大好評のうちに幕を閉じたテレビアニメ『邪神ちゃんドロップキック’』のコラボカフェが6月19日~7月5日まで東京・The Neworder Table渋谷駅店にて開催された。
最終日となった7月5日には、ミノス役・小見川千明さんを招いてのイベントが開催され、コラボカフェ内で販売されていたスクラッチくじで参加券を引き当てた邪教徒(ファン)の前でトークショーを繰り広げた。
なお、この模様は『邪神ちゃん』のファンクラブ「邪教倶楽部」メンバー向けにも中継され、全国の邪教徒たちがリアルタイムでイベントを楽しむことができた。
【第一部 レポート】
イベントは小見川さんと名物宣伝プロデューサー・柳瀬さんによって進行。
久々のリアルイベントに、集まった選ばれし邪教徒たちは大盛り上がり!
フリートークでは、再会を祝してみんなで乾杯。ちなみに小見川さんは『ぺこらの堕天使ラテ』をチョイスしていた。
また、小見川さんから『マスクケースを作って』とおねだりがあると、柳瀬Pが既にマスク業者に見積りを取っていたことが判明! 会場からは拍手が贈られた。
8月8日(土)開催のオンラインフェスイベント『邪神ちゃんドロップキック’サバートニック』の話題では、イベント後、直接出演者に会うことのできる「アフターパーティー」に参加できるなど、様々な特典がついてくる超VIPチケット「ATM席(50,000円+税 也/限定20枚)」が、わずか1日で60席以上の応募があったとの報告があり、ざわめく会場(笑)。
なお、今回のカフェでは小見川さん演じるミノスのコラボフード「ローストビーフ100%丼」が販売されていたのだが、イベント開始時点の人気ランキングは、まさかの3位……。
ただ、上位との差はほんの少しということで、この日に逆転できる可能性が十分あるということが判明し、元気を取り戻した小見川さん! 柳瀬さんも「みなさん、どんどん食べて逆転しましょう。スタッフも頑張ります!」と意気込んでいた。
邪教徒でも答えるのが難しい、ガチの問題も多数飛び出した『○×クイズ』では、カフェに掲出されているミノスのイラストについて「ミノスだけ、何故かキービジュアルのイラストしか使われてない!」とマジのダメ出しが……(笑)。
続いて、第1部では「懺悔コーナー」が展開。小見川さんに対して懺悔したいことがある邪教徒たちが次々に懺悔を行ない、お眼鏡にかなった(?)者にはご褒美として小見川さんから「ケツバットの刑」が贈られた。
また、普段から「小見川さん」と呼ばれることの多い小見川さんに対し、「なにか呼ばれたい呼び方はありますか?」との質問に対して「『小見川様』で!」と笑顔で回答。邪教徒たちからさっそく「小見川様~!」と崇められ、満足げな表情を浮かべていた。
【第二部 レポート】
第二部ではいきなり朗報が! 第一部で売り上げランキング3位につけていた「ローストビーフ100%丼」が、ここで見事一位に躍り出たことが判
明! 大よろこびの小見川さんだった。
フリートークでは、柳瀬Pから「ぺこら役の小坂井祐莉絵さんと、ぽぽろん役の佐々木李子さんが、コラボカフェを訪れた際、キャッキャウフフしたり歌ったりしていた」との情報が。ちなみに邪教徒と思われるお客さんもいたそうだが、声を掛けずに「尊い……」とつぶやきながらふたりのやり取りを見守っていたそう(笑)。
一方の小見川さんは「そろそろミノスの新しいキャラソンが欲しい!」とおねだりしていた。
第二部の『○×クイズ』では、この日がコラボカフェ最終日ということで大盤振る舞いが行なわれた。
クイズ正解者はもちろん、途中で敗退してしまった邪教徒たちを含め、最終的に、飾られたパネルを全部プレゼントすることに! しかも、演じたキャストのサインの入っていないパネルには、小見川さんがその場でサインを入れるというサービスっぷりだった。第二部では「相談コーナー」が展開。「コロナ太り」などの相談に対し、的確な回答をバシバシと贈っていた。もちろん随所で「ケツバット」も炸裂し、邪教徒たちからは歓喜の悲鳴が上がっていたのだった。
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☆イベントを終えた小見川さんと柳瀬Pにお話をうかがいました!
―久しぶりのリアルイベント、いかがでしたか?
小見川千明さん(以下、小見川):邪教徒のみなさんにお会いできたのが約6ヶ月ぶりでしたからね……本当に感無量です。
柳瀬プロデューサー(以下、柳瀬P):本当に密度が高かったです! イベントには
「流れ」があるのですが、オンラインでのイベントだと一拍遅れてしまうんです。それに対してリアルイベントの場合は、すぐに反応が返ってきますし、我々がそこにさらに乗っかっていって……という流れで、会場のボルテージがどんどん上がっていくんです。それが今日、実現できました!
