とワクワクしました。
―歌詞も、心に響くものがありますよね。
Megu:こういう時期だからこそ、余計に心に入ってくるんです。作詞をされたimmiさんには、どんな気持ちで書かれたのかをいつかお聞きしたいですね。
私たちの心の奥底って、なかなか表現できないものがあるじゃないですか。それを数分の曲のなかで表現するのって至難の業じゃないですか。「The way」の歌詞は、私たちの心を見事に代弁してくれているんです。
―ライブの最後に記された、ふたりからのメッセージにも強い意志が込められています。
Megu:デリケートな部分もありますが、私のなかではすぐに言葉が思い浮かびました。「みんなが穏やかに前を向いて進んでくれればいい」という一心で書きましたので、共感してもらえたらうれしいですね。
Ayumu:私もMeguさんと同じで「あまり色々なことに囚われていたら前に進めないので、肩の力を抜いて、まっすぐに歩んでほしい」、という気持ちを文章にしました。
―人類がいま置かれている状況に対しての、おふたりの見解も入っていると。
Megu:この半年で、エンタメ業界も大きく変化しました。この前の配信ライブもそうですし、みんな、変化を享受していかなければならなかったと思います。
Ayumu:今の状況が収束すれば生活は「元に戻る」という人がいるじゃないですか。でも恐らく元には戻らないと思うし、コロナ禍で考えられた妙案を使って、前に進むことが一番大事だと思うんです。有名人、一般の方問わず、自分たちで配信プラットフォームを作る傾向も強くなってきましたし、そう考えると面白い世の中になりましたよね。
Megu:人は何かを失いそうになると何かを作ろうとするじゃないですか。「人間ってすごい」と改めて思いました。それが人類にとっての「The way」なのかもしれませんね。
―オンラインライブの第2弾が年末に開催されることが発表されました。
Ayumu:すごくビックリしています。2020年を締める公演になると思うので、コロナ禍で荒んだ気持ちををぶっ飛ばすくらいのカッコいいライブにしたいです!
Megu:またライブができるのが純粋にうれしいですし、みなさんと同じ時間を共有できますので、パワーアップした姿をご覧に入れたいですね。
―最後に、メッセージをお願いします。
Megu:今回は配信ライブという形でみなさんにいまのZweiをお見せすることができました。「音楽を続けてきてよかった」と改めて思いましたので、これからも新たなことにどんどん挑戦していきたいです。
Ayumu:こういう状況に置かれたことにより、これまでとらわれていた概念から解放されたという考え方もできると思うんです。その考えを推進力に変えていくことができれば、それがあなたにとっての「The way」だと思うので、一緒に頑張っていきましょう!
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
【デジタルシングル概要】
「The way」
好評配信中
作詞:immi
作曲:A-Bee/immi
編曲:A-Bee
品番:FPBD-0597
発売元:MAGES.
販売元:MAGES.
<収録内容>
01.The way
02.The way(Off Vocal)
【ショートMV】
●Zwei オフィシャルYouTubeチャンネル「Zwei Channel」
https://www.youtube.com/channel/UCM5NhdTwRqBClBHD9qipsyA
●Zwei オフィシャルサイト
http://zweima.com/
●Zwei オフィシャルツイッター
infoZwei
●Megu オフィシャルツイッター
@Zwei_Megu
●Ayumu オフィシャルツイッター
@2Zwei2
【プレゼント】
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