小見川:オンラインのイベントも楽しいのですが、リアルイベントだと「一緒にイベントを作っている感」がすごく強く感じられます。顔が見えるという安心感もありますし。
空気感を共有することの大事さを改めて感じました。
柳瀬P:この差って、テクノロジーが解決してくれるものだと思います?
小見川:私個人の意見としては、厳しいと思います。同じ空気を吸っているというのは大きいでしょうし。
柳瀬P:大きな会場を満席にするようなイベントを手がけている人の話を聞く機会があるのですが、そういう人たちって「イベントで自分たちの作ったものをファンに届けたい、見てもらいたい」という感覚なんだ、というのを感じました。
『邪神ちゃん』のイベントは「みんなで作る」という感覚に近いと思うので、考え方が根本的に違うのかな、と。
小見川:確かに! 今日のイベントをやってみて「邪教徒あっての『邪神ちゃん』なんだな」というのを実感しました。
でもそれって逆に、いわゆるアットホームさが強くなりすぎて、新規の方が入りづらい雰囲気になるんじゃないかな、という懸念もあるんです。
―今日のイベントでは、新人の邪教徒さんに対し、常連邪教徒さんたちから「賞品を優先して渡してあげて」という声もあがりました。
小見川:あの出来事には感動しました! 新規で入ってくれた方たちがいるのもうれしいですし、その新人さんたちに対して配慮してくれるオールド邪教徒の姿を見たら、もう……!
柳瀬P:『邪神ちゃん』は、「たこつぼ化」させてしまってはいけないコンテンツなんです。ですので、常に「新規ファンを獲得していこう」という意識をみんなで共有しているので、こうして新人さんが入ってくると、みんなで「ようこそ!」「ようこそ!」って対応してくれるのがうれしいです。
特撮ファンにも、そういう気持ちで、興味を持ってくれた人を受け入れようとする方が多いみたいですね。
小見川:『宝塚』のファンも同じような信念を持っていると聞いたことがあります!
『邪神ちゃん』の場合は、柳瀬Pが邪教徒たちに向けて、しっかりと方向性を伝えているからこそ、進んで協力してくださっていると思います。
そこで友好的に接してくれた邪教徒がまた、新しく入ってきてくれた邪教徒に対して友好的に接してあげて……という好循環が広がっていくんじゃないでしょうか?
柳瀬P:いいこと言ってくれますね(笑)。でも、でも「つまらない日々が『邪神ちゃん』を知って楽しくなった」と言ってくれている人もいますし、幸せの輪を広げていけているなら、僕らもこれ幸いです。
小見川:『邪神ちゃん』で社会貢献も、きっとできますよ! ちなみにアニメ第二期が終わって、ファン層はどうなりました?
柳瀬P:すごく増えました。第一期のときは、作品を知らない人がたくさんいて、そして作り手側もどう開拓していいのかわからず、お互いに探り探りだったこともありましたが、たくさんのニュースをお届けしてきたことにより「作品のことはよく知らないけど、なんだかすごそう」と思ってくれた人が増えた、という手ごたえを感じました。
そして迎えた第二期では、放送のたびにSNSでトレンド入りしていましたし、こうして数字でも表れたんです。
小見川:確かに、第一期では「ほふく前進」しつつ、トライ&エラーでやってきたものが、第二期で一気に爆発したなあ、というのは感じています。
―このご時世ですし、制作が止まってしまった作品も多数あるなかで、最後まで制作が終了していた、というのも大きかったのではないかと。
小見川:そうですね。ですから、オンラインになってしまったとは言え、安心してイベントの施策などもできましたからね。
柳瀬P:「話題の春アニメ特集」のような記事でも『邪神ちゃん』の名前は、まず挙がっていましたから。とてもありがたいです。
小見川:キャストさんも作品のことは大好きなのですが、何より原作者のユキヲ先生の『邪神ちゃん』に対する愛があふれまくっていて。イベント開催のたびにメッセージを贈ってくださったり、記念イラストを描いてくださったり。こんなに協力的な原作者さんって、ほかにいないんじゃないかと思うくらいで。
柳瀬P:そして、作品を我々に預けてくださっているおかげで、アニメ製作者側も自由にやれているんですよ。
小見川:本当にいい方です! ユキヲ先生もそうですが、『邪神ちゃん』を支えてくださっている制作チームやアニメーターの方など、裏方さんをフィーチャーした企画もぜひしてみたいです!
柳瀬P:それ、いいですね! 考えておきます!
―次は8月8日(土)開催の『邪神ちゃんドロップキック’サバートニック』に向けて、邪教徒をはじめ、みなさん準備に余念がないのでは?
柳瀬P:そうだとありがたいです。
ちなみに、試飲会はこれからなのですが、イベントあわせでレシピを公開予定の「邪神トニック」は、どうやらきゅうりがベースになっているみたいです。聞いた話によると、考案してくださった、ニューヨークで有名なバーの店主いわく「きゅうりって、邪神ちゃんを連想させますよね?」ということで「この人、本物やん!」ということで(笑)。ライブともども、楽しみにしていただきたいですね。
<Text・Photo/ダンディ佐伯>
☆ページ下部に写真一覧あり。
【イベント概要】
公演タイトル:邪神ちゃんドロップキック’サバートニック
配信日:8月8日(土)
開場/開演: 14時30分/15時00分
アーカイブ配信: あり (8月9日(日) 23:59まで)
配信:Stagecrowd (URLは7月10日(金)20時発表)
【出演者】
ZAMB、デスティニー・ノイジー(邪神ちゃん:鈴木愛奈、花園ゆりね:大森日雅)、halca、フォーリンポップ(ぺこら:小坂井祐莉絵、ぽぽろん:佐々木李子、ぴの:山田麻莉奈)
【五十音順】
司会:栁瀬一樹(宣伝プロデューサー)、原奈津子
【チケット情報】
チケット詳細はこちら: http://jashinchan.com/?p=2849
チケット発売日時間: 7月10日(金)20時~
ATM席抽選期間: 7月4日(土)16時~7月8日(水)23時59分
<チケット券種>
1.¥2,200+税 缶バッジ付きオンラインチケット
・ユキヲ先生描き下ろし「サバトニ缶バッジ」
・「邪神トニック」ドリンクレシピ
※送料込み
2.¥6,500+税 サバトニグッズ&エンドロールへの邪教ネーム掲載権付きオンラインチケット
・イベントSTUFF Tシャツ [M, L, XL]3サイズ展開
・フェスリストバンド(合成紙バンド)
・「邪神トニック」ドリンクレシピ
・ユキヲ先生描き下ろし「サバトニ缶バッジ」
・エンドロール名前(邪教ネーム)掲載権(※7月31日(金)受付完了分まで対応)
※送料込み
3.50,000+税 サバトニグッズ&ATM特典付きオンラインチケット(事前抽選20名様のみ)
・出演者直筆サイン入りスペシャルSTUFF Tシャツ
・フェスリストバンドATMパス(合成紙バンド)
・「邪神トニック」ドリンクレシピ
・ユキヲ先生描き下ろし「サバトニ缶バッジ」
・エンドロールスペシャルクレジット掲載権(エンドロールの「ATM」欄に大きく掲載)
・アフターパーティー参加権(8月8日18時(予定)都内某所にて開催されるアフターパーティーにご招待。アーティストたちに直接イベントの感想を伝えることができます!)
※アフターパーティー
出演(予定): halca、ZAMB、大森日雅(花園ゆりね役)、小坂井祐莉絵(ぺこら役)、原奈津子(橘芽依役)、栁瀬一樹(宣伝プロデューサー)
※ただし社会的情勢を鑑みた上で当日はオンライン参加となる可能性があることをご了承下さい。
日時: 2020年8月8日18時(予定)
場所: 都内某所(参加者のみにお知らせいたします)
※送料込み
【注意事項】
グッズの発送は日本国内(離島除く)に限らせていただきます。ご了承下さい。
【チケット購入方法】
①缶バッジ付き一般チケット②グッズ&特典付きチケット
7月10日(金)20時に購入ページURLを公式HP・SNS等にて発表いたします。抽選は行わず、何枚でもチケットを購入することができます。7月23日(木)まで受付完了分につきましては7月31日(金)頃グッズを発送いたします。
<ATMチケット>
チケット詳細ページ( http://jashinchan.com/?p=2849 )内の応募フォームより受付いたします(〆7/8)。7月9日に公式ツイッターにて抽選結果を発表いたします。
当選者の方には個別にメールにてご連絡をいたします。チケット代のお支払いは銀行振り込みのみとさせていただきます。
●アニメ公式サイト
http://jashinchan.com/
●アニメ公式Twitter
https://twitter.com/jashinchan_PJ
●邪教倶楽部(ファンクラブ)
https://fanicon.net/fancommunities/1012
(C)ユキヲ・COMICメテオ/邪神ちゃんドロップキック’製作委員